5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

学習机を買ったけど、デザインしか考えなったからオカムラで大失敗した話し


そろそろ新入学の準備ではないでしょうか。ランドセルや学習デスクを買ったりと、どれを買っていいか悩むことが何かとが多いのでは。我が家のチビは去年でした。ここからは学習机の購入での失敗談です。

ランドセルはツレの実家に任せて、自分たちでは、学習デスクを買わなければいけないと、いろいろと検討していました。家具屋に見に行かず、すべてネットで注文することにしました。これがそもそも大きな間違い。

サイトを巡って、目に付いたのはオカムラの「ピエルナ ユニット」という学習デスク。組み合わせができてよさそうだと注文してしまいました。この学習デスクは、配送されたら自分で組み立てないといけません。説明書を見ながら組み立てること3時間。ようやくチビの机が完成しました。

ここまではよかったのです。しかし、一年が経ってチビが大きくなり、机の天板を1段上げることになりました。大きな問題が発生。何と天板を固定している部分が破損してしまったのです。

送信者 2010-01-03

原因は、側面と背面の板が正しく固定していなくて、天板の片側の固定しているねじを外したところ、側面と背面の板が外れて、そのまま天板が落下。そのため反対側の固定している部分がネジもろとも破損してしまったのです。

翌日、購入したお店に症状を連絡。保証期間中なので交換してもらおうとしました。しかし、故意の破損として交換ができない、新しく20,300円を払って天板を購入しろと言われてしまいました。納得できないのでメーカーであるオカムラに連絡。しかし、ここでも正しく組み立てられていないということで交換できないとのこと。こちらでは、

  • あまりにも組み立て説明書が簡単に書かれているので、正しく組み立てられないではないのか?
  • こんなに簡単に破損するのは、材質に問題があるのではないのか?
  • このまま使っていたら危険ではないのか?

と言ったが、結局回答は変わらず。たぶん、オカムラ社内には交換はするなというサポートマニュアルがあるのでしょう。これ以上、話しても無駄なので、これでクレームはおしまい。

高い買い物になってしまいました。チビが使わなくていけないので、破損した部分を接着剤で固定しました。このままでは強度に問題ありでしょう。ここまで言っておいて天板だけを買うのも癪です。ショップも対応してもらえないし、長く使っている商品は、ネットの知らないお店で買うのはもうやめた。

以下、学習机を買うときの反省点です。

今年もオカムラから「ピエルナ ユニット」が出ていますが、もしデザインが気に入って購入するのであれば自分で組み立てないことです。必ず業者に組み立ててもらってください。付属している組み立てマニュアルでは、素人では難しい(組み立てたことがないプロでも難しいかも)。説明書には、こんな感じでとても簡単に書いています。

送信者 2010-01-03

説明書の行間を読んで、組み立て方法を想像しなければいけません。下線を引いたところが、今回の原因となるところです。オカムラのサポート担当者がありがたくも引いてくれました。一つのネジの締め忘れで壊れることになります。

オカムラの学習机「ピエルナ ユニット」を使った感想は、子どもが大きくなったときの机の高さの調整が面倒ということです。足を伸ばすのではなく、一度分解して、天板の位置を組み立て直さなければならないので、私のように破損するリスクが高くなります。一番の問題は、デザインを変えるのにはすべて分解しなければいけないことでしょう(当たり前ですが)。組み合わせは数千種類可能といっていますが、最初に決めてそのままで使い続けることが無難です。板の材質がしっかりしているものではないので、変な力が加わると逝ってしまいます。もし、破損したら私の場合のように保証は効かないので、有償で購入することになります。無償での保証は自然破損(運送上のトラブル以外は、まずはないでしょう)のみです。オカムラのサポートの人では、「ピエルナ ユニット」の学習ディスクはベトナムで製造しているということなので、部品の在庫があるかどうかもわからないとのことです。今からこう言っているようでは、年数が経てば手に入ることはできないかもしれませんね。オカムラの学習机は、どのサイトを見ても評価は最良となっていますが、私の場合はサポートを含めて、評価は最悪としておきましょう。ただし、評価を上げるには、商品の内容を理解した上で自分のリスクによると言うことになるでしょう。

高校まで使うとなると机は12年も使うことになります。価格の安さやデザインだけで決めると、私のように痛い目を見ることになります。最近は、学習机も激安とは言いませんが、安くなりました。億劫がらずに現物を見に行きましょう。材質、構造など実際に見ましょう。子どもに決めさせるのも危ないです。親が選んであげましょう。安いのはそれなりに理由があるはずです。デザインばかりでもダメです。他人の評価やサイトの評判も当てにはなりません。自分で購入もしないで、アフリエイト狙いのサイトは要注意。ましてメーカーのカタログの文句もいいことばかり