5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

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  • DreamweaverでSCSS(SASS)のコンパイルができなくなっているので、VS CodeのLive Sass Compilerにしてみた話し

    DreamweaverでSASS(SCSS)のCSSへのコンパイルができない。というか、突然できなくなっていた。

    F12でブラウザプレビューができなくなっているから、Dreamweaverがアップデートされた影響かと思ったが、Dreamweaverをアップデートしたという履歴がなかった。どうして、突然SASSのコンパイルができなくなったのは不思議である。

    F12でブラウザプレビューができなくなっているのは、いつものことだから対応できる。次のサイトのように、PIB_Dynamic.jsを編集すればよい。

    だけど、SCSSからCSSにコンパイルできないのは困った。Dreamweaverの「サイトの管理」にある「CSSプリプロセッサー」の設定を見直しても問題は見つからない。

    このまま、困って止まっていても仕方ないので、SCSSのコンパイルの別の手を考える。突然、Dreamweaverがトラブルを起こすのはいつものことだから、アドビのサポートに何とかしてもらうよりも、自分で何とかしてしまったほうが早い。

    SASSのコンパイルは、以前WindowsでKoalaというWindowsで動くGUIのコンパイラを使ったことがあるが、バージョンアップが3年くらいもしていないので却下した。

    他にないかと考えたら、VS Codeの拡張機能のLive Sass Compilerを使うことにした。わざわざNode.jsのタスクライナーでコンパイル環境を作るのも大変だしね。

    しかし、Live Sass Compilerのデフォルトの設定では、CSSはSCSSと同じディレクトリに出力してしまう。こちらの希望は、scss/の同じ階層のcss/に出力してほしい。

    最初、Live Sass Compilerの設定ファイルにある”liveSassCompile.settings.formats”に

    "savePath": "./css"

    と書いてみたらダメで相変わらずSCSSと同じフォルダにCSSを作成してくれる。調べてみると、参考にしたのは以下のサイトである。

    "savePath": "~/../css"

    のように~/を付けるといいそうだ。

    以上で、無事にSCSSからCSSにコンパイルすることができた。しかし、SCSSの保存はVS Codeからではないとコンパイルしてくれないのね。DreamweaverでSCSSファイルを保存しても、Live Sass CompilerはCSSにコンパイルしてくれない。ファイルの更新を監視しているのではなく、VS Codeのファイルの保存でフックして実行しているみたいである。Dreamweaverだけでファイルの更新ができないのは、多少面倒である。HTMLはDreamweaver、CSSはVS Codeと、編集のアプリケーションを切り替えないといけないようだ。

    やはりここは、node.jsのnpmでゴニョゴニョして、何かのタスクライナーを使ってファイルの更新を監視しして、自動SCSSのコンパイルをできるように環境を構築しようか。

    追記(2021年3月2日)

    この記事を書いてからDreamweaverのアップデートがあったみたいで、現在はSASSへのコンパイルが正常にできるようになっている。AdobeのDreamweaverってたまにこんなことがあるから・・・。

    追記(2022年10月25日)

    現在、DreamweaverでSCSSのコンパイルができなくなっている。SCSSファイルを選択すると「ツール」-「コンパイル」が有効になるので、DreamweaverはSCSSをコンパイルする気はあるのだろうな。

    しかたないのでVS CodeのLive Sass Compilerでコンパイルしている。何も対応する方法もなさそうなので、このまま放っておいて、Dreamweaverのアップデートでの対応待ちである。

    自分のところだけの障害だったらイヤだな。


    と書いて、もしかしたらと思ってPCを再起動してみた。

    そうしたら、DreamweaverがSCSSをコンパイルしてくれるようになった。何だろうな。力が抜けるわ。いつものWindowsのトラブルがあったら、とりあえず再起動してみる、という話しだな。


    ただし、CSSの出力フォルダーをDream Weaverで定義しても定義したフォルダーには出力できなくなっている。しかないので、出力できるSCSSと同じフォルダーにしている。おかげでSCSSファイルをCSSフォルダーに移動した。

    なかなかAdobeの製品って上手くくれないのよね。ちゃんとサブスクリプションの契約をしてもダメなのよ。

  • アマゾンのEcho Showで遠隔通話の設定をしてみたけど、設定をあまりよくわかっていない話し

    アマゾンのEcho Showで遠隔通話の設定をしてみたけど、設定をあまりよくわかっていない話し

    ツレの思いつきで、アマゾンの新年セールでEcho Showを8と5の二台購入した。目的は、ツレの実家の両親とのビデオ通話である。以前、Google Nest Hubを購入して失敗したので、再挑戦である。

