5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

カテゴリー: システム関連

  • VirtualBoxでエラーが出た話し

    開発環境を vagrant up で起動したら、途中で止まってしまう。Virtual Box のマネージャーに表示されているプレビューには、小さいながら何かで止まっていることがわかる。そこでVagrantfileに

    vb.gui = true

    を追加してコンソールを表示してみる。

    するとVirtual Boxが次のエラーのダイアログを表示していた。

    VT-x/AMD-V hardware acceleration is not available on your system. Your 64-bit guest will fail to detect a 64-bit CPU and will nor be able to boot.

    Googleさんに「Vituralbox エラー VT-x」で聞いてみると、PCのBIOSでVT-xが有効になっていないとことだった。BIOSを見てみても、その辺りは見つからない。

    次は、Hyper-Vが悪さしているとのこと。そう言えば最近、スタート画面にHyper-Vのメニューが増えていたような気がする。そこで、そのサイトのようにHyper-Vを無効にする。

    今度は無事に vagrant up ができた。でも、どうしてHyper-Vが追加されたのだろうか?

    著:大竹 龍史, 著:山本 道子
    ¥1,639 (2025/06/30 19:58時点 | Amazon調べ)
    著:Piro, 編集:日経Linux
    ¥2,178 (2025/06/30 19:58時点 | Amazon調べ)
    著:三宅 英明, 著:大角 祐介
    ¥2,970 (2025/07/04 15:51時点 | Amazon調べ)
  • AWS S3をWindowsからアクセスするツールを探した話し

    記事に載っているツールを試してみたが、一番条件にあったのはCloudberryだった。あとは、同期ができないとか、同期ができてもいちいち同期をするたびにフォルダを指定しなければいけないとか、ある機能を使うには有料だったり、ちょっとしたことが気に入らない。

    ただCloudberryは、画面周りはダサいとかあるけど、日本語に翻訳されているので(翻訳精度はひどいけど)、これならお客さんは使っているかもしれない。やはり一番いいのは、AWSのS3のWebサイトだけど、若干冗長なところが気になる。

    他にお勧めのツールってあるのかしらね。

    View this post on Google+

  • お客さんからディスクが一杯でSOSがあった話し

    昔のお客さんから連絡があった。サーバーのディスクが一杯で、サーバー会社から警告があって、どうしたらいいかとSOSがあった。

    1年と半年前に、私がサーバーの移行をした。すっかり忘れている。Evernoteからインストールメモを引っぱり出して、サーバーにアクセスして現状を把握する。どんなことをやったかはEvernoteにメモをとっていると後で役立つ。

    サーバーの中を見ていると、MySQLのバイナリログがたくさん出ていて、これがディスクを一杯にした原因。これで報告。あとはお客さんが何とかするでしょう。これ以上の作業は、お金をいただく。

    Evernoteのメモによると、このサーバーはPleskというサーバー管理ソフトでWebサーバーとか、MySQLのデータベースとか、サブドメインとかを作成している。Pleskは簡単かもしれないけど、どんなことをしてくれているかわからないので。後々厄介である。メールサーバー周りの設定はいいけど、あとは自分で設定して行ったほうが逆にわかりやすいかもしれない。

    一度、自分のところのPleskが動いているサーバーで、PHPのバージョンアップをしたら、二度とPleskが起動できないことをやったことがある。おかげでそのサーバーは解約した。

     追記(2014/08/08)

    今サーバーを除いたら、残りが67%になって増えていた。お客さんのほうで対応したようだ。

  • HP MicroServerにLANカードを追加した話し

    HP MicroServerにLANカードを追加した話し

    ずっと仮でファイルサーバーで使っているPCの置き換えで、HPのMicroServerをヤフオクで落札したことをここで書きました。動作チェックでFreeNASを起動して電源を入れっぱなしにして動作確認をしていましたが、とくに問題がないのでCentOSをインストールして置き換えの準備をします。

    ファイルサーバーだし何でFreeNASで運用しないのかというと、IMAPのインストールがわからなかっただけです。FreeNASというよりFreeBSDがよくわかっていない。UBSメモリで起動して、ディスクをブチブチ挿せるZFSは好きなのですが・・・。

    ということで、CentOSの新しい7をダウンロードしてインストールしてしまいます。いつものCentOSだからとってもインストールは楽チンと思ってたら、サービス関係の設定が変わっててビックリ。それにFireWallが違うものになっていた。よくわからなかったので、今までのiptablesにしてしまいます。(これでは、全く進化していない。> 自分)

