5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

カテゴリー: システム関連

  • Google AppsのスタートページにGmailコンテンツが表示できなくなった。

    普段、Webブラウザのホームページは、Google Appsのスタートページにしています。スタートページに、Remember the milk、Gmail、Googleカレンダーのコンテンツを配置しています。

    最近、Gmailコンテンツでメールサブジェクト一覧が表示しなくなりました。原因は、Gmailの設定で「接続方法」を「常に https を使用する」したためです。こちらを「https の使用を選択制にする」にすればいいのですが、GoogleAppsは「https の使用を選択制にする」は選択できなくなっています。

    使っているGmailコンテンツはGoogle純正(?)ですので諦めていましたが、ふと他のGmailコンテンツを試すことにしました。いくつかインストールしてみると、うまく行くコンテンツがありました。インストールページをリンクしようとしましたが、GoogleAppsの内部のリンクになりますのでできませんが、「Gmail Gadget」でコンテンツを探してみればよろしいかと。

    これでGoogleAppsトップページでメールを確認できます。

  • PHP4はマイクロ秒は変換できないのね・・・。

    先月納品したサイトでバグ発生。更新した商品を新しい順に表示できない。このサイトは、別のシステムからXMLファイルで商品データをインポートしている。

    原因は、XMLファイルに格納されている商品の更新日付が、マイクロ秒付きで格納されていることだった。つまり、こんな型式。

    2009-11-04 18:08:50.382221

    もらったXML構造の仕様書には、YYYY-MM-DD H:i:s形式で秒までしか格納しないと書かれているが、そこは大人の対応で、こちらが対応する。

    使っているUNIX時間に変換する関数strtotimeは、PHP4ではマイクロ秒に対応していないのが原因だった。しっかりPHPのマニュアルにも書いてあった。マイクロ秒は結局は無視されるようだが。

    というか、マイクロ秒が入ってくるなんて考えていなかった。マイクロ秒が入ってくればエラーにしておけばよかったかも。実は、テスト環境がPHP5で本番がPHP4というのも問題かもしれない。

  • サポートしても無駄だった。

    ツレの昔の会社の人のメールの設定でサポートした。2つのメールアドレスでどちらに届いたメールをどちらのアカウントでもメールを読みたいとのこと。

    片方でPOPでメールを取得して削除してしまっているので、もう片方のアカウントではメールがなくなっているのが原因。

    解決方法は、一つにメール転送させてまとめ、もう一つのアカウントでPOPでもメールの残す設定をすればよい。メールを読むのはメール転送していないアカウントで読む。

    こうなると面倒。そこで、Gmailでまとめて読む方法を教える。方法はこの通り。

    1. Gmailのアカウントを作成する。
    2. 2つのメールアドレスに来たメールをどちらもGmailに転送する。
    3. GmailはWebブラウザで読む。

    とりあえず、これで2つのメールアドレスに来たメールはGmailで読めるようになる。電話で指示しながら30分近くかかって1.と3.までサポートした。

    オプションとして、

    • メール送信するときに、Gmailではなくて指定のメールアドレスを設定できる。
    • Gmailのサイトではなく、今まで使っているOutlookでもメールの送受信できる。

    も伝えた。このオプションまでサポートしたのがダメだったらしい。とても面倒に思ってしまったようだ。

    結局は、2.ができなかったようだ。メールアドレスを管理しているプロバイダに連絡したようだが、最初のPOPでため込むようにしたとのこと。

    サポートが無駄になった。サポートしていると、よくある気抜けの結果でした。よけなことを言い過ぎた・・・。

  • Googleグループでページ名が日本語のページとリンクするとエラーになる。

    お客さんとの情報のやりとりを共用しようと、最初はDokuWikiをインストールして構築していったが、万が一サーバーが潰れたら元もこもないとバックアップの設定。こんな面倒なら代わりに何かいいものはないかと思ったらありました。

    Googleグループ

    Googleグループならば、サーバーの心配することのないし、データも飛ぶこともないだろうと(だいぶ楽観的)、Googleグループにグループを作成してみました。Wikiよりも書式が少ないので簡単なので気に入ったのですが、大きな問題がありました。

    ページ名が日本語のページにリンクができないのです。例えば、「テスト1」というページにリンクを貼ると

    http://groups.google.com/group/XXXXXXXXX/web/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BC%91