    早速、設定を申し付けられる。いろいろとやってみたのだが、こちらが満足する設定ができていない。アレクサの設定をこちらがよく理解していないのが原因かもしれない。

    こちらの想定する使い方としては、

    • 1台をこちらに、もう1台をツレの実家に置く。
    • 実家の両親が、こちらの名前を呼んで(○○さんに電話して)電話(コール)をする。
    • こちらのEcho Showが応答する。
    • ビデオ電話をする。

    となる。

    最初に、2台とも私のアマゾンのアカウントで設定する。すると、実家のEcho Showをデバイスの名前で呼び出すことができなかった。デバイスの名前の設定がよく理解していない。

    つぎに実家のEcho Showにツレのアマゾンのアカウントで設定してみる。アレクサアプリの連絡先でこちらの姓を登録する。今度は、こちらの姓で電話をかけることができるが、履歴にはツレの名前になってしまう。

    デバイスで呼び出しても、履歴にはアカウントの名前が残ってしまう。私感ではあるが、ようするに別のアカウントで電話をする場合、デバイス同士で電話つなげているのではなく、アマゾンのアカウントを呼び出してアカウントに登録されているアレクサのデバイスをつなげているようである(この理解で合っているか?)。他のアカウントからコールすると、アカウントに複数のデバイスが登録されていれば、すべてのデバイス(アプリ、Echo Show、 Echo Dotなど)が応答してしまう。そして、アカウント同士は、アマゾンアカウントに登録されている携帯電話番号でアマゾンのサーバーで区別しているようである(電話が切れた後に表示する名前を登録していないので想像している)。デバイスは、アマゾンのアカウントで共有できない、つまり固定電話ではないのであった。

    問題は、ツレの両親はスマフォを持っておらず、ガラケーでアレクサアプリを動かすことができないのである。両親がアレクサアプリを起動できるのであれば、そのスマフォに登録してしまえば、万事解決なのである。こちらは、ツレのアマゾンアカウントでEcho Showを登録してしまえば、ツレの両親とツレで完結するのある。

    Echo Showのアマゾンアカウントの認証はSMSであるので、ツレの両親のガラケーで認証できるという話もあるので、ツレの両親のアマゾンアカウントを登録してしまえば大丈夫かと思うが確証はない。

    とりあえず、ツレの両親のアマゾンアカウントを新しく登録して、携帯電話番号を息子の番号を登録して試してみたら、履歴は息子に名前なるが、いい感じに設定できた。

    しかしながら、アレクサの音声認識の信頼性はまだまだ辛い。たまに、電話をかけようとしても、とぼけたことを言って電話をつないでくれない。高齢者の両親に今のEcho Showを納品するのは、まだ難しいかもしれない。思うように応答してくれなくて、Echo Showはただの時計になるかもしれない。

    追記

    だんだんとアレクサのことがわかってきた。

    自宅に置く方のEcho Showはツレのアカウントを設定する。アカウントの登録は、工場初期設定が必要である。セキュリティ上とは言え、とても面倒。ネットワークの設定からアカウントの登録まで、もう一度行う。

    家にあったEcho Dotもツレのアマゾンアカウントに登録した。こちらも最初から初期設定を行う。どんどん、アマゾンEchoに慣れてきた。

    アレクサは、どうも義理の父の名前が正しく読めないので(フリがナを設定してもダメなのはどうして?)、母の名前にしておいた。

    これで、ツレの実家からは、娘の名前を呼ぶと電話をかかるようになった。自宅のEchoはツレに登録したので、一階二階どちらでも連絡を取れるようになった。もちろんスマフォでもコールが取れるはず。

    これで、ほぼ目的は完了。あとは、実家に納品をしにいくだけ。きちんと音声が認識できるか心配である。

    そもそも、複数のアカウントでEchoデバイスが共有できないので、いろいろとここまで設定が大変だった。共有できないないのは、何かアマゾンのセキュリティポリシーがあるだろうか? 共有できてしまうと、何か大きなトラブルになるのかな?

