5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

カテゴリー: システム関連

  • インクがなくなったので、新しいプリンタを買う話し

    今使っているキヤノンのiP2700というインクジェットプリンタのインクがなくなりました。こちらは、年賀状の印刷のため、急遽買ったプリンタで、インクとプリントヘッダが一体になっているので、インクがなくなると高い買い物となります。一体になっているので、互換インクも出ていても安くありません。

    さて、インクがインクがなくなったところで、新しいプリンタを購入を検討していきます。毎年インクを購入していましたので、5,6回は購入しています。さすがにインクの購入代金をプリンター購入代金を大幅に上回っています。インク代だけで、何台プリンタを買えたでしょうか。

    さて、新しいプリンタを選びます。購入の条件は以下の通りです。

    1. Wi-Fiか有線LAN対応。
    2. A4まででOK。A3はいらない。
    3. はがき、封書印刷をするので背面給紙。
    4. インク代は安く。ヘッド一体インクカートリッジなんてもってのほか。
    5. 主に文章の印刷で写真はほぼ印刷しないので、そこそこの印刷品質でOK.
    6. スキャナ、コピーはいらない。複合機ではなく単能機で十分。あれば使うけど。

    そろそろインクカートリッジではなくボトルでインクを入れるプリンタを試してみたいと思って見つけたのは、エプソンのエコタンク対応のEW-M754です。

    でも、こいつは背面給紙は1枚ずつの給紙なのです。まとめて年賀状の印刷には使えません。そもそもどうして背面給紙かというと、はがき、封書印刷を前面給紙で印刷すると、用紙が丸まってしまいます。はがき、封書印刷では前面給紙は使えません。

    代わりに見つけたのは、EW-M754の下のEP-M553Tです。

    EP-M553Tは背面給紙しかできませんが、100枚まで給紙ができます。しかも廃インクの対応がメンテナンスボックスの交換で可能です。スキャナとコピーのない単機能のプリンタであれば値段が安くなって最高です。

    HPのプリンタを見ましたが、そもそもHPのプリンタは背面給紙はないので対象外です。ブラザーも同様です。

    そこで見つけたのは、キヤノンのG1330です。

    しかし、今どきのプリンタとしてはUSBしか接続できないのは致命的でネットワーク対応ではありません。これでG1330は対象から外れました。一つ上のG3370でいいかと思いましたが、インクタンクのプリンタはお高いですね。でも、G3370はすべての条件に当てはまりますので候補の一つになります。

    ちなみにこちらもメンテナンスカートリッジの交換がユーザーができるので、廃インクの処理はメーカーに送らなくてもできます。それと、写真は染料インク、文章は顔料インクなところもいいですね。

    G3370の一つ前の世代のG5030, G6030は悪名高き廃インクパッドを自分で交換できないプリンタです。

    廃インクバッドで調べていくと、ユーザーが交換できない廃インクバッドへの怒りをキヤノンにぶつけている人もいますね。

    私もキヤノンのプリンタで廃インクバッドの交換エラーが出て、買い換えた経験があります。そのとき初めて廃インクバッドの存在を知って、プリンタは永遠に壊れるまで使えない消耗品であることを実感しました。年間1000枚も印刷しない私でも、廃インクバッド交換エラーが出したことがあるくらいなら、もっと印刷する皆さんは、廃インクバッドを当たり前に交換しているのでしょうか?

    でも、インクタンク対応で大量に安価に印刷できるとキヤノンは言いながら、大量に印刷すると廃インクバッドが一杯になって高い費用で交換させるか、プリンタを買い換えさせるのは本末転倒ですね。これは、インクタンクだとインク商売ができない弊害なのでしょうか。

    最近のインクタンク対応のキヤノンのプリンタは、ようやく廃インクバッドの交換はユーザーができるようになりました。これでこそ、サステナブルとか環境とかを謳っているメーカーなのでしょうね。

    今度は普通のインクカートリッジのプリンタを探します。見つけたのは、エプソンのPX-S505です。スキャナもコピーもない単機能プリンタです。

    4色なのでインクカートリッジもそんなに高くもないし、有線のネットワーク対応ですし、廃インクバッドも交換できませんが、これでいいかもしれません。耐久の枚数が5万枚ですので、廃インクバッドが交換のときは本体が持っていないかもしれません。