    となります。このままですと、不正なリンクになります。

    http://groups.google.com/group/XXXXXXXXX/web/テスト1

    と無理矢理ページ名を日本語にしてしまえばいいのですが、これも面倒です。

    解決方法がないかと調べましたが、解決ではありませんがありました。

      Googleグループ ヘルプフォーラム 「ページ名のリンクが不正になる

    Googleのヘルプフォーラムにコメントがないところを見ると、まだ解決されていないようです。

    Googleグループのページは、あまり文書を分割してリンクを貼るなということでしょうか・・・。

  • Googel日本語入力は64bitには対応していないのね、という話し

    Windows7の64bit版にインストールしてみたが、できなかった。

    Googleの開発者サイトのページを見てみると、「Windows の 64 ビット版は鋭意開発中」とのこと。残念。期待しています。

    さて、使い勝手ですが、キーバインドをATOKにしてしまえば、普段使いはよさげです。ただし、辞書の参照とか、ちょっとした変換などはATOKのほうがよいです。普段はATOKにしています。

    はっきり言えるのは、Windosに普通に付いてくるMS-IMEよりはよいということ。Google日本語入力のおかげで、IMEを選択するということが広がればいいのだけど。

    Google日本語入力は、辞書の学習をGoogleに通知していくと思ったら違うのだった。ということは、辞書はインストールしたままの状態。辞書のバージョンアップは頻繁にあるのか? このあたりはわからない。

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    なんやかんや言いながらも、40年の歴史があるせいか漢字変換はATOKが一番賢い。いつでも最新版(毎年ATOKはバージョンアップにしてくれる)になるので月額課金のATOK PASSPORTにライセンスは集約されている。これ以上、ATOKが重くなくなればいいけど。ATOKが開発終了にならないためにも、皆さんATOKを買っておくれ。

  • XAMPPでpearをセットアップしようとするとエラーになる話し

    XAMPPをインストールしているPCに、pear経由でphpDocumentorをインストールしようと、まずはpearをセットアップする。go-pear.batを実行すると、

    ERROR:manifest length read was "3562676" should be "678716787"

    とエラーが出る。これはXAMPPでの周知の障害らしい。例えばここでも報告されている。

    http://pear.php.net/go-pear.pharからgo-pear.pharをダウンロードして書き換えればいい。

    以上、覚え書き。

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  • データベースモデリングツールCrayからER Masterに移行した話し

    今までデータベースを設計するには、Cray Database Modelingというツールを使っていました。Cray Database ModelingはPro Editionのライセンス購入しています。Pro Editionの有償版を購入することで、ドキュメントの出力とDBからのインポート(リバースエンジニアリング)が可能です。しかし、開発元のアッズーリから新しいバージョン販売によって、現在のバージョンのサポート中止、現バージョンのダウンロードの中止になってしまいました。新しいバージョンにするには、再度ライセンスを購入する必要があります。しかも、新バージョンのライセンス価格は値上げになっています。これは、商用のソフトウェアを利用する上での、悪いことが重なっているようで、今回移行のバージョンアップは見送りにしてしまいました。

    このまま、旧バージョンになったCrayを使い続けていけばいいのですが、旧バージョンがダウンロードできないということと、このような仕打ちをする会社の製品を使いたくない、さらによりよいソフトウェアを使っていきたいと思いますので、次のモデリングツールと探すことにしました。

    条件としては次の通りです。

    • E-R図を作成できる。当たり前!
    • 対応するデータベースは、PostgreSQLとMySQL。できればSQLServerも対応。
    • CREATE TABLEを含んだDDLを出力できる。
    • データベースのテーブル構造図を出力できる。
    • Eclipseのプラグインとしてインストールできる。

    そこで見つかったのは、ER MasterというER図用GUIエディタです。

    ER図用GUIエディタといっても、以上の条件はすべてクリアしています。しかも、Crayと違ってテーブル構造図はExcelのファイルに出力できます。CrayはHTMLファイルしか出力できませんので、紙での配布では違うフォーマットにしてあげないといけないので大変でした。Excelに出力できることで、顧客へのドキュメント提出は楽になります。しかし、まだExcelファイルへは英文なので、テンプレートをなんとか修正しなければいけないようです。

    とりあえず、ER Masterを使っていきたいと思います。これでCrayを使う理由はなくなってしまいました。使用結果は、順次書いてきます。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

    追記(2021年7月2日)

    この記事を書いてから随分経ちますが、今はER Masterは使っていません。そもそもEclipseを使っておらず、Visual Studio Codeに開発環境を移行してしまっていますので。

    現在のデータベースモデリングツールは、MySQL Workbenchを使っています。と言いながらも、あまりデータベースを最初から設計する機会が少なくなりました。WordPressとか最初からデータベースが用意されている環境を利用する方が多くなっています。