    続きはこちらから

  • Emergency dayの結果と、その検討結果の話し

    一日、メインのPCが壊れて使えなくなった、あるいはWindows Updateが失敗して起動できなくなったことを想定して、別のPCで作業できるか検証しました。

    結果的には、特に問題なく作業を継続できました。これでメインのPCが故障しても、そのまま作業を続行できます。

    どうして問題なかったというと、私のPCの使い方から以下が考えられす。

    データはローカルに格納されていても、すべてクラウドストレージで同期が取れていたこと。

    一番大きかったのが、これに付きます。私の場合は、作業で必要なデータファイル(文書など)をすべてDropboxに置いて、すべてのクライアントと同期を取っていました。もちろん、すべてのファイルをDropboxに置くのは無駄ですので、作業に必要なものだけど置いています。クライアントによってはディスクの容量が少ないものがありますので、この場合は必要なファイルだけを選択して同期を取っています。

    クラウドストレージにファイルを同期することでバックアップにもなります。もし、クライアントのPCのハードディスクが故障しても、再度Dropboxから同期をすれば、ファイルのリストアになります。

    以前は、ファイルサーバーでリモートドライブとしていましたが、Dropboxの場合、ネットワークのオフラインでローカルにファイルがありますので、どこでも作業できるのも魅力です。このおかげで写真(もっとも写真は、Google Photoに格納していますが)などの大容量のファイル以外では、ファイルサーバーを使用しなくなりました。

    ソースファイルはGitのリモートリポジトリに格納していたこと。

    肝心の仕事の成果物であるソースファイル(仕様書も含め)は、すべてGitでバージョン管理するようにしていました。そしてGitlabをインストールしてリモートリポジトリの管理をしています。ソールファイルの取り出しは、どこでもGitlab経由でGitでクローンかプルしておけば、最新の成果物を取得して開発を開始することができます。

    クライアントPCは必要なアプリケーションをインスールするだけにしておく。

    データは外部から取得すると言っても、必要なアプリケーションはインスールしておく必要があります。まとめて必要なアプリケーションをインスールする機能でもあれば、もし、PCが故障して使えなくっても、短時間で復旧することができるかもしれません。

    しかし、そんなにPCが故障するということもないので、この辺りはその都度インスールしていくということでいいのでしょう。


    以上、みなさんも万が一使っているPCが壊れても影響がないかとうを知るためにも、一度Emergency dayを設けてテストしてみてはいかがでしょうか。慌てる前のなんとやら・・・。

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  • EaseUS Todo Backupのブータブルディスクが起動できなかった話し

    EaseUS Todo Backupの設定が一段落して、ついでにバージョンアップした。ライセンスが永久となっているので、無償でバージョンアップしてくれるものだと信じ込む。

    無事にバージョンアップしてくれたので、これまたついでにUSBメモリにブータブルディスクを作成しておく。このついでにという作業は嵌まる罠のようなものである。予想通り罠にはまった。

    これまたついでに作成したブータブルディスクで起動してみると、起動できない。おかしいと思って、別のPCでも起動してみる。再起動できない。ThinkPadで再起動してみると、こちらは再起動できた。EaseUS Todo BakupのブータブルディスクはPCを選ぶのだろうか?

    せっかくバックアップを取ってもディスクを復元しなければ、EaseUS Todo Backupを動かしている意味がない。何とかする。

    まずは、WinPEブータブルディスクではなくLinuxブータブルディスクで作成してみる。結果は起動できない。

    つぎにUSBメモリではなくCD-Rで作成する。こちらは上手く起動できた。普段、PCでCDドライブなんて使っていないので、ドライブが正常に動くかどうかのほうが心配である。

    さて、今回の教訓であるが、お手軽USBメモリだけではなく、面倒でもCD-Rでもブータブルディスクを作成しておけ、ということだった。万が一、ディスクを壊れたときに慌てないようにね。

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    追記(2021年9月14日)

    最近、この記事へのアクセスが増えてきた。

    CD-Rで起動とか言っても、PCにはCD-ROMドライブなんて付いていないな。CD自体使わなくなった。

    CD-ROMドライブが付いていないPCは、外付けのCD-ROMドライブをつなぐことになる。今使っているCD-ROMドライブはこれ。

    USBが使えるPCであれば起動できるようになる。ただし、PCがUSBのCD-ROMの起動をサポートしていないとだめ。PCが起動できなくなる前に、BIOSのブートの設定のチェックをしておいたほうがいいぞ。古いPCだと(10年以上前のだけど)、BIOSがUSBでのブートをサポートしていないPCがあった。そのときは、内蔵CD-ROMドライブをSATAで接続しなければいけない。ノートPCの場合は、どうしましょうか・・・。

