5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

月: 2012年2月

  • CP+2012に行ってきました。

    パシフィコ横浜で開催しているCP+2012に行ってきました。

    平日だから空いているだろうと思っていったら大間違いでした。平日なのに非常に混んでいました。去年は空いていたのに、どうしたものでしょう。暇な人(自分を含めて)が多いのでしょうか? 日曜日にチビを連れて、また行こうと思いましたがやめておきます。

    私の中の今回の目玉は、オリンパスのOM-Dでした。あとはどうでもいい感じです。デザインは昔のOM-1の通りです。OM-1は1973年発売ですので40年前ほどのカメラですが、このOM-Dのデザインはいい感じです。実機には50分待ちでしたのでさわることができませんでした。いろいろと問題ある会社ですが、こんなカメラを出してくるので、残ってもらいたい会社です。

    リコーとペンタックスは一緒にブースで出ていました。期待していたK-01ですが、このカメラは正面からだといいのですが、上から見るとトンデモない分厚いデザインのカメラです。説明員によると、この厚みはKマウントのレンズを使えるためだとか。しかも重いカメラとなってしまいましたので、あまり使い勝手もよさそうに思えません。こんなK-01はまったく美しくありません。これはK-01をもらっても欲しくないカメラです。付いている40mmf2.8のレンズはがんばっているのに。オリンパスのように、昔のMXかMEのような美しいデザインで出してくれればいいのにと思いました。

    今回のCP+は、昔のカメラのデザインが、とても美しかったことを認識させられました。フジのX-Pro1なんて完全に回帰しています。あそこまではやり過ぎたと思いますが。

    In album 2012年2月10日(写真 15 枚)

    Google+: View post on Google+

  • WindowsPCの再インストールをした話し

    昨日、突然お客さんから「WindowsのPCを設定に来てよ。」と頼まれました。時間が空いているしということで、フットワーク軽く行っていきました。

    1台のWindowsXPのPCは調子悪く、起動できない。こちらのPCは処分して起動できているうちに、使っていない別のWindows7のPCにデータを移行したいとのこと。移行先のPCはWindows7から再インストールすることになりました。データは既に外付けのハードディスクにコピーしているということでした。

    デルのノートPCでしたので、サービスタグからサポート情報を検索してしまいます。サポート情報にはOSの再インストールについて詳しく書いてありました。サポート情報によると別パーテションに初期設定にリカバリが入っているとのこと。PCを起動するときにF8を押したら、Windowsのブートメニューが出てきて、そこから修復してしまいます。あれよあれよという間に元通りになりました。Officeもインストールされています。

    次にメールの移行です。Outlook Expressからのデータ移行になります。移行先は、慣れているということで、Windows Live MailではなくOfficeのOutlook2010になりました。Outlook ExpressからOutlook2010には直接メッセージの移行はできないようです。一旦Windows Live メールを経由します。

    Outlook ExpressからWindows Live メールへの移行はとても簡単です。マイクロソフトが用意している転送ツールを使います。転送ツールについては、マイクロソフトのサイトに詳しく載っています。

    転送ツールは、メールの移行だけではなくて、ドキュメントはIEのお気に入りも転送してくれます。メールは転送完了後に、Windows Live メールを起動すれば、簡単に移行完了です。あとは、Exchangeでエクスポートして、Outlook2010にインポートすればよいです。

    もう1台のWindows VistaのPCは、ハードディスクの残容量が少ないので、動きがおかしいとのことです。こちらもデルのPCですが、サービスタグからサポート情報には出てきません。BIOSの情報を見てみると、セレロン、メモリ1GB、HDD40GBでした。

    しかし、どういうわけかハードディスクを10GB+25GB+5GBでパーティションを切られていました。25GBのところにWindowsVistaがインストールされていたのでキツキツです。そこでデータをすべて消していいということなので、35GB+5GBにパーティションを切り直しました。PCに付いてきたWindowsのリカバリディスクを起動して、再インストールしました。Windowsが起動できたことを確認して、後のアップデート作業はやってもらうようにしました。アップデートだけで一晩かかりそうです。この頃のノートPCとしてはモニタがハッキリクッキリですので、遅くてもWebブラウザやメールくらいは使えそうです。