  • XAMPPのバーチャルホストを設定してCakePHPのテストサイトを構築した話し

    CakePHPで開発していて、ローカルのサーバーにテストサイトで動かしたいとき、まともにlocalhost直下に置ければいいのですが、いろいろとプロジェクトを抱えていると、たくさんのテストサイトを同時に動かしたいときがあります。サブディレクトリごとに設定してあげてもいいのですが、これだと.htaccessの設定が面倒であったり、絶対アドレスでリンクを指定できないとか制限があります。

    ドメイン直下にドキュメントルートを配置できればいいのですが、一つ考えられるのはサブドメインを指定するというのがあります。しかし、これではlocalhostでは指定できないととか、わざわざローカルのPCにサブドメインを指定するのもやっかいであるとなります。

    次に考えられるのはポート番号で分けてしまう方法があります。例えば

    • Aプロジェクトは、http://localhost:8080/
    • Bプロジェクトは、http://localhost:8082/

    などでアクセスすることになります。これですと、ポート番号を適当に追加していけばプロジェクトを分けてアクセスすることが可能にになります。

    簡単にローカルのPCにCakePHPのテスト環境を構築するにはXAMPPをインストールしてしまうのが一番簡単です、XAMPPを一つインストールしてしまえば、CakePHPのテスト環境で必要なApacheや、PHP、MySQLも動かすことがことができます。

    ポート番号で分けてCakePHPの環境で動かすには、Apacheのhttpd.confにバーチャルホストの設定を追加してしまいます(ここからが本題)。上記のAプロジェクトの場合はApacheのhttpd.confに以下のバーチャルホストの設定を追加します。

    Listen 8080
    
    DocumentRoot C:/workspace/TestProject/app/webroot
    DirectoryIndex index.html index.php
    ServerName localhost
    
    <Directory C:/workspace/TestProject/app/webroot>
    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews Includes ExecCGI
    AllowOverride All
    Order deny,allow
    Allow from all
    </Directory>

    この場合、ダウンロードしたCakePHPは、c:\workspace\TestProjectにコピーしてしますと(EclipseのPDTで開発しているためこんなディレクトリにプロジェクトを入れています)、ドキュメントルートはその下の\app\webrootになります。プロジェクトを増やす場合は、赤字の部分を変更すればいいでしょう。

    Optionsは、適当に動作させる環境に合わせて設定してください。これは、テスト環境を自分のローカルPC以外からアクセスできないようにしたり、ましてインターネットからアクセスできないようにしたり(もちろん当たり前ですが)してしまえば、あまり気にしなくてもよいかもしれません。

    以上、いつもhttpd.confの設定でつまずく覚え書きです。

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    追記

    せっかくこの記事にたどり着いて読んでくれたところ申し訳ありませんが、現在(2014/04/28)のところ、この方法は使っていません。今はVirtual Box+Vagrant+Chefでローカルのテストサイトを構築しています。

    追記2

    またまた、上記の追記のVirtual Box+Vagrant+Chefはもう使っていません。現在は、Dockerでテストサイトを実現しています。その方が簡単です。

  • Thunderbird3 RC版のショートカットが効かない話し

    一点だけThuderbird3の違和感。よく使うキーボードのショートカットが使えない。

    フォルダ内のメールをすべて読んだことにするCtrl+Shift+C。このショートカットはよく使います。サポートページを見ると、まだこのショートカットはあることになっています。

    現在、メールのダウンロードとかインデックスの作成をしているので、それが原因でショートカットが使えないとか・・・。

    続きはこちらから

  • Thunderbird3のRC版をインストールした話し

    Thunderbird3のRC版をインストール。インストールは簡単。アカウントの移行は、自動的にやってくれる。

    ただいま、インデックスの作成中。これが時間がかかる。

    タブの機能が追加されたが、今のところ右クリックでメール本文をタブに追加できるくらいしかできなそうだ。タブはどのように使っていくのだろうか? わからない。「その他操作」ボタンや右クリックで一つのタブにスレッドを表示したり、右クリックでール本文を表示できるようだ。こちらは小さな画面のノートPCには便利かも。タブは、Firefoxのようにタブの領域でクリックしても何も起こらないので注意が必要。

    スマートフォルダにすると、受信ボックス(Inbox)が複数のアカウントをまとめてしまうのは違和感がある。すべてのフォルダにすれば、いままでどうりになるので問題がないが。

    今のところ、アカウントはimapとGmailだが、問題なく動いている。

    アドオン関係はいまのところ全滅。こちらも注意が必要。