    一つ上の6色のEP-315もありますが、インクが6色になると2,000円ほど高くなります。しかもEP-315は背面給紙が1枚ですので対象外です。

    キヤノンで同じA4プリンタの単能機を見てみますと、TR703Aが見つかりました。

    とりあえずは機能は満足なのですが、印刷コストが高いのです。キヤノンのインクカートリッジが高いのでしょうか。

    さて、どのプリンタにしましょうか。

    続きはこちらから

  • error: RPC failed; curl 56 HTTP/2 stream 5 was resetでgit pushができなくなった話し

    突然、git pushができなくなってGitLabのリモートリポジトリにアクセスでき亡くなってしまいました。エラーメッセージは次の通りです。

    error: RPC failed; curl 56 HTTP/2 stream 5 was reset
    send-pack: unexpected disconnect while reading sideband packet
    fatal: the remote end hung up unexpectedly

    おそらくHTTPでアクセスしないでSSHですればいいのですけど、GitLabの設定が面倒なのでやっていません。

    次に以下のサイトにしたがって、http.postBufferの値を大きくしてみます。

    次のコマンドを実行してみます。

    git config --global http.postBuffer 524288000

    結果は変わりません。

    GitLabはQNAPのContainer Stationを使ってDockerのコンテナにしていますので、docker-composeのYMLファイルにgit_max_sizeとgit_timeoutを追加しました。

    GITLAB_OMNIBUS_CONFIG: |
        external_url 'https://gitlab.and-works.com'
        gitlab_rails['gitlab_shell_ssh_port'] = 2022
        gitlab_rails['lfs_enabled'] = true
        gitlab_rails['lfs_storage_path'] = "/var/opt/gitlab/gitlab-rails/shared/lfs-objects"
        gitlab_rails['time_zone'] = 'Asia/Tokyo'
        gitlab_rails['git_max_size'] = 524288000
        gitlab_rails['git_timeout'] = 300

    参考にしたのは、いろいろ辿り着いたこちらのサイトです。

    最初、コンテナを再起動しただけではだめでした。一度GitLabのコンテナを削除してから起動しないとgit pushができませんでした。

    しかし、QNAPのContainer Stationは、コンテナを削除すると、docker-composeのYMLファイルの設定から何やかんやらすべて削除してくれますので、最小限docker-composeのYMLファイルのバックアップを取っておきましょう。私は、docker-composeのYMLファイルをGitで管理していましたので大丈夫でした。

    QNAPのContainer Stationで、最初からdocker-composeのYMLを挿入してアプリケーションを作成し直しました

    以上で、無事にgit pushができるようになりました。本当ならsshでリモートリポジトリをアクセスできるようにすれば、このような設定の必要はないかと思います。

    ただし、設定しておかしいのは、以下のようなアイコンが表示されるようになって、ボタングレーになってしまったことです。

    起動、停止、再起動はチェックボックスを選択して上のボタンでできますが、docker-composeのYMLを編集できないの難点です。いろいろ情報を漁っていますが、なかなか解決方法は見つかりません。

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    追記(2023年7月20日)

    今度は別のリポジトリで次のようなエラーがSourceTreeで出て、何もリポジトリの中を参照できなくなってしまいました。

    git status fatal: not a git repository (or any of the parent directories): .git

    さて、どうしましょう。これはリモートリポジトリの問題ではなくて、ローカルのリポジトリの問題のようです。

    仕方ないので、とりあえず再度リモートリポジトリからCloneしてみます。Pushしていないファイルもありますので、トラブルのあるリポジトリは名前を変えて残しておきます。

    結果としては、このとりあえずのCloneした対応がよかったようです。Cloneしたら元に戻りました。リポジトリの内容も参照できます。そして、Pushできなかったリモートリポジトリも元通りに正常になりました。どうしてか、よくわかりません。

  • ScanSnapのプロファイルのユーザーごとの切り替えが煩雑というか、こちらの使い方に合わない話し。その後、解決したかもという話し。

    ScanSnapが便利だと家族の者が気が付き出しました。すると、家族がプロファイルを独自に作り出します。そしてScanSnapの画面でプロファイルがたくさん並んで、選択するのが面倒になります。

