5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

全角文字は2バイトではないのでした、という話し


タイトルの件、考えてみれば当たり前なのですが、お客さんからの仕様で引っかかりました。ここでいう全角文字は、マルチバイト文字のこと。

フォームに文字を入力する処理で、入力した文字の長さをチェックする処理が必要です。そこで文字長でチェックするか、バイトでチェックするか。

これをのバリデーションで用意しているmaxLengthのルールでチェックしたところ、何も考えずに内部コードのバイト長でチェックしていまいます。これをお客様から指摘されました。希望としては、全角文字を2バイトでチェックして欲しいとのこと。

例えば、「あああ」は6バイトではなく9バイトとして判定されます。これは内部のコードがUTF-8だからです。CakePHPのバリデーションで正しく文字数で判定するには、maxLengthの処理をmb_strlen()で変更してあげます。詳細な対応方法は、こちらのサイトをご覧ください。

ここで簡単な実験です。こんなコードと結果です。

UTF-8のままですと、全角文字は2バイトにはなりません。しかも、正しく文字コードをしてあげないと正しい文字数になりません。

一旦、シフトJISに変換してあげて、mb_stringではないstrlen()で全角文字を2バイトで計算してくれます。

昔の人間ですと、どうしても全角=2バイト、半角=1バイトと考えてしまうのですが、この考え方は古いかもしれませんね。

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“全角文字は2バイトではないのでした、という話し” への1件のコメント

  1. […] 変でした。それでも、validates()のおかげで数は多いのですが、まとまって見やすいです。先日の全角の文字数の判定の件もありましたが、正規表現でのチェックもたくさん使っています。 […]