  • ダミープラグでTeamViewerをディスプレイなしでもアクセスできるようにした話し

    先日の記事でディスプレイをつないでないとTeamViewerでアクセスできないと書きました。

    今回ダミープラグ(ディスプレイがつないでいるふりするようなもの?)を手に入れましたので、TeamViewerでアクセスできるか試してみました。購入したダミープラグはHDMI用のこれ。二台のPCにTeamViewerでアクセスしたいので2個入りです。

    HDMIのダミーブラグはアマゾンで検索するといろいろ出てくるし、どれもかわらなそうなので、お好きなものをどうぞ。

    最初、ただHDMIのポートに挿しただけだと、もちろんアクセスできませんでした。いろいろとTeamViewerの設定をしなければいけません。

    まずは、パスワードなしにアクセスできるようにアカウントを割り当てます。そうしないと、ディスプレイが見えないのでパスワードがわかりません。「その他」ー「オプション」の「全般」で「アカウント割り当て」でTeamViewerのアカウントでログインしてアクセスしたいPCを割り当てておきます。念のためにアカウントは二段階認証を有効にしておきましょう。

    それと、同じところで「TeamViewerの重要な操作オプション」で「Start TeamViewer With System」(Linuxの場合)にチェックを入れてPCを起動したときにTeamViewerも起動します。これをしないと、PCを起動するたびにディスプレイをつないで、わざわざTeamViewerを起動する羽目になります。

    ここで念のためにTeamViewerでアクセスできることを確認しておきます。

    あとは、ダミープラグを差してPCを再起動します。一台はHDMIしかないディスプレイカードですので、必然的にディスプレイには接続できなくなります。

    以上でTeamViewerでディスプレイがつながっていなくてもアクセスできるようになりました。

    ダミープラグのおかげで(?)、画面の解像度が2048X1152のQWXGAまで選択できるようになりました。ダミープラグの使用では4Kまでいけるようですので、ディスプレイドライバーの設定でいけそうですね。

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    追記(2020年11月4日)

    ダミープラグを付ければ、TeamViewerからアクセスできると書きましたが、条件によってはアクセスできないときもありました。これは接続先がWindowsであれば発生しませんが、Ubuntuが相手だと発生します(自分のところでは)。

    いろいろ試してみると、ダミープラグだけ付けるとOKだけど、ダミープラグとディスプレイのケーブルを一緒に付けておくとNGとか、両方ともつけてもOKとかPC(マザーボード)によって違ってきました。ダミープラグだけにすると基本的にはOKだけど、起動時にディスプレイを付けないとNGとか、いろいろと組み合わせがあるようです。また、接続OKでも、しばらくすると(何日間か放っておくと)、接続できなることもあります。

    こればかりは実際にTeamViewerに接続してみないとわかりません。

    続きはこちらから

  • Bitbucketの支払い明細がよくわからないからGitLabに乗り換えた話し

    今の仕事でPDFファイルとか画像ファイルがたくさんあるサイトの世話をしているのだけど、このサイトをgitでバージョン管理している。プログラムソースではなく、HTMLファイルとか画像もgitでバージョン管理していると何かと便利なのである。やはり、先祖返りを起こさない(複数でサイトアップしてしまっているから、厳密には難しいけど)し、昔のページに戻してとかの話しもたまにあるので、gitで管理するのはいいのである。

    さて、今まで使っていたのはアトラシアンのBitbucketだった。LFSで4GB近くのバイナリもレポジトリに入れていた。そうなると、無料プランでは無理で、有料のStandardプランのライセンスを購入していた。特にBitbucketの機能には不満はない。サーバーの運用も任せられるので安心して利用していた。

    しかし、メールで送られてくる支払いの明細をみたら疑問が出てきた。支払いのメールアドレスとBitbucketのログインのアドレスと違っていた。こちらは、運用のアドレスと請求のアドレスが別に登録されているかと思ったら違っていた。こちらは自分が悪いのだけど、2つのアドレスをBitbucketに登録していた。不思議なのは、請求のあったアカウントには有料プランのWorkspacesを所有していない。請求されていない方のアカウントに有料プランを登録しているWorkspacesが存在している。これはどうしてか?