    PFU(というか今はリコーですけど)のScanSnapのサイトにあるよくある質問で調べると、プロファイルをユーザーごとに切り替えることができるそうです。しかし、このページの回答はファームウェアをアップデートをしろだけで、肝心のプロファイルの切り替え方法が記載されていないという、おかしな回答になっています。

    プロファイルの実際の切り替え方法に関しての説明を見つけました。

    今までは、すべてのユーザーのプロファイルを表示させて選択させていました。上記の説明を読むと、「選択中のユーザー」ではクラウドサービスを利用できないので、EvernoteにスキャンしたPDFファイルを保存させるので、今の使い方では使えません。最後の「接続中のユーザー」を試してみます。しかし、こちらも使えないこともわかります。

    この「接続中のユーザー」というのは、他のユーザーから切り替えるときにはいちいちScanSnap Homeで接続してあげないといけないらしくて、他のユーザーのプロファイルを見られることはないというのはわかりますけど、操作がとても煩雑です。これは、面倒ですので使いたくありません。となると、「すべてのユーザー」しか使えないことになります。

    PFUに対してScanSnapのプロファイルの選択に要望があります。シンプルにユーザーを選択して、そしてその下の階層でプロファイルを選択するようにできないものでしょうか? 「すべてのユーザー」だと、プロファイルが多すぎて選択しずらいですし、「接続中のユーザー」だとユーザーの切り替えがワンクッションのアプリケーションの操作がいるしで、今のScanSnapのUIは破綻しています。

    と書きながら、今のScanSnapのメニューの設定で、もっとよい解決方法はあるのでしょうか? あったら教えてください。それとも、こちらの使い方が間違っているとか。

    解決は追記につづく。

    SnapSnapは散乱する紙ドキュメントを簡単にスキャンして取り込めるから、ペーパーレス化の強い味方だよ。

    追記

    以上を書き終えて、悔しいからと、いろいろ調べてみました。そして、解決したかも、という話しです。

    「選択中のユーザー」ではクラウドサービスを利用できないので、と書きましたが、こちらでユーザーが選択できるようです。ScanSnapヘルプには、「選択中のユーザー」の条件として、

    ScanSnapと接続しているコンピューターで作成したプロファイルだけが表示されます。ただし、タッチパネルの「設定」画面で、「Wi-Fi設定」画面の「Wi-Fi接続モード」の設定が「アクセスポイント接続」以外の場合は、ScanSnap Cloudを利用してクラウドサービスと連携するプロファイルは表示されません。

    ScanSnapヘルプ

    と書かれています。この文章をよく読んで解釈すると、「アクセスポイント接続」以外ではクラウドサービスと連携できないだけで、反対に考えると「アクセスポイント接続」であればクラウドサービスと連携できるということになります。「アクセスポイント接続」をアドフォックのWi-Fi接続と勘違いしていました。単にWi-Fiでインターネットに接続されていることが、ここでの「アクセスポイント接続」のことらしいので、今まで通りクラウドサービスのEvernoteにスキャンしたファイルを格納するはずです。

    実際に「選択中のユーザー」に設定してみると、ログインのやり直しがありましたが、ユーザーの選択ができるようになって、ユーザーが設定したプロファイルを選択できるようになりました。スキャンしてみると無事にEvernoteにPDFファイルに変換して格納できることが確認できました。ただし、ユーザーの切り替えに時間がかかることが気になります。

    以上でScanSnapでのユーザーごとのプロファイルの選択については解決です。今回の教訓は、

    マニュアルをよく読んで、実際に試してみろ

    と言ったところでしょうか。

    追記(2023年6月27日)

    メインで使っているPCではなくて、バックアップと持ち出し用のThinkpadからScanScapのユーザーIDでログインしてアクセスしたら、ScanScap iX1500本体にはもう一つThinkpadのIDが同じの内容のプロファイルができてしまうのね。不思議な仕様である。

    ユーザーID一つで一組のプロファイルができればいいのに。ScanScap iX1500からはいちいちユーザーを切り替えるのにクラウドを見に行くので、この辺りは何とかならないのかな?