    以上、2台のPCの再インストールを行ってきました。サポート料金は相場の5割で手を打ちました。

  • TeraStationの共有フォルダをrsyncでバックアップさせた話し

    こちらの話しの続きです。

    TeraStasionをマウントしたり、アンマウントしたり、バックアップを取ったりをするシェルスクリプトを作成しました。Syntax Highlighter for WordPressは、WordPressのビジュアルエディタを選ぶということなので、エディタプラグインをTinyMCEにしてみました。

    まずはマウントするスクリプトです。マウントしたい共有フォルダの一覧をファイルにしておきます。

    共有フォルダ一覧

    フォルダ1
    フォルダ2
    :
    :
    

    以上のようにTeraStationの共有フォルダを1行ずつテキストファイルにしておきます。このテキストファイルを読み込みながらマウントするスクリプトを書いておきます。ファイルタイプはcifsです。このままアクセスしても日本語のファイル名は文字化けします。

    #!/bin/sh
    
    while read FOLDER
    do
    mount -t cifs //TeraStationのIPアドレス/$FOLDER /マウントポイント/$FOLDER/ -o credentials=ID/パスワードファイル
    done < "共有フォルダ一覧"
    

    パスワードファイルはTeraStationの管理者のID/パスワードを格納しておきます。権限を設定して誰も見えないようにしておきます。

    username=admin
    password=パスワード
    

    同じように、アンマウントするスクリプトも書いてしまいます。共有フォルダ一覧のテキストファイルを読み込みます。

    #!/bin/sh
    
    while read FOLDER
    do
    umount //TeraStationのIPアドレス/$FOLDER
    done < "共有フォルダ一覧"
    

    最後にrsyncで同期をするスクリプトです。前後にマウントとアンマウントをするスクリプトを呼び出します。基本的な構造は、同じです。

    #!/bin/sh
    
    マウントのスクリプト
    
    while read FOLDER
    do
    rsync -azv --exclude="trashbox" --iconv=CP932,UTF-8 /マウントポイント/$FOLDER/ /バックアップ先/$FOLDER/
    done < "/root/bin/folders.txt"
    
    アンマウントのスクリプト
    

    ファイル名の変換を行うための–iconvオプションを付けて、正しい日本語ファイル名にしてしまいます。この辺りのオプションは、rsync 公式サイトの日本語訳のサイトには、詳しく書かれていないので、他のサイトを検索して見た方がよいです。

    公式サイトの日本語サイトというのは、意外と丁寧に説明してくれないので、これで国内で普及を阻害されているOSSがあります。rsync以外ではqmailなんて昔は酷いものでした。今は、ドキュメントがまとまってよい感じになりました。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

  • PHPをアップデートした話し

    PHPに脆弱性が存在するということで、5.3.9から5.3.10にアップデートしろ、とニュースが出た。まさしくここのプログのサーバーがPHPの5.3.9だったのでバージョンアップをした。

    yumでお手軽パッケージ管理をしているので、yum updateと行う。今回もカーネルもバージョンアップしていた。どうしようかと思ったが、この際カーネルもアップデートしてしまう。

    ブログのデータ類や、gitのリポジトリのバックアップをして万一に備えます。ブログのバックアップは、WordPressのバックアッププラグインでメールでバックアップファイルを一日一回メールで転送しているが、最新版をバックアップしておく。

    後はドキドキしながら、アップデート。その後サーバーのリブートを行う。

    今回も正常に起動できたようだ。

    著:山田祥寛
    ¥1,870 (2025/07/07 10:58時点 | Amazon調べ)
    著:松浦 健一郎, 著:司 ゆき
    ¥2,574 (2025/07/07 10:58時点 | Amazon調べ)
    著:谷藤賢一, 著:徳丸浩
    ¥2,750 (2025/07/07 10:58時点 | Amazon調べ)
  • TeraStationでWDT E05 SYSTEM Stoppedでエラーした話し