    この辺りのWorkspacesって何かから調べて、アトラシアンのサポート担当者に聞いてみる。翌日の早い回答をくれたが、その回答はよくわからない内容だった。何かWorkspacesとクレジットカード記入と契約担当者の関係とかの、自分では理解できない難しいことを言っていた。

    この辺りは、既に理解不能に陥っている。そもそも、Bitbucketに登録したときにはWorkspacesなんてなかったので(昔だとTeam?)、Workspacesと課金の関係から理解しなければいけないようだ。でも、課金の体系が変更になるのであれば、丁寧に説明してくれないと困る。

    また別件の話しになるのだが、請求は毎月$15されている。レポジトリに5人のアカウントで使っていたので、$3×5人で$15だと思っていたら、実は違っていたようだった。アトラシアンのサポート担当者によると、Standardプランの最低限価格は$15ドルだそうだ。

    しかし、こちらのWorkspacesの設定からリンクされている料金表を見て1ユーザー$3と思い込んでいた。

    サポート担当者の説明だと、本来ならこの表の上にスライダーで人数を入力して価格シミュレーターがある価格表があるのだそうだ。価格シミュレーターだと1~5人でも$15になるそうだ。こちらを見てくれと言われた。

    おいおい、これはよくわからないぞ。重要な情報である価格表でこれでいいのか? 価格に関するすべてのページに、この価格シミュレーターが必要ではないか? だったら、大元の価格表だけにしないと、自分みたいな勘違いする輩が出るのではないのか?

    ついでに請求書もわかりにくい。Workspacesごとに有料プランに登録できるらしいけど、請求書の明細には有料プランではないWorkspacesも載っている。しかも、なぜかすべてのWorkspacesは載っていないという訳のわからなさ。どういった理由でWorkspacesを選択しているのか?

    だんだんBitbucketを使っていくのはめげてきた。課金体系には明確さが重要である。アトラシアンには不信感が残ってしまった。

    ということで、Gitのレポジトリサービスなんて、Bitbucket以外にもいろいろあるしねということになった。どのGitのレポジトリサービスにしようかと考えたら、QNAPのコンテナサービスにGitLabのDockerコンテナで実現することにした。こちらはGitLab公式のコンテナを使って簡単に動かした。最初からGitLabをインストールするなんてRubyの云々でいろいろトラブル起こすのが目に見えているので、簡単確実にGitLab公式のコンテナを何も変更せずに利用する。レポジトリの移行は、BitbucketからPullしてGitLabにPushすれば、こちらも簡単である。

    移行後は、Bitbucketの有料プランのWorkspacesに登録しているレポジトリを削除してStandardプランをFreeプランに忘れずに変更しておく。アトラシアンのサポートによると、これをやっておかないとユーザーをWorkspacesから削除してもそのまま課金されるそうだ。ただし、Workspacesの削除の仕方がわからなかったので、何もレポジトリが存在しないWorkspacesをそのままにしている。

    課金以外のBitbucketは満足していたけど、今回の件は残念だった。海外のサービスを自分のようなヤツが使うのは難しいのは実感した。だけどEvernoteとかDropboxとか使っているけどな。

    だけど、自分のところのQNAPでGitLabを動かすと、メンテナンスとか自分でやらないとけいけないので大変なのである。もっとわかりやすい料金体系のGitのサービスを探そうかな。

  • iPhoneのSafariで画面が崩れるのは、CSSのデフォルト値を疑えという話し

    お客さんからページの右上にある検索ボタンがとんでもないところに表示するという相談が来た。この部分は他の会社が作った部分だけど、対応が安い早いと重宝されている自分のところに回ってきた。

    検索入力項目と検索ボタンが横に並んでいるはずだけど、検索ボタンが入力項目の下に送られて表示されてしまうらしい。

    どうも、特定のPCで発生するとのこと。自分のところのPCでChrome, Firefox, Edge, それと忘れていけないInternet Explorer(忘れたいけど・・・)で試してみたけど、すべて正常に検索ボタンが配置している。スマートフォンも試してみたけど、唯一おかしな動作をしたのはiPhoneのSafariだった。

    とりあえず検索入力項目の幅を小さくしてみると、正常にiPhoneでも表示するようになった。だけど、これだとPCでは検索ボタンの横が空いてしまう。

    そこで、iPhoneのCSSでどのような状態になっているかを調べるため、iPhoneの実機でデバッグできるようにする。参考にしたのは以下のサイトである。意外に簡単にiPhoneのSafariページをMacのSafariの開発ツールから見ることができた。

    MacとiPhoneをつなげて調べてみると、入力項目のpaddingの初期値が設定していないのが原因だった。iPhoneの場合、何もpaddingを設定しないと0.5emが初期値になってしまう。ちなみに、初期値は以下の通りになる。

    iPhone SafariPC Chrome
    padding0.5em1px
    margin0em0em

    どうも最初に作った人は、検索フォーム幅、入力項目幅を固定にして、marginやフォントサイズとかすべてのものをピクセル単位で指定していたけど、paddingだけを指定し忘れたのが原因だった。そもそも、CSSのリセットをしていなかったのが敗因だった。

    特定のPCでどうして発生するかは、その実機を見に行けば原因解明は速いかもしれない。こちれは不明? 古いバージョンのブラウザがインストールされているから?