    接続するPCが増えるとユーザーがどんどん増えていく。

  • 屋外用のLANケーブルを敷設して宅内すべてのLANケーブルがカテゴリ6Aになった話し

    ずっと宅内のLANケーブルをカテゴリ6Aに引き直していましたが、ようやくすべて完了しました。

    残っていたのは、メインの部屋から旧オフィスの部屋までのLANケーブルです。最初は天井裏を通そうと思いましたが、ケーブルを通す経路が見つからず断念しました。今まで通り、屋外経由でLANケーブルを引き直します。

    現状も屋外にLANケーブルを通していますが、もう10年以上前に何も考えずに引いたので、屋外用ではない普通のLANケーブルをそのまま通しています。意外と普通のLANケーブルでも問題なく通信できていました。

    今回は、定石通り屋外用のCAT6AのLANケーブルを使います。今回はケーブルは自作しないので、出来合いのLANケーブルを利用します。入手したのは、これです。

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    今までCAT6Aの自作LANケーブルで使った、同じエレコムのLANケーブルにしました。長さを計測したら、20mで何とか足りそうでした。

    今回は、LANケーブルをそのまま引くのではなく、念のために保護管の中に通して保護してみます。そのまま屋外用のLANケーブルを這わしても問題なさそうですが念のためです。

    加工がしやすく、自由に曲げられるということで、電材のPF管を保護管に選びました。あまり日の当たらない軒下と建屋の裏を通すので、二重構造PF管ではなく普通のPF管にしました。通す建物の塗装がグレイなので目立たず丁度よろしいです。オレンジ色のCD管で安くやろうとする人もいますが、こちらはコンクリート埋め込み用で屋外では劣化でボロボロになりますので避けたほうがよろしいようです。しかも、CD管は色がオレンジ色で目立ちますしね。

    PF管は50m単位で売られていますが、今回は20mほどですのでそんな長さは必要ありません。しかし、近くのホームセンターでは10mのばら売りをしてくれていました。こちらを2本買って20mのPF管でLANケーブルを通していきます。そのためにはPF管同士を接続するコネクタを購入します。

    そして外壁にPF管を固定するサドルも購入します。サドルを外壁に固定する木ネジも必要です。サドルと一緒に木ネジを買ったのはいいのですが、16mmの木ネジを買ってしまったので短すぎました。仕方ないので手元にあった25mmの木ネジで間に合わせました。

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    工事をする準備としては、あらかじめPF管にLANケーブルを通しておきます。ここで失敗したポイントとしては、なるべくPF管を真っ直ぐに伸ばしておくことです。通線ワイヤーをいくら使っても、買った当初のPF管が丸まった状態ではワイヤーが通りません。部屋の中で邪魔でしょうがPF管を真っ直ぐ伸ばしてからワイヤーを通しておきましょう。そうすれば簡単にLANケーブルを通すことができます。

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    いよいよ実際に工事をしていきます。エアコンの配管や給湯器の配管を避けながらLANケーブルが挿入されたPF管を取り付けていきます。なるべく給湯器から離して通していきました。そのため多少PF管をアップダウンさせる必要があります。あまり急カーブで取り付けができないので、緩やかなS字を意識して取り付けて行きます。

    以前のLANケーブルが通していましたので外壁には既に入線の穴が開いています。雨が入らないためにカバーをするのですが、PF管用のカバーもありますけど、今回は手元にあったパナソニックの入線カバーを利用しました。念のためにエアコン配管のすき間を埋める粘土で水の浸入をふさぎます。

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    こんな感じでPF管を取り付けができました。下の写真でも給湯器の上を避けてPF管を通していることがわかります。PF管は急激には曲がらないので、特に室内への引き込みは、一旦下に下ろして、そこから曲がるように水平方向に持って来ています。

    多少PF管が直線ではなく曲がって取り付けられていますが、こちらは素人工事のご愛敬ということにしておいてください。水糸で水平を出そうと思いましたが、面倒なのでやめました。

    LANケーブルを室内への引き込みをして、LANケーブルの両端をハブに差し込んで、あとは疎通テストをして完了です。エレコムの出来合いのLANケーブルですので、疎通には全く問題はありません。

    さて、宅内のLANケーブルはカテゴリ6Aになって、これで10Gbps対応となりました。あとは、インターネットの引き込みを10Gbpsにしなければいけないのですが、さてどうしましょうか。