    ファイルサーバーのデータは、TeraStationISに入れていますので、iSCSIの設定をしなければいけません。そしてiSCISIは別のネットワークにしていますので、LANカードをMicroServerにもう一枚挿さなければいけません。前のブログに書きましたが、ロープロファイルのカードではなければ、MicroServerには入りません。そこでヨドバシ.comに新しくLANカードを注文してしまいます。手元にPCI-EのLANカードはあるけど、普通のカードサイズしかありません。(ちゃんと付属品をとっておけよ。 > 自分)

    AM11:00にヨドバシ.comに注文すると、PM7:00には届きます。配送センターが近くにあるとしても早すぎです。購入したのは、「Intel Gigabit CT デスクトップ・アダプタ EXPI9301CT[LANボード」です。インテルだったら高くてもトラブルなしで大丈夫だろうという単純な選択です。

    2014-08-05 15.58.09

    MicroServerを分解して、マザーボードを取り出します。拡張スロットにLANカードを挿して、元通りに組み直します。ここまで工具なしでできます。最後のLANカードの固定はネジ止めが必要ですが、これはMicroServerのドアの裏にある付属の六角レンチ風の工具でできてしまいます。この辺りの組み立ては、大手メーカーであるHPだからしっかりしています。

    2014-08-05 16.02.53

    MicroServerを起動すると、後はCentOSが勝手にLANカードを認識してドライバを組み込んでくれます。これはインテルでよかったと思うところです。だって認識しなかったらLinuxでドライバを組み込んで・・・、なんてことはやりたくありません。

    LANカードにIPアドレスを振って、チョイチョイとiSCSIの設定とディスクをマウントしてしまえば完了です。ユーザーの設定とか細かい設定をすればいいのですが、後の切り替えはぼちぼちやってしまいましょう。

    HPのMicroServerは、そんなに重くないサーバーを立てるには最適です。現行機は高いので、前のモデルだと1万円位で安く手に入ります。こんなことを言っているけど、もう3周くらい大幅な周回遅れですが・・・。

    著:戸根 勤
    ¥2,376 (2025/06/30 15:03時点 | Amazon調べ)
    著:Gene
    ¥924 (2025/06/26 19:48時点 | Amazon調べ)
  • マイクロサーバーをオークションで入手した話し

    ProLiant MicroServer N40Lをヤフーオークションで手に入れました。早速、起動してみましたが、正常に起動できました。

    しかしながら、本体からの臭いが酷い。タバコを吸ったところで使っていたのでしょう。とにかくヤニ臭い。

    ということで、アルコールで掃除です。本体表面を少し拭いただけでキムワイプが茶色くなります。中古で買うときは、これは仕方ありません。後は、どんどん分解してエアブロアーでほこりを取り除いていきます。

    DSC_0422

    分解して気が付いたこと。2枚PCI-Eのカードを挿せますが、こちらは普通サイズではなくて背の小さいカード、いわゆるロープロファイルブラケットのカードです。手元にPCI-ExpressのLANカードはあるのですが、ロープロファイルブラケットは捨ててしまった。またロープロファイルブラケットのために、また買わなければいけないということ。

    DSC_0425

    4つのHDDが付きますので、手元のあるハードディスクを容量が大きいものを選んで付けてみます。取りあえずのOSはFreeNASにします。これで試しに使ってみます。

  • RTX810のL2TPが外からつながらないから焦ったけど、きちんとログを見ろという話し

    スマートフォンからL2TP経由でリモート接続できなくなりました。デフォルトゲートウエイを設定し直したりしたので、その辺りかと思って、元に戻したりしましたが改善しません。

    ログを見たら何も残っていません。そこでRTX810のSyslogの設定 をInfoモードだけではなく、デバッグモードとNoticeモードもオンにしてみました。すると、