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  • RedmineとBitbucket(Gitレポジトリ)を連携させた話し

    仕事で使用しているRedmine(一人チケット管理だけど)とBitbucketのレポジトリとの連携の設定をしてみます。やってみると、つまづいた点がありましたので、メモとして残しておきます。

    参考にしたのは以下のサイトです。

    Redmineのブログサイトです。

    Redmineの公式サイトです。

    今回行った手順を簡単に説明すると以下の通りです。コマンドなどの詳細の手順は各サイトをご覧ください。

    1. Redmineにredmine_github_hookプラグインをインストールする。
    2. RedmineのサーバーにBitbucketリポジトリからmirrorリポジトリでcloneしておく。そのときgit remoteは、後で認証が面倒になるのでhttpsではなくsshで指定しておく。cloneはredmineのアカウントで行う。
    3. Bitbucketリポジトリからfetchできるように、Redmineのサーバーでredmineのアカウントでssh-genkeyでパスワード無しで公開キー、秘密キーを作成する。公開キーをBitbucketに登録しておく。実際にfetchできるかテストしておく。
    4. Redmineでリポジトリの設定をする。設定はRedmine全体の設定とプロジェクト個別のリポジトリの設定がある。設定できたらプロジェクトのリポジトリが参照できるか見てみる。サイトが今どきUTF-8ではなくシフトJISだからリビジョンの差分が文字化けしてしまうので、全体の設定-ファイル(どういう訳かリポジトリではない)で、添付ファイルとリポジトリのエンコーディングをutf-8,cp932,euc-jpに設定しなければいけない。差分を表示をインラインにすると文字化けするが、横に並べるにすると正常に表示される(これは不明)。また、リポジトリが大きいとプロジェクトのリポジトリのページはInternal Errorになるが、しばらくすれば参照できる(これで最初諦めかけた・・・)。
    5. BitbucketのリポジトリのWebhooksの設定をして、commitするとredmineのレポジトリが更新されるようにしておく。何かcommitしてBitbucketにpushすると、Redmineのレポジトリが更新されるかを確認する。
    6. 連携する前のRedmineの各チケットとリビジョンと関連付けを行う。

    以上は各サイトの内容をいいどころ取りしたものです。それぞれ自分のサイトに合わせて設定してください。

    以上ですと、Redmineからレポジトリを参照できるだけですので、BitbucketとSourceTreeでも使いやすいようにRedmineの連携も設定します。

    BitbucketからRedmineのチケットIDとリンクするには、リポジトリの設定のリンクで

    Link URL: https://[redmineのドメイン]/issues/\1
    Link Key : #(\d+)

    とします。これでBitbucketページ内で#チケット番号をクリックすれば、Redmineの該当する番号のチケットページが表示します。

    同様にSourceTreeの設定-詳細で、コミットメッセージ中のリンクで

    置換タイプ : その他
    正規表現 : (\d+)
    リンク先 URL : https://[redmineのドメイン]/issues/$1

    と設定すると、コミット内のメッセージに出てくる#チケットIDをクリックすれば、Redmineの該当する番号のチケットページが表示できるようになります。

    実現できなかったことは、Redmine内のレポジトリのハッシュからBitbucketのコミットにリンクの方法でした。何かよりRedmineのブラグインがあるのでしょうか?

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    追記(2020年5月7日)

    RedmineとSourceTreeの連携ですが、以上はWindowsの設定方法です。Macの場合は違います。リンク先ではなく置換される文字列となりますので、HTMLのリンクとなります。例えば、以下のようになります。

    正規表現パターン : #(\d+)
    と置き換えます : <a href="https://[redmineのドメイン]/issues/$1">#$1</a>

    ただし、自分のところではブラウザが起動せずに、そのままのビューでRedmineになってしまいます。何かまだ問題がありそうです。

    追記(2020年9月30日)

    あれからBitBucketをやめて、QNAPのContainer StationにGitLabをコンテナで立てました。上記の記事中のgit remoteは、sshではなくHTTPSでアクセスさせています。