    もう一つ、ハブなどのネットワー機器も1Gbpasから10Gbpsに買い換えをしなければいけません。

    続きはこちらから

  • Evernoteで共有しようとすると一覧でノートブックが重複して表示されてしまうバグの話し

    相変わらずバグの多いEvernoteの話しです。数万のノートを作成してしまうと、Evernoteから離れられません。

    さて、今回のバグはAndroidのEvernoteの話しです。例えばChromeアプリからEvernoteに共有しようとするとします。共有先のノートブックを選択できるのですが、ノートブックの一覧でノートブックが重複して表示されてしまいます。ノートブックが階層になっていると、下の階層のノートブックを選択しようにも選択するとトップの階層に強制的に飛ばされるというおまけ付きです。

    仕方ないので適当なノートブックに共有して、PCのEvernoteアプリで格納したいノートブックに移動するという一手間かけています。

    このバグをEvernoteに報告しようにも、

    となっていてチャットサポートが閉鎖されていますし、discussion.evernote.comにアクセスしても

    となってしまいます。

    まあ、いつものEvernoteクォリティなので、あまり気にはしていません。

    いつかEveenoteの移行先を真剣に考えなければいけないときが来るのでしょう。

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  • vCardのQRコードで電子名刺を作ろうと思ったけど、Pixel6で読み込めなくて諦めた話し

    最近、新型コロナが収まって人と会う機会が増えてきました。そこで名刺交換など、久しぶりにしています。全然コロナ禍では捌けなかった名刺がなくなってきました。そこで名刺を作ります。

    名刺を作ると言っても、印刷所に頼むのではなく自分でデザインして印刷しています。名刺100枚なんて使い切るまで数年かかります。そこで少量でいいのでカラープリンタで印刷しています。使っているいる名刺の用紙は、これです。

    エーワン(A-one)
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    エーワンのマルチカード 名刺特厚口です。厚口がお気に入りです。マルチカードですので印刷後に切り離さないといけません。どうしても縁がギザギザになってしまうのが不満です。名刺サイズの用紙を使ってこともあるのですが、これだと曲がったりしてプリンタでうまく印刷できませんでした。

    さてvCardのQRコードでの電子名刺の話しです。

    せっかく新しく名刺も作るしで、それなら名刺交換した相手が簡単に電話帳にQRコードでデータ取り込めるようにしたらいいのではないかと思い付きました。連絡先のデータとしてはvCardというフォーマットが使えそうです。早速調べてvCardのデータを作ってみました。

    以下がサンプルです。

    BEGIN:VCARD
    VERSION:3.0
    FN:てすと太郎
    N:てすと;太郎;;;
    X-PHONETIC-FIRST-NAME:たろう
    X-PHONETIC-LAST-NAME:てすと
    EMAIL;TYPE=INTERNET;TYPE=WORK:taro@test.co.jp
    TEL;TYPE=WORK:03-1234-5678
    TEL;TYPE=CELL:090-1234-5678
    ADR;TYPE=WORK:;;テスト区テスト町1-2-3;;東京都;1234567;JP
    ORG:株式会社テスト
    TITLE:代表取締役
    item1.URL:https://www.test.co.jp/
    item1.X-ABLabel:Home Page
    END:VCARD
    

    Googleの連絡先サイトから登録してvCardで出力してみました。なるべくデータ量を減らすために修正しています。

    このvCardデータをGoogle Pixel6の連絡先アプリにインポートしてあげると、正しく連絡先に登録できました。しかし、次にこのvCardデータをQRコードにしてカメラで読み込ませると、名前と電話番号、メールアドレスしか登録できません。QRコードに変換したサイトは、QRコードの開発元のデンソーが運営しているクルクルManagerです。

    QRコードを読み込んだカメラアプリは、Googleレンズアプリです。

    次にiPhoneでQRコードを読み込ませると、正常に連絡先データのすべての項目が登録できました。Googleレンズアプリがおかしいのでしょうか?

    Googleレンズアプリを諦めて、代わりにクルクルManagerで配布しているクルクル-QRコードリーダーを使ってみました。

    今度は会社名、住所、URLまでは読み込めました。しかし、役職(ROLEにしてもダメ)、名称、ふりがな(姓)が読み込めません。こちらもvCardのデータをすべて読み込めないのでしょうか?

