5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

カテゴリー: システム関連

  • Asteriskで電話の転送をした話し

    現在、Asteriskを仮運用中です。現在、できていることは、

    1. ひかり電話で横浜本社の外線の発着信
    2. 横浜本社の電話を青山事務所の電話で取れる。
    3. 青山事務所のRT57iに接続されたアナログ電話をAsteriskサーバーで発着信できるように、RT57iAsteriskサーバーに登録。
    4. 横浜本社にSnom105を設置。これを横浜本社の代表電話にしようとしています。
    5. 各PCにソフトフォンをインストール。各PCから外線発信。

    です。5.のソフトフォンですが、最初はX-Liteを入れましたが、電話の転送がわからず(できない??)断念。次にSJphoneをインストールしてみました。SJphoneは転送ができました。ここで、SJphoneでの転送の方法(取り次ぎ転送)の覚え書きです。

    Asteriskロゴ
    1. SJphoneで電話を受ける。下のShow Statusにかかってきた電話のアイコンが出てくる。
    2. HOLDボタンを押す。受けた電話はつながったまま。Show Statusは「On Hold」になる。
    3. 転送したい内線をかける。Show Statusにもう一つ内線電話のアイコンが出てくる。これで内線相手と話せるので、電話がかかってきたことを伝える。
    4. 電話を転送する場合は、アイコンを右クリックして「Transfer」-「相手の番号」を選ぶ。
    5. これで、電話の転送完了。

    相手の確認とらずに電話を転送する(ブラインド転送)場合は、

    1. TRNSFボタンを押して、内線をかける。
    2. 電話が切れて転送先を呼び出しているはず。
    3. 転送先は電話をとって話しをする。

    しかし、転送先が出ないときは、ボイスメールになるはずですが、なぜか切り替わらない。こちらは検証しなければいけません。

    あとは、Snom105の取り次ぎ転送のやり方がわからない。ブラインド転送はできますが。

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    私の電話機を選ぶ基準は、まずはカールコードがないこと。受話器がワイアレスだとコードのねじれを気にせずに楽です。後は、着信拒否の登録件数の多さでしょうか。50件程度でしたら、すぐに登録が一杯になります。100件以上着信拒否ができる電話機を選びます。

  • Asteriskで電話の交換機にしてみた話し

    以前から注目していたオープンソースのPBXソフトであるAsteriskをサーバーにインストールしてみました。きっかけは、Linux Expoでお会いしたAsteriskユーザー会の高橋さんの「とりあえずやってみましょう。」の一言。

    とりあえずインストールしてましたが、思ったよりインストールのハードルは低いです。インストール方法は、VoIP-Info.jp Wikiや、高橋さんの著書(Asterisk徹底活用ガイド)です。たくさん必要な設定ファイルは、VoIP-Info.jp Wikiにあるサンプル設定ファイルを使ったので、簡単でした。

    ソフトフォン(CounterPathX-Lite)を2台つないで、内線で通話を確認しました。つぎにひかり電話につないで、外線からの発着信も確認。こちらも何もトラブルなしに使えます。

    最後に青山オフィスにもX-Liteをインストールして、VPN経由で横浜から外線に発着信することも確認しました。こちらは、ルーターのファイヤーウォールにSIPのポートを開ければOK。Asteriskの設定より、ファイヤーウォールの設定のほうが面倒です。

    以上で、青山からX-Liteで外線をかけると、VPN経由で横浜本社のAsteriskサーバーに接続して、ひかり電話に抜けます。したがって、青山から電話すると着信通知が045になります。

    音声の品質も、ちょっと遅れますが、そんなに悪くありません。横浜と青山の間のネットワークの帯域に影響されるのでしょうが。

    いまのところ電話をかけてAsteriskをおもちゃにして遊んでいるというレベルなので、本格的に使うためには、通話の転送など普段電話機で利用している機能が実現できるかの確認が必要です。まさかPBXで遊べるなんて思ってもいなかったというのは正直なところ。システム屋としては、Asteriskとアプリケーションの連携なんて興味がありますが、電話の使用で当たり前のことができるかどうか順次見ていきます。

    最終的には、青山オフィスのNTT電話(今はISDN)の契約が解約するくらいになれば、会社としては経費削減でいいかもしれません。でも、今までの03の番号が使えなくなるのは問題かも。

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  • Googleカレンダーが携帯対応した話し

    Googleカレンダーが携帯電話に対応するようになりました。携帯電話から http://www.google.com/calendar/m にアクセスすると、Gooleカレンダーを参照する(だけ)ことができるようになります。

    これで、携帯電話に苦労してスケジュールを同期する必要がなくなりました。まだ、スケジュールの登録ができませんが、そのうち対応するでしょう。

    とりあえず、auとWillcomの端末で見るようにブックマークを登録しました。Willcomはデータ定額に入っていますので、気兼ねなくアクセスできます。しかし、Willcomまで対応しているのは意外でした。しかし、9(nine)ですので画面が小さいので、地図が小さくて見にくいのが難点です。そうそう、地図は場所に住所か建物(ただし有名なところ)を登録すれば、GoogleMapと連動して地図を表示してくれます。

  • ひかり電話のFAXお知らせメールで便利にFAXを受信する話し

    最近、ひかり電話のFAXお知らせメールを申し込みました。あまりNTTではあまりアナウンスしていないようですが、これは便利という話です。

    今のFAX機はプリンタとスキャナの複合機で、電話とFAXの自動切り替えの設定をしていると、呼び出し音が電話機からは鳴らずその複合機しか鳴らないという代物です。だから、複合機のそばにいないと電話がなったどうかわからないという困ったものです。複合機が1階にあるので、2階にいるときには電話が入ったかわからないのです。今までは手動で電話とFAXを切り替えていました。手動ですと、電話が鳴りますので、コードレスフォンで家内のどこでもわかります。しかし、留守にしているとFAXが受け取れないというおかしな状態です。

    いろいろ調べてみると、NTT東日本のひかり電話のオプションサービスで「FAXお知らせメール」があるのを知りました。本当は、FAXの留守電のようなサービスですが、ひかり電話の場合、マイナンバーで電話番号が5つまで追加できますので、その一つをFAXお知らせメール専用に割り当ててしまえばよいことになります。

    しかし、ここで問題が・・・。一番の問題はNTTの窓口担当者がFAXお知らせメールのついてわからないこと。これは、一番の問題でした。こちらでひかり電話の番号と追加して、そこにFAXお知らせメールに割り当てたいことを伝えましたが、なかなか理解してもらえない。終いには、窓口担当の統括している偉い人に代わってもらって(ここまで一週間かかりました)、ようやく申し込み。FAX機器を接続しないFAX専用の電話番号を取ることができないというNTT担当者の思いこみが、申し込みができないと思われたようです。

    後は仮IDを取ったり、NTTからレンタルされたルーターを設定したりで、設定自体は簡単でした。これで、ひかり電話の電話番号は、自宅、会社、FAXの三つを取っています。

    でも、FAXお知らせメールは便利です。FAXが届くとメールで知らせてくれますし(サービス名称から当たり前)、FAXはTIFF形式でNTTのサーバーからインターネットに接続できればどこからでもダウンロードできます。それに料金が安いのは何よりです。電話番号追加で100円、FAXお知らせメールで100円で合計200円です。これでFAX機器なしでFAX受信ができます。FAX送信はそのまま複合機でやっていますが、ドキュメントスキャナとFAXモデム(今時あるか??)があれば、FAX送信もFAX機器なしで可能です。

    ひかり電話は電話番号がマイナンバーで5つまで増やせるのはいいですね。ただし、個人向けの契約ですとレンタルされるルーターには電話機が2台しかつながらないのは注意が必要です。今度はLAN経由でSIPフォンでもつなげてみましょうか・・・。

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    私の電話機を選ぶ基準は、まずはカールコードがないこと。受話器がワイアレスだとコードのねじれを気にせずに楽です。後は、着信拒否の登録件数の多さでしょうか。50件程度でしたら、すぐに登録が一杯になります。100件以上着信拒否ができる電話機を選びます。

  • FON 無料アクセスポイント提供中の話し

    FONの無線ルーターを手に入れました。ルーターの設定をして、アクセスポイントを公開しました。ただし、横浜の本社(自宅兼用)ですので、どれだけ使ってもらえるかは疑問ですが。

    FONは、自分のところにアクセスポイントを設置して公開すれば、他のアクセスポイントを利用できるサービスです。専用の無線ルーターを購入すれば、パブリックとプライベートで使い分けられます。もちろん、パブリックに接続された人からは、プライベートのLANに接続されたPCには接続できません。どのくらいアクセスポイントがあるかは、FON Mapsで見ることができます。

    しかし、設定は手間取りました。そもそもFONで接続するための前提条件が理解していないのが原因でした。

    まず、パブリックでアクセスポイントを接続するには、WebブラウザでアクセスするとFONの認証ページに強制的に飛びます。ここで登録したID/PWを入力すると、以降はインターネットへアクセス可能です。最初は、アクセスポイントごとにID/PWが付いているのかと思いこんでいました。

    プライベートでアクセスポイントに接続するには、WPAのキーを設定するれば完了です。ここでも、DHCPで既にあるLANのプライベートのIPアドレスが払い出されるものだと思っていましたが、これも違っていました。FONの無線ルーターは、ブリッジではないのですね。ルーターという名前ですから当たり前ですが、FONのルーターはNATなのです。IPアドレスはFONがDHCPサーバーになって、接続されたPCにはFONのLAN側のIPアドレス(デフォルトは192.168.10.0/24)が払い出されます。

    思うに、FONの無線ルーターに入っている説明書では、私のような思いこみが強い人間には、うまく設定できないかもしれません。それとFONジャパンのサイトは、ちょっと辛いですね。これでは、何が何だかわかりません。このままですと、FONの普及に足を引っ張りそうです。

    もし、FONのルーターの設定を知りたければ、販売代理店のツクモのFONのページがいいです。簡潔にルーターの設定が説明されています。もっと詳しい情報を知りたければ、ユーザーがまとめているWikiがお勧めです。

  • SEO命という人に相談に乗った話し。相談だけだけど。

    最近、相談された案件で、

    「●●●というキーワードでGoogleの検索画面の1ページにうちのサイトがないのはどうして?」

    というのがありました。Googleで検索してみると、なるほど、3ページ目にありました。

    サイトを見てみると、上記のキーワードの商品についての文章が載っています。しかし、HTMLのソースを見てみると、METAタグでキーワードも設定されていないし、テーブルで複雑にレイアウトしたソースです。しかも、更新もされていない。

    つまり、丁寧にHTMLファイルを書いていないし、放ってあるページなんですね。これじゃ上位に入るわけがない。

    別にSEOアドバイザーの看板を掲げているわけではないし、アドバイスしたところで、「1ページ目に載りますよ。」と保証できる訳ではありません。しかし、

    • タイトル、見出しはちゃんと書きましょう。見出しはテキストで。
    • METAタグもちゃんと設定しましょう。
    • ページレイアウトやデザインは、CSSでシンプルに作成しましょう。そのためにレイアウトとデザインの設計をしましょう。
    • サイトマップのページを作りましょう。
    • 本文はちゃんと書きましょう。
    • 外からリンクを貼ってもらいましょう。

    とアドバイスしておきます。そして

    • ちゃんと更新しましょう。

    です。それでもダメであれば、

    • Googleにスポンサーとして広告のお金を払いましょう。

    以上をやっても絶対に検索サイトの1ページ目なんて保証できません。勝手に検索ロボットがリンクを辿って勝手に判定するものですし。

    そういえば、「青山オフィス」でGooleで検索すると、うちの会社が1ページ目に出てきます(今は出てきません)。

    たとえ、1ページ目に出てきても、ページアクセスしてくれて、そこで何かアクションをしてくれないと(ものを買ってくれるとか、問い合わせをしてくれるとか)、ありがたみがないのです。ですので、ちゃんとページを内容含めて作りましょう。

  • Google パーソナライズドホームを使い始めた話し

    スケジュールをGoogle Calenderにしてから、ブラウザのスタートページをGoogle パーソナライズドホームにしています。

    今までは、YahooとかMSNをトップページにしていましたが、広告が出てこないのでシンプルでいいです。コンテンツはGoogleが用意しているものに加えて、よく見に行くニュースサイト、あとはお客さんのブログのRSSを追加しています。

    RSSの出力をしているサイトでしたら、Google パーソナライズドホームにコンテンツとして追加できます。これは便利です。取りあえずブラウザを立ち上げれば、気になるサイトはチェックできます。

    Google パーソナライズドホームは、いつものGoogleのサイトにいって、右上のパーソナライズドホームをクリックします。Google IDでログインしておけば、どのPCからアクセスしても、カスタマイズした同じコンテンツを表示できます。

    特にGoogle Calenderのスケジュールがすぐに確認できるのはうれしいです。Gmailの受信トレイも確認できます。

  • Interop 2006 Tokyoに行ってきた話し

    本日は、幕張メッセまでInterop 2006 Tokyoに行ってきました。本当に久しぶりの展示会です。

    以前はネットワーク関係のお祭りのようなイベントでしたが、落ち着いてしまっているようです。以前と比べて出展社も少ないようですし。

    まずはNTT東日本。ひかり電話のオフィスタイプ。小規模の事務所にはよろしいようです。電話番号追加も家庭用と同じで100円/月と安い。既存のビジネスフォンも使えますので、安くなって使い方は同じといった感じです。INS64の置き換えができます(G4 FAXが使えない)。2回線以上(8回線まで)の同時通話ができますので、こちらもお得といったことでしょうか。

    住商情報システムのブースに、ひっそりとヤマハの新しいブロードバンドルーターが参考出品されていました。現在のRT57iの後継機です。TELポートがアナログに対応しています。SIPサーバーに対応するかはわからないようです。期待して待っています。

    お付き合いのあった会社は2社ほど出展していましたが、今回は、誰も知り合いに会いませんでした。

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    拠点間や法人向けルーターは、ヤマハのルーターが信頼性があってお勧めしています。私もヤマハのルーターを使っています。

  • 4年前のプログラムのバグの話し

    サポートしているオンラインゲームのフリーゴルフの掲示板が爆発しかけています。ユーザー同士のトラブル。事務局として、火消しに回る。

    さて、その掲示板のプログラムの動きがおかしいので、プログラムを解析しました。ファイルの日付を見ると2002年作成。マイクロソフトのIISで動いているASP。しかも、開発元の韓国の会社の手によるもの。プログラムのコメントがハングルらしくて、文字化けしている。

    まずは、すべてパラメータのチェックを行うように追加。これがないとセキュリティの大きな問題が。

    改めて見直すと、何と致命的なバグが。致命的すぎてこのブログでは書けない・・・・。

    あと、自分が書いた記事を編集しようとすると、違う掲示板の同じ記事No.が表示されてしまう。

    なんで4年間もバグが見つからなかったか・・・。ユーザーの使い方としては、たまたまコードが実行されてなかったせいか? 本当に運がいいかもしれません。

    開発元では、あまりテストをしていないようですね。4年前のセキュリティレベルがそうしたものか。受け入れる日本側の問題ですが。

    ひとまず、すべてプログラムを見直して対応しておきました。

  • Microsoft(!) Groove 登場

    マイクロソフトがOffice説明会で、Grooveのデモを公開したそうです。

    元記事は、@ITの記事です。

    さて、Grooveはアンドワークス社内で、既に3年以上使っているコラボレーションソフトです。このブログでも紹介してきました。社内のプロジェクトで発生しているドキュメントは、ほぼGrooveで情報共有しています。

    MicrosoftがGrooveを手に入れて、ようやく次のOfficeに入って、リリースとなります。

        Groove = P2Pアプリ = Winny

    という論法から、Grooveは危ないから使用禁止となった会社もありましたので、Microsoftの力で、P2Pの現状を打開していただきたいと思います。

     既にMicrosoftのサイトで、Grooveも含めて次バージョンの2007 Microsoft Offceのベータ版がダウンロードできます。Grooveの良さとおもしろさを一度試されたらよろしいかと思います。ベータ版は、日本語にメニューが翻訳されています。

    しかし、価格が「ボリュームライセンスにて未定」というのは、ちょっと恐いものがあります。1ライセンス10,000円以内で、1ライセンスづつで購入できればいいのですが。