    [IKE] receive message from unknown gateway ・・・・
    

    と出力されていました。このメッセージをGoogleさんに聞いてみると、鍵の交換がうまくいっていないとの情報がありました。

    ヤマハ(yamaha)のルータにL2TP/IPSec接続環境構築でハマる – Canal’sブログ

    Canal’sブログ

    そこでターミナルから

    ipsec refresh sa
    

    を実行すると、無事にL2TPで接続できるようになりました。あと

    ipsec auto refresh on
    

    を追加しておきました。

    やはり解決するにはログをちゃんと読めということが教訓でしょうか。

    ヤマハ(YAMAHA)
    ¥155,500 (2025/07/06 07:24時点 | Amazon調べ)
    ヤマハ(Yamaha)
    ¥39,800 (2024/01/08 10:01時点 | Amazon調べ)
    ヤマハ(Yamaha)
    ¥89,100 (2025/07/02 16:55時点 | Amazon調べ)

    拠点間や法人向けルーターは、ヤマハのルーターが信頼性があってお勧めしています。私もヤマハのルーターを使っています。

  • ヤマハRTX810で複数インターネット接続でのデフォルトゲートウエイの設定をしてみた話し

    この話しの続きです。

    複数のインターネット接続をしている場合、外部からうまくつながらないときがあります。

    例えば、私のところでは、今ぷららのダブルルートオプションと使って、ぷららとIIJの2つの接続をしています。IIJのほうは固定IPアドレスを付けていますので、内部にWebサーバーを建てて外部からアクセスできるようにしてます。ぷららのほうはデフォルトゲートウエイにしています。

    アクセスする送信元もIPアドレスがわかれば、静的ルーティングにIIJに通るように設定すれば問題なく通信ができます。送信元が固定ではない不定なIPアドレスですと通信がうまくできません。例えば、お客さんに内部のWebサーバーをテストで公開するときがこれにあたります。これはIIJから入って、デフォルトゲートウエイのぷららに出ていくというおかしなことになっているということが原因だと思います。

    ヤマハ(YAMAHA)
    ¥155,500 (2025/07/06 07:24時点 | Amazon調べ)
    ヤマハ(Yamaha)
    ¥39,800 (2024/01/08 10:01時点 | Amazon調べ)
    ヤマハ(Yamaha)
    ¥89,100 (2025/07/02 16:55時点 | Amazon調べ)

    拠点間や法人向けルーターは、ヤマハのルーターが信頼性があってお勧めしています。私もヤマハのルーターを使っています。

    ではどうするか? 簡単なのは、送信元のIPアドレスを調べて静的経路情報に追加していくことです。しかし、これは面倒ですし、相手がDHCPで大きな範囲でIPアドレスを割り当てられているとき、関係ないIPアドレスでもアクセスできてしまうのであまりよろしいものではありません。

    何かいい方法がないものかと調べていたら、やはりヤマハのサイトにありました。フィルタ型ルーティングを使えば解決できます。

    pp1 がIIJ、pp2がぷららに設定しているとすると、デフォルトゲートウェイの最初の設定は以下のような感じです。

    ip route default gateway pp 2

    これだと静的経路情報がないIIJから来たアクセスは、ぷららで返します。IIJで入ってきたアクセスでは。Webページを表示させることはでません。そこでフィルタ型ルーティングを設定します。

    まずフィルタを以下のように設定します。HTTPを通すフィルターを用意します。

    ip filter 500001 pass * * tcp * www

    次にデフォルトゲートウェイの設定です。

    ip route default gateway pp 1 filter 500001 gateway pp 2

    これで、WWWでのアクセスはフィルターを通してPP1のIIJへ、その他のアクセスはPP2のぷららになります。外からダブルルートオプションの固定アドレスに対してWebサーバーにアクセスすると、正常にWebページが表示されました。

    以上、10年以上ヤマハのルーターを触っていて、こんな便利な機能があったことを初めて気が付いたのでした。ヤマハのルーターの豊富な機能のごく一部しか使っていないとわかりました。

  • QNAP のファームウェアを4.1にアップデートした話し

    ようやくQNAPのアップデートが来たので、ファームウェアを4.1にアップデートしました。QNAPのサイトではずいぶん前から4.1のアナウンスが出ていました。実際にアップデートが来るまで時間がかかりました。強制的にアップデートする方法がわからなかったので、ずっと放っておいていました。

    main.html

    今、アップデートが完了したようです。けたたましいアラーム音が鳴って、再起動の指示が出ました。これから再起動します。

    QNAPは再起動にやたら時間がかかります。時間がかかるので、キチンと起動できるかドキドキです。

    無事に4.1にファームウェアがアップデートできたようです。

    cgi-bin

    起動するたびに大きなアラーム音が鳴るのは、何か障害でもあったかとドキリとします。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • RTX1000をお役御免にしましたという話し

