アパートオーナーは入居者を選り好みするわけでもないけどさ、やはりこちらとしては入居者を選ぶよという話し

物件が古くなって家賃が下がってくると、いろいろな入居者の相談が不動産仲介業者からやってくる。

今日、相談があったのは72歳の高齢で生活保護の男性。お子さんが隣り駅に住んでいるそうだ。

いろいろ聞いてみたら、行政からの支援が望めなさそうだし、万が一のときがあっても業者も面倒を見ることもしないそうだ。すなわち、アパートオーナーに丸投げとなる。

実は、最近まで高齢者の生活保護の入居者がいたのだけど、庭で立ち小便とするとか、同じ入居者の後を付けてストーカー行為をはたらくとか暴言を吐くとか(おかげで入居者が退去してしまった)、昼夜逆転の生活で明け方洗濯し出すとか、しまいには警察の厄介のなるとか、ここ数年で奇行が目立ってきたので、その入居者の息子さんにお願いして退去してもらった。

最初に入居した際には、行政の担当者や民生委員が支援をするという条件であったが、ここ数年支援が全くなくなって放っておかれてしまっていた。行政の担当者にお願いしても担当が替わったとかの理由で埒があかず、本人に直接お願いしも怒るばかりで話しも聞いてくれない。数々の奇行にオーナーとして頭を痛めていたが、最終手段として退去のお願いとなったのである。これ以上、同じアパートの入居者や近隣の人たちに迷惑をかけられると、アパートの経営上厳しくなってくる。アパートというのは常に近隣の人たちと上手くやっていかないと、大きなトラブルに発展する。まして、火を出されるなんて最悪のことも考えなければいけなくなる。

今回は引き取ってくれた息子さんがいたし、仲介した業者も骨を折って解決につなげてくれたので対応できたのでよかった。ただし、退去後の原状回復の費用は行政に問い合わせると、生活保護の場合は出さないと言われてしまったので、全額費用をこちらが負担しなければいけないのはとても痛い。たまたま今回は退去してくれたことで解決したけど、これからもうまく行くかどうかもわからないし、今後もトラブルのリスクを負いたくないしで、今回の高齢で生活保護の入居の件はお断りすることにした。

古い物件には、このような入居希望者を付けようとする業者や行政、はたまたNPOとかが出てくるが、しっかり支援をしていただけるのであれば考えるけど、今の何も面倒を見てくれない状況だったら無理と思う。本当に弱い立場の人たちに住む場所を確保したいのであれば、大家に丸投げせずに最後まで皆さんで面倒見てくれと言いたい。弱い立場の人だから最初から断るなと言うかもしれないけど、ずっと部屋を貸すのだから今後うまく回っていくかなんか保証されない。したがって、最初から損することはやりたくないのである。したがって、このような人は最初からお断りしている。

アパート経営なんてやめておけ。

アパートオーナーより