    TeraStation

    TeraStationのバックアップ再設定とサーバーRAIDのトラブル解決」で一旦解決したように思いましたが、週明け事務所に出てみると、

    WDT E05 SYSTEM Stopped

    となっていると報告を受けました。

    ステータスをみると、バックアップに失敗していました。何だかTeraStationのバックアップ処理が怪しそうです。毎回SYSTEM Stopedなんてされて、ディスクを最構築されて6時間も待ちたくはありません。実は今でも朝から再構築中です。バックアップの処理をTeraStationではなくて、Linuxのサーバーでやらせてしまいます。こちらのほうが安心かもしれません。

    バックアップといっても、いつものRsyncで差分コピーです。TeraStaionをいくら文字コードを指定してcifsでマウントしても、日本語ファイル名が文字化けしてしまうので、Rsyncのほうで文字コードを指定しましょう。rsyncのコマンドに

    --iconv=CP932,UTF-8

    をつけておきます。mountコマンドではなくrsyncに文字コードを指定するところがミソです。

    ファイルを一覧をlsで取りたい時は、nkfで変換してあげてください。その他の方法はわかりませんので、誰かファイル名の文字化けせずにTeraStationをマウントする方法を教えてください。

    TeraStationの共有フォルダをまとめてマウントしたり、アンマウントしたり、バックアップをしたりという、bashのスクリプトを書いたので、ここに載せようと思いましたが、WordPressのCKEditor for WordPressとSyntax Highlighter プラグインの相性が悪いので、今はやめておきます。ご希望があったら連絡ください。なんとかします。

    TetaStationからのバックアップスクリプトについては別記事に書きました。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    追記

    以上、書きましたが、バックアップのログを見ていると、正常にファイルのコピーができないものがあります。どうも、使ってはいけない文字をファイル名に使っているようです。使えない文字一覧を渡して、気をつけるようにお願いしました。まだまだ調査が続きそうです。

    トラブルを被らないためには、Windows Storage Server で動くサーバーに方にしたほうがよいかもしれない。高くなるけど。

  • WordPressの投稿記事コピープラグインの話し

    WordPressのプラグインで、別のWordPressのサイトから投稿された記事をコピーするなんてないのかな? カテゴリごとにどーんとコピーできればありがたい。もちろん投稿元投稿先とも、自分所有のサイトの話し。

    Googleさんに聞いても、聞き方が悪いらしくて、教えてくれなかった。

    Google+: View post on Google+

    著:久保田涼子, 著:西原礼奈, 著:阿諏訪聡美
    ¥2,399 (2025/07/02 15:37時点 | Amazon調べ)

    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

  • Software Desigin誌の今月の特集は・・・。

    年間購読をしている今月のSoftware Desigin誌のの特集は、「IT市場の転換期を生き抜く」だった。何だかライフハック的な記事が多いな。奇をてらっているのかな? 特定データセンターの小冊子も付けているし。

    年間購読の見直しも考えようかな?

    Google+: View post on Google+

  • ヤマトの送り状発行システムは専用用紙が必要なのね、という話し

    ヤマト運輸からビジネスメンバーズの案内が来た。たまにクロネコで送るときがあるので、送り状発行システムが気になって登録してみた。

    サイトで送り状発行システムの詳細を見てみると、送り状には専用のラベル用紙が必要だった。ヘルプページに出てくる電話では、ここではないと言われて、ビジネスメンバーズ専用の電話を教えてもらった。

    しかし、ここでも送り状は送ってくれないようで、ドライバーか担当店に電話をしなければいけないと言われた。このサイトでリクエストできれば、もっと便利なのに。このヤマトのビジネスメンバーズは、最初の導入のところでガッカリ感が大きかった。

    そういえば、Webではないアプリケーションスウィートのヤマトの送り状システムは、SQLServerを使っているようで、既にSQLServerをインストールしているPCにはインストールできなないので使えなかった。私のPCには開発とかでSQLServerをインストールしているので、インストールできなかったのを思い出した。

