5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

義父が亡くなって、いろいろ葬儀のあり方を考えさせられた話し


突然になりますが、ツレのお父さんが亡くなりました。四半世紀に渡って心膜炎で心臓や肺に問題を抱えていまししたので、とうとう来る日がやってきたという感じでした。

さて、人が亡くなるのは突然ですので、なかなか準備ができないものです。病院の救急で入っていましたが、臨終まで3時間余りです。そこから葬儀会社を手配して、病院から遺体を運び出さなければいけません。

義父は互助会に入っていたので、ツレがその互助会に連絡したところ、葬儀会社が見つからないということで寝台車までの手配が4時間かかると言われてしまいました。病院の担当者に言わせると、そんな互助会は使えないから、他の葬儀会社を探せと言われてしまいました。遺体をそんな長い間病院に置いておけないからでしょう。

ネットで調べて探しても、どこの葬儀社も一杯で時間がかかると言われてしまいます。今の時期は、葬儀が多いのでしょうか?

見かねた病院の担当者が出入りの葬儀会社を紹介してくれました。本当は、病院が紹介するのは問題になるようですが、このまま葬儀会社が見つからないと、後々病院でも大変なことになりそうなので致し方ないと言うことでした。

しばらしくして、病院から紹介してもらった葬儀会社の担当者がやってきて、葬儀と火葬の日取りを決めてもらい、無事に遺体を運び出すことになりました。多少遠い火葬場になりましたが、3日間と火葬まで時間がかかるので、斎場での冷蔵保存となります。

火葬の日程が決まらないと、葬儀の日程が決まりません。住んでいる横浜市は火葬場がとても混んでいて、1週間待ちは当たり前、長いと火葬までに2週間と待たせたらルこになります。火葬までに時間がかかると、今度は遺体の保存の費用がかかってきます。しかも保存できる設備も足りないという、これまた最悪な状況になっているそうです。これは横浜市だけではなく、近隣の市でも同じ状況なようです。

横浜市の人口が350万人と多いのに、火葬場が4箇所しかないという、とても足りない市なのです。しかも、老朽化が進んで1箇所の焼き場が故障で使えないという最悪な状況になっています。

新しい火葬場を建設するにも住民が反対するのでこれまで新設できませんでしたが、ようやく2026年度に臨海の工業地域に新設するようになりました。しかし、とても遠いところに火葬場ができますので行くだけでも大変です。

今は死ぬと2週間ほと冷蔵庫に寝かせられますので、横浜市民はおちおち死ぬこともできません。皆さん、がんばって生きていきましょう。

その晩に葬儀会社の担当者と、葬儀と火葬の打ち合わせをしましたが、今の葬儀会社は相続の相談までやってくれるのですね。実施に相続のアドバイスをしてしまうと、士業の法律に抵触しますので本当はできないのですが、これから遺族がお金や役所の手続きをどのように動けばいいか位を丁寧に教えてくれました。クルマの名義変更は、あらかじめ聞いていた専門のクルマ屋と多少話しが違っていましたけど、これはやってみないとわからないでしょう。


追記

印鑑証明が取れなかったので、義父名義のクルマは財産分与の対象となりました。名義はそのままで来月の車検を通すことになります。役所の死亡届の処理は、マイナンバーのせいかわかりませんが、今回は役所の手続きは、とても早かったです。


ツレの家はお墓を持っていないので、納骨は葬儀の終わった後にゆっくり考えましょうということになりました。納骨までしばらくは自宅に置いておくことになります。いつまでに納骨しなければいけないなんてことはなくて、自宅に置いている人も多いそうです。

そして、どこのお寺の檀家でもないので、お坊さんがの葬儀でお経をあげてもらうことなく無宗教の型式となりました。今は戒名も付きません。お墓が決まって納骨するときに戒名をつけてもらうことになります。今はこのご時勢ですので無宗教の葬儀が増えているそうです。そして参列者を呼ばない家族葬となりました。結局は、あまりお金をかけずに葬儀をしてくれという亡き義父の希望に沿った形になりました。

さて、私のほうといえば、いつ葬儀会社にお願いしなければいけない高齢の母を抱えていますので、いろいろ将来のことを考えながら今回の葬儀を見ていきます。

人の死は突然やってくるので、慌てないように覚悟していきましょう。

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