    QNAPのファームウェアをアップデートして再起動したら、RedmineとGitLabの連携がうまくいかなくなりました。

    いろいろと調べてみると、Redmineからgit pullができていませんでした。原因は、GitLabのコンテナのIPアドレスが違うアドレスになっていて、RedmineからGitLabのコンテナにアクセスできなくなっていたのが原因でした。たまたま今までQNAPを再起動してもGitLabのコンテナのIPアドレスが変わらなかったようでした。まあ、考えてみると当たり前です。~/.ssh/configで直接IPアドレスを指定していたのが敗因でした。

    そこで、~/.ssh/configを

    Host gitlab                                                                                                                                                                                       
      Hostname gitlab_web_1     # アクセスできるホスト名                                                                                                                                                                      
      # Hostname 172.29.0.3    直接IPアドレスをしているのはやめる。                                                                                                                                                                       
      IdentityFile ~/.ssh/id_rsa                                                                                                                                                             
      User git 

    のようにコンテナのホスト名に変更しておきました。これで、GitLabのコンテナを再起動しても大丈夫のはずです。git remoteのほうは、

    $ git remote -v                                                                                                                           
    origin  git@gitlab:user-name/xxx.git (fetch)                                                                                                                                                      
    origin  git@gitlab:user-name/xxx.git (push)   

    のようにしています。

    ちなみにRedmineとGitLabのコンテナは同じネットワークに存在してます。これが重要でう。

    追記(2021年7月7日)

    BitbucketからGitlabに移行したけど、設定方法は基本的に同じです。

    Redmineのサーバーでredmineアカウントで公開キー/秘密キーを作成してGitlabのサーバーに公開キーを登録しないといけないということを忘れて手こずりました。

  • モバイルPASMOのオートチャージでクレジットカードが登録できない話し

    本日からモバイルPASMOが使えるようになりました。アプリをダウンロードしてPixel4に登録しました。クレジットカードが登録を登録して最初のチャージをします。

    ここまではうまく行きました。しかしながら、オートチャージの設定ができません。

    よくパスモの説明を読んでみると、オートチャージで登録するクレジットカードは、各鉄道会社が関連するクレジットカードのみです。私の場合は東急カードとなります。

    東急カードは持っているのですが、このカードはいずれ解約することになっています。ツレからの指令でANAのマイルをゲットするためにに、東急と連携しているANAカードのクレジットカードに切り替えようとしています。東急カードはJAL、こちらのANAカードは東急に連携しているだけで東急カードではありません。したがって、オートチャージのクレジットカードには登録できません。

    やはり、パスモは各鉄道会社の運営上のの縛りがあるのでしょう。自分のところのクレジットカードしか使えないのでしょう。スイカも同じですね。スイカはJR以外のスイカの提携カードがオートチャージで登録できるので、若干緩いですけそ。しかし、普通のチャージは、どのクレジットカードでもいいみたいのは不思議です。

    Pixel4は今まで通りsuicaでよかったかもしれません。でも、既にモバイルパスモにチャージしてしまったし、チャージ分を使い切って解約しましょうか。

    以上、皆さまもくれぐれもお気を付けを。モバイルパスモでオートチャージしたいときは、お使いの鉄道会社のクレジットカードを素直に申し込みましょう。おそらく、既にパスモ付のクレジットカードを持っているから、みんな大丈夫かと思うけど。

  • スマートキーのQrio Lockを取り付けてみた話し

    アマゾンがCyber Mondayで安くQrio Lockというスマートロックを売っていたので買ってみた。Qrio Lockは、有楽町のビックカメラで見て、この前から気になっていた。スマートロックは、スマートフォンでカギの開け閉めができる。下記のQrio Lock本体とハブのセットであれば、インターネット経由で遠距離から開け閉めができる。これは何かあったら怖いけど。

    古いドアでも取り付けは簡単

    Qrio Lockの取り付け方法とか設定方法は、他のサイトで散々と紹介されているので、自分で簡単に使い始めた感想など書いてみる。

    まずは取り付けは付属の説明書に詳しく書いているのでよく読めば簡単である。特にQrio Lockを取り付けるドアの部分をよく綺麗にしておくのが大事である。薄めた洗剤を付けたタオルと水拭きタオルで念入りにきれいにした。あとは説明書に書いてある通りに1分以上体重をかけてドアとQrio Lock本体を密着させておいた。これでQrio Lockが脱落する事故がないだろう。

    スマートフォンとの連携(カギにする)は、アプリに従えばこちらも簡単に設定できた。最初に設定したスマートフォンがマスターキーになって、その他の家族のスマートフォンは合鍵になる。これが理解できれば大丈夫である。