    今回、Web上でできるので上記のような制限がなくなったので、今回のことはいろいろと惜しいものがあります。おそらくサイトの説明を見ても、これって普通の人は使えるの? というサービスです。ヤマトの優良顧客なら手取り足取り講習会でも開いて教えてもらえるのかしら。うちはそんな優良顧客ではないしなあ・・。

    まあ、今はすぐには必要ないので、今回は使わないでいいかと。まだ手書きの送り状が大量にあるし。

    Embedded Link

    ヤマトビジネスメンバーズ

    Google+: View post on Google+

  • TeraStationのバックアップ再設定とサーバーRAIDのトラブル解決をした話し

    TeraStation

    目白の事務所を一緒に借りている会社からサーバーから警告音が出ているから対応してくれと依頼されました。

    10年近く前に入れたDELLのサーバー。見てみるとCERCのRAIDカードが起動するときに、

    1 logical disk failed 

    というメッセージがでている。論理ドライブがおなしくなっているようです。

    CERCのRAIDコントローラのBIOS画面をCTRL+Mで起動しても論理ディスクが失敗しているとかメッセージが出ているだけで、対応がわかりませんでした。 ダメもとでCTRL+HでGUIの設定画面を起動して、物理ドライブを接続しなおして、論理ドライブも同じく接続しなおしました

    これで正常に起動できるようになりました。原因は不明。これで対応がいいかも不明。ディスクの中身も正常で、元通りになっていまいました。

    そろそろ、このサーバーも寿命ですので、買い換えたほうがいいと言っておきました。しかし、バックアップのバックアップで昔のデータしかないので、必要なデータを取り出して、そのままサーバーがお亡くなりになるのを待つようです。

    TeraStationもたまに警告音がなるということで管理ページにアクセスしてみました。どうやらバックアップが失敗しているようです。このTeraStationは外部のUSBハードディスクにバックアップを取っています。

    直接の原因はわからなかったのですが、TeraStationのマニュアルに気になることが書いてありました。バックアップを取るUSBドライブは、FAT32だといろいろ問題があるようです。EXT3かXFSにしたほうがよいとのこ。USBのハードディスクのフォーマットを確認すると、FAT32でした。

    USBハードディスクをTeraStationに合わせてXFSに再フォーマットします。フォーマットは危ないので、何度も指先確認で確認します。一度EXT3でフォーマットしてみたら、30分以上もフォーマットに時間がかかりました。おかしな動作をしているかと思ってしまいました。XFSだと1分もかからずにフォーマットできました。本当にフォーマットできているか心配なくらいです。

    バックアップの設定をやり直して完了です。TeraStationには強制的にバックアップをする機能がないので、夜中1:00のバックアップを待たなければいけません。おおらく、今度はうまくバックアップできるといいですね。

    SambaをLinuxサーバーのインストールしてファイルサーバーとして動かすよりも、サクッとQNAPを入れてしまったほうが簡単、安心、便利でおすすめ。ファイルサーバーだけではなくてIntelのCPUのQNAPなら、Dockerでいろいろとコンテナを設定してサーバーをたくさん立てられるしね。

    続きはこちらから

  • inquiry form creatorプラグインでコンタクトフォームを実現する話し

    WordPress

    WordPressのショーケースとなっている会社のホームページのサイトですが、新しいサービスの記事を追加するに合わせてお問い合わせページを作ってみました。

    お問い合わせページでよいプラグインを探してみたら、inquiry form creatorというWordPressのプラグインが見つかりました。使ってみると、簡単にフォームの項目が追加できます。ものの20分でフォームが完成です。メールアドレスを追加すれば、確認メールを入力した人に確認メールを返すことができることができます。

    ただし気になるのは、設定画面がjQueryで作成されているようですが、こちらの設定フォームが画面より横幅が大きくなってしまうこと。入力できなくなってしまいます。再度、入力画面に戻ると直っていることがあります。この辺りはちょっと使いにくいところです。

    著:久保田涼子, 著:西原礼奈, 著:阿諏訪聡美
    ¥2,399 (2025/07/02 15:37時点 | Amazon調べ)

    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。