    Android相手には特別なQRコードリーターアプリを使ってもらわなくても、標準のアプリで対応できなくてはあまり利用されません。これではQRコードにしてvCardは使えません。vCardデータをダウンロードできるサイトを案内するためのQRコードを名刺に印刷するなんて考えましたが、vCardデータが出回ってしまうのを避けたいのやめておきます。

    また、Googleに「qrコード vcard 作成」で検索して出てきたサイトを試してみました。入力項目に連絡先データを入力してQRコードを出力してみましたが、すべてのサイトで入力した項目をAndroidのGoogleレンズアプリでは取り込むことはできませんでした。前述したとおり、名前と電話番号、メールアドレスしか登録できませんでした。あまり、vCardとQRコードの組み合わせは、まだ使いものにはならないようです。試したのは、Pixel6だけなので、他のスマートフォンではうまく読み込めているのでしょうか? わかりません。

    以上で、名刺にQRコードでvCardデータを印刷しておくのはやめておくことにします。

  • フレッツ光クロスがひかり電話に対応した話し

    NTT東日本からフレッツ光クロスがひかり電話に対応したとの発表がありました。

    以前、こちらの記事で検討していたように、ひかり電話のみの契約は必要なくなったようです。フレッツ光クロスと一緒にひかり電話が使えます。これでひかり電話を使っている私は乗り換えができるようになりました。

    ただし、以前検討したように、ひかり電話だけの回線とインターネットだけの回線を別にしておくというのもありです。「光回線を利用した電話サービス(仮称)」は、正式に「ひかり電話ネクスト」というサービスで開始されたようです。月々3,850円と予想した以上に料金が高めです。半額くらいなら、すぐに切り替えるところです。

    あと、ひかり電話ネクストはどのようなネットワー機器器(ゲートウェイ? ルーター?)が必要かがサイトには掲載されていません。光回線のONUに直接電話機をつなぐなんてしないと思うので、何かしらの今までのゲートウェイを利用すると思うのですが情報がまだありません。

    フレッツ光クロスでひかり電話を利用する上での問題は、ルーターをレンタルしないとひかり電話が使えなさそうです。いままでのフレッツ光ではルーター(ゲートウェイ)を無料でレンタルしてもらっていましたが、フレッツ光クロスのルーターのレンタルは月々550円です。10Gbps対応と電話のアナログポートが付いたフレッツ光クロスに対応したルーターは、他のメーカーからはまだ出ていなさそうですし、あったとしても高くなりそうです。素直にNTTからルーターをレンタルしてもらった方がいいかもしれません。

    もう一つの問題は、接続するプロバイダが住んでいる地域だと今のところ3社しかないと言うことでしょうか。

    @niftyは接続料が高いし、WAKWAKはまだフレッツ光クロスの案内を出していなくてやる気はなさそうしで、今のところはASAHIネット一択と言ったところでしょうか。

    今契約しているひかり電話のオプションを含めての移行とか、まだまだ怪しいところがありますので、人柱にはなりたくないしでフレッツ光クロスへの乗り換えはしばらく様子見でしょうか。

  • Windows11のPCでトラックボールのマウスカーソルが勝手に動くのを対応した話し

    Windows11のPCを使っているとマウス(本当はトラックボールだけど)が勝手に動くようになってしまいました。ある時間がたつとマウスカーソルが右に勝手に飛んで動きます。これはとてもつかいづらいです。

    さて、Googleさんに「マウスが勝手に動く windows11」で聞くと、PCを再起動しろとかマウスのデバイスドライバーを再インストールしろとか出てきます。

    しかし!

    Googleさんから教えてもらったサイトの内容は、ほぼ同じ内容なのです。しかも、複数のサイトが同じ内容で書かれています。おそらく、どこかのサイトがオリジナルで後はコピペ記事のサイトなんだろうなと推測されます。いくらサイトのアクセスを増やすためだとしてもやめましょう。最低限、オリジナルサイトへのリンクに留めておきましょう。

    同じように、Twitterでテレビの内容をツイートするときに、テレビの画面をキャプチャーして貼るのも、何だかなー?と思ってしまいます。テレビ局は版権とか厳しくしないのかなと思いますが、番組の話題づくりとしてテレビ局も乗っかっているのかと思ったりしています。