    我が家の30年前の玄関ドアは、番号入力での電気ロックでオートロックもできる。ただし、電気ロックは電源で動作しているので停電になるとカギがないと開かなくなってしまう。普段からカギを持っていないので、停電のときは締め出されてしまう。実際に東日本大震災のときは30分ほど締め出されてしまった。そこで、電池でカギの開閉させるQrio Lockを付けていれば、スマートフォンがあれば何とか開けることができる。カギを持ち歩けばいいのだけど、何十年もカギを持たない生活に慣れてしまっているので、もうそれもできなくなってしまっている。

    でもオートロック機能はいただけない

    このドアでも問題なく取り付けと設定できた。ドアのほうでオートロックしてしまうので、Qrio Lock側もオートロックの設定をしてあげないと、開くと閉まるの同期が取れなくなる。オートロックで締め出されても、今まで通り番号入力の電気錠で解錠できるから、もしQrio Lockにトラブルがあっても大丈夫のはずである。うちは電気錠でカギの開閉ができるけど、このようなスマートロックを使うときでもカギは持ち歩いた方がよいと思う。

    オートロック機能に関しては??の部分がある。ドアを開いたままでもオートロックが効いてロックがかかってしまう。知らずにドアを閉めるとロックが飛び出たままになるので壊れそう。せっかくセンサーを付けているから、ドアを閉じた状態のときだけにオートロックになればいいと思う。

    Qrio Lockの取り付け

    ハンズフリー解錠はうまくいったけど

    Qrio Lockはおおかた満足しているのだが、一番気になるのはハンズフリー解錠の動きである。100mくらいドアから離れないと外出と認識してくれないらしくハンズフリー解錠ができない。しかも戻るときに20m位で解錠動作が始まり(スマートフォンに通知が来る)、丁度玄関の前に立ったタイミングで解錠する (こちらもスマートフォンに通知が来るけど、毎回解錠に失敗したと通知するが解錠してくれている) 。だけど、解錠動作が始まったときに、さっと誰かが玄関から入ってしまえば侵入できたしまうかもしれない。まあ、玄関が丸見えだからそんなことはできないけど。

    しかしながら、自宅から出てすぐに忘れ物に気が付いたときには、ハンズフリー解錠はできないことになる。いちいちスマートフォンのアプリで解錠しなければならない。スマートフォンのウィジェットに開閉ボタンを登録しているけど、これは少し不便かもしれない。

    外出とする距離と解錠動作を始める距離を短く設定できれば、この不便さは解決できるかもしれない。何かの理由でメーカーはこの距離にしているかもしれない。ちなみにQrio Lockの本体ソフトウェアのアップデートもスマートフォンアプリ経由でできたので、これからもいろいろと便利な機能をバージョンアップしてくれることを期待したい。

    追記(2022年12月20日)

    ハンズフリー解錠は全く使えないので、もう機能として無視している。ハンズフリー解錠で鍵を開けてくれるなんて、最近は全くやってくれない。

    アパートオーナーがQrio Lockを使えるか?

    アパートのオーナーの立場からいうと、アパートのカギ管理でQrio Lockを使うのもいいかもしれないと思った。

    内見のときには不動産屋さんのためにカギをキーボックスに入れているけど、その必要もなく安全でよよろしい。あとは実際に入居したときはカギを無くしたとか閉じ込めたとかのトラブルは、今はカギをわざわざ届けに行っているけど、Qrio Lockだればオーナー側からカギの開け閉めがコントロールできる。このときは Qrio Hubが必要でネットワークへの通信機能は必須だから、 Qrio Hubの通信機能をQrio Lock本体に入れてほしい。どうせ入居者のWi-Fiを利用できないから低速なネットワークでもいいから安価なSIMを入れてもらうか他のIot ネットワークにでも対応にしてもらいたい。後はアパート全体をカバーできる安価なネットワーク接続を考えなければいけない。各部屋にはCATVが来ているので、低速でもいいからCATV会社が月々500円程度のインターネット接続サービスを提供してくれればいいのにと思う。

    だけどカギを無くしたイコールスマートフォンを無くしたということだから、この場合は、入居者にとってはもっと面倒くさいか・・・。しかも、退去のどさくさでQrio Lock本体ごと持って行かれそうだから難しいかな(エアコンのリモコンを持って行かれたし、果てはトイレットペーパーホルダー、とかもやられたことがある)。

    やはり、やめておこう。

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