    RTX810が来たので、今までBフレッツで使っていたRTX1000をお役御免として外しました。

    RTX810とRTX1000のお役目交代の記念撮影。

    SONY DSC

    RTX1000は購入時期は、設定ファイルの履歴から2005年11月でした。そのころは次のRTX1100が出たばかりでしたが、お金がなくてRTX1000にした覚えがあります。

    それから10年近く使っていましたが、電源を落とすことなく10年間もつなぎっぱなしでした。もちろん、途中リブートをしたとことはありますが、基本何もせず放っておいてトラブルなしでした。トラブルは自分の設定ミスくらいでしょうか・・。

    お客さんの所にもヤマハのルーターを数十台入れていますが、トラブルといえばRT56vが1台LANポートの一つが壊れたくらいでしょうか。ヤマハのルーターは信頼性が高いので、ヤマハばかり入れています。というか、他社のルーターの設定はわかりません。

    ここから余談です。RTX1000とRTX1100は型番に大きな違いはありませんが、意外とできることに違いがあるので、もし手に入れるのであればRTX1100のほうを薦めます。いまさらRTX1100を買うことはありませんが、コマンドは今のヤマハのRTXのルーターでもネットボランチでも変わりないので、試しに使ってみようというときには中古のRTX1100を探すと安く手に入ります。RTX1100はヤマハのルーターの中でもベストセラー機と思っていますので、この基本のルーターを押させておけば、最新のルーターでも大丈夫です。

    ヤマハ(YAMAHA)
    ¥155,500 (2025/07/06 07:24時点 | Amazon調べ)
    ヤマハ(Yamaha)
    ¥39,800 (2024/01/08 10:01時点 | Amazon調べ)
    ヤマハ(Yamaha)
    ¥89,100 (2025/07/02 16:55時点 | Amazon調べ)

    拠点間や法人向けルーターは、ヤマハのルーターが信頼性があってお勧めしています。私もヤマハのルーターを使っています。

  • RTX810でぷららIPv6に接続した話し

    ヤマハの以下のページを参考にして、RTX810でぷららのIPv6をPPPoEで接続してみた。

    FAQ for YAMAHA RT Series / Flet’s

    ヤマハネットワーク周辺機器
    技術情報ページ

    show ipv6 address lan1 と show status ipv6 dhcp で何か正しいそうな値が返ってきたので、問題なく接続できた(と思う)。

    ぷららのIPv6サイトに書いているようにIPv6トンネル対応アダプタは必要なく、RTX810だけで大丈夫だった。

    しかし、問題としては、フレッツ光ネクストのセッションが2つしか使えないこと。1つはぷららのIPv4、もう一つはダブルルートオプションでIIJにつないでいるので、すでに2つのセッションを使用中。本当に使うのならは、工事料金1,000円月額300円のフレッツ・セッションプラスを契約する必要がある。そこまでやる必要があるのか? フレッツ・セッションプラスを契約するくらいなら、ダブルルートオプションはIPv6には対応未定ということで、ぷららとは別のプロバイダにに乗り換えて、もっと安い固定IPアドレスのサービスにしたほうがいいかもしれない。

    一番の問題は、IPv6を使って何ができるか。今のところ、私が使っている範囲ではIPv6でなくてはダメな場面はないし、IPv6がなくても全く問題なし。みんなそんなところではないかなな。裏でひかり電話が使っているかもしれないけど。

    とIPv6はダメダメと言いながらも、これからキチンと見ていかないといけないから、IPv6は勉強しながらいろいろ試していく必要があるかもな。その前にフレッツのインターネットプロバイダは、早いところIPv6に対応してくれないのかな。対応しているのは一部のISPだけ。ぷららのIPv6のページは、とてもやる気がなさそうだし。いくらこちらがIPv6にやろうと思っても、今の現状は難しいだろうな。

    ヤマハ(YAMAHA)
    ¥155,500 (2025/07/06 07:24時点 | Amazon調べ)
    ヤマハ(Yamaha)
    ¥39,800 (2024/01/08 10:01時点 | Amazon調べ)
    ヤマハ(Yamaha)
    ¥89,100 (2025/07/02 16:55時点 | Amazon調べ)

    拠点間や法人向けルーターは、ヤマハのルーターが信頼性があってお勧めしています。私もヤマハのルーターを使っています。