    では、結局どう対応したかというと、Googleさんが教えてくれたこととは違ってただのマウスの電池切れでした。新しい電池を入れ替えたらうまく動きでしました。これで様子見です。

    これで新しく「マウスが勝手に動くならば、電池を交換しろ。」と記事に追加されるのでしょうか? それだったら面白いけどね。

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    よいキーボードを使うと、PC作業が快適になるかもしれません。

  • Windows11でマルチディスプレイが検出できない話し

    4Kのモバイルモニターを使ってWindows11で便利にマルチディスプレイを使っています。一度、マルチディスプレイを体験してしまうと、元に戻れません。

    さて、最近になってマルチディスプレイのモバイルモニター側が表示できなくなりました。ここは何とか対策をしていきます。

    まずはBingのAI Chatに聞いてみました。するとNVIDIAのコントロールパネルの複数のディスプレイの設定でディスプレイを検出しろと言ってきます。こちらは既に試して、検出できないから困っている、と言うと、同じ回答を再度してきます。何でも聞いてくれと言うので聞いたのですけど、BingのAI Chatはまだまだ役に立ちません。

    ここから従来通りに地道にGoogleさんに聞きながらWindows11でマルチディスプレイを検出できない対策を調べていきます。

    調べた結果、やったことは以下の通りです。

    • PCを再起動をする。
    • Windows11のアップデートを確認する。
    • グラフィックドライバーを最新版にする。
    • グラフィックドライバーを再インストールする。

    PCかモバイルディスプレイか原因を切り分けるために以下のこともしました。

    • モバイルモニターが正しく表示できるか、同じHDMIケーブルで別のPCに接続する。
    • モバイルモニターで表示できないHDMIをメインのモニター接続する。

    上の二つは正常に動いています。HDMIのケーブルでもなさそうです。HDMIの信号も来ているようです。どうもグラフィックカードのHDMIとminiDisplayPortを同時にモニターを接続すると、モバイルモニター側のHDMIから信号が出ていないようです。このままだとグラフィックカードの買い換えとなります。

    だったらもうマルチディスプレイを諦めて、メインのモニターだけでいいかと思いましたが、諦めきれずにいろいろと触ってみました。すると、

    モバイルモニターに刺さっているHDMLコネクタをグリグリ触ったり、抜き差しすると表示できるようになりました。ただし、表示されているときに少しでも刺激を与えると表示できなくなります。

    おそらくモバイルモニターのHDMIポートの不具合が原因なのでしょう。でも、上記の1番目で別のPCにモバイルモニターを同じHDMLケーブルで接続したときは、正常に表示できたのでおかしいですね。これだと原因の切り分けができていません。

    以上、いつ表示できなくなるかわからないモバイルモニターですが、あまり刺激を与えないように優しく使っていくようにしましょう。

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    追記(2023年5月13日)

    モバイルモニターがWindows11のマルチディスプレイで検出できない障害のその後です。

    モバイルモニターを不用意に触ったとか、再起動したとか、スリープからの復帰とかで、マルチディスプレイで検出できないことが多々あります。いろいろ試した結果、無理やりマルチディスプレイで検出できる方法を見つけました。

    HDMIのケーブルを抜き差しを繰り返すことです。その際に電源であるUSB Type-Cも抜き差ししてモバイルモニターのロゴを表示されてモニターが再起動しているときにHDMIのケーブルを抜き差しすると検出される確率が上がります。

    ほぼ、このモバイルモニターが原因のようですが、普段使っているデスクトップPCではなくThinkpadだと問題なくマルチディスプレイで検出されるという、所謂相性問題で片付けられる怪しいところです。

    追記(2023年7月19日)

    とうとうモバイルモニターが全く検出できなくなってしまいました。今までは、HDMIケーブルの抜き差しで何とかなったのですが、今回は何ともなりません。

    おそらくHDMLのコネクタの問題なのかと想像しています。

    これで元のシングルモニターに戻ってしましました。やはり、マルチディスプレイは使いやすかった。再度、モバイルモニターを手に入れましょうか・・・。

  • LANケーブルをCAT6Aで1階から2階に通した話し

    ゴールデンウィークに入っての最初にやりたかったことの一つが、我が家のLANケーブルのCAT6Aへの更新です。

    今日は、1階から2階のつないでいるLANケーブルを敷き直します。今までは外壁に穴を開けて、屋外経由でつないでいました。今回は、屋内をLANケーブルを通していきます

    どうやって1階から2階にLANケーブルを通していくかの調査に時間がかかりました。1階の天井裏から2階に直接通せばいいのですが、構造上2階下の天井裏には入り込めませんので通せません。もう新しく点検口を開けることはやりたくありません。

    そこで調査した結果、先日開けた点検口から2階に通っている使っていない電話線がありました。この電話線が通っているCD管のような電線管を使って2階に通します。そして2階の天井裏を経由して2階に通すという大回りの方法にしました。2階天井裏は3階の屋根裏を兼ねていますので、2階天井裏まで行けば後は何とかなるだろうという考えです。

    まずは、1階の事務所から点検口までLANケーブルを敷いていきます。お出かけの時間まで、息子が手伝ってくれました。やはり二人がかりだと作業が楽です。

    点検口から手が届く電線管に切り込みを入れて、途中からLANケーブルを挿入していきます。

    2階のコンセントの開口部からLANケーブルを出します。

    一旦2階のコンセントの開口部で受け取って天井裏に通します。天井裏へも電話線が通っている電線管を利用します。電線管を利用すれば、通線ワイヤーを使って簡単に通って行きます。今回の作業では、こちらの細い通線ワイヤーが大活躍です。接続できるケーブル索引具も用意しましたが、こちらは直進性はいいのですが接続部が太くなるので細い穴では通らないのが難点です。通線ワイヤーは丸いケースが役に立ちますので、必ず収納ケース付きの通線ワイヤーを手に入れることをお薦めします。収納ケースから繰り出して収納することができますので、ワイヤーがばらけることがありません。

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    2階天井裏をLANケーブルを這わせて2階の部屋に落していきます。

    2階のテレビアンテナ端子の開口部からLANケーブルを出します。ここで忘れずにテレホンガイドを通しておきます。コネクタを付けてからではテレホンガイドを通すことができません。

    しかし、上の写真は失敗例です。間だのコンセントプレートが反対です。まだ、この場合は通す穴が大きいのでリカバリは可能です。

    最後にLANケーブルの両端にコネクターを加工します。

    皆さんはLANケーブルの工事というと、このようなLANコンセントを使うようなのですが、

    私は大穴のテレホンガイドを使っています。LANケーブルを通すためには、普通穴より大穴が重要です。大穴ではないとコネクタが付いたLANケーブルは通らないです。コネクタが付く前のケーブルだけでしたら、大穴ではなくても通りますので大丈夫です。

    なにせテレホンガイドの値段がLANコンセントの10分の1以下ですし、見た目を気にしなければ、LANケーブルを通しておくだけなので簡単です。ただし、テレホンガイドからのどのくらい長さを出しておくかは調整する必要があります。

    アンテナケーブルのコンセントが古いので交換しなければいけませんけど、これで1階と2階が接続できました。スイッチングハブが正常に導通のランプが付いていることを確認して、1階と2階の接続はお終いです。

    1階と2階の開口部へは直線距離だと5mほどでしたが、ぐるっと回って20mもかかりました。100mのLANケーブルを購入しましたが、何やかんやで残り15mほどになってしましました。最初は100mは使い切らないと思っていましたが、そのようなことはないようです。

    追記

    近くのコーナンプロに行ってアンテナ端子を買ってきました。あまりにもコンセントが古きなって危なそうだったので、こちらも交換しました。

    何度もここでも言っていますけど、私は一応は第二種電気工事の資格を持っています。LANケーブルの敷設は資格はいらないけど、電気のコンセントの交換は資格が必要です。

    しかしながら、パナソニックの電設資材はいろいろ種類があって大変です。一応はコスモシリーズに統一しようと思っていますが、手元にはまだフルカラーの電設資材が残っています。おかげでフルカラーのスイッチとコンセントを使い切ろうとしたら、フルカラーのパネルと取付枠がなかったなんてことがあります。

    上の写真に写っているテレホンガイドはフルカラー用ですがコスモシリーズのスイッチの取付枠にも付きます。色と高さが違うのはご愛敬ということで許してください。

    それとコスモシリーズの取付枠は、コンセント用とスイッチ用が別だったというのことを初めて知りました。これから買うときは気を付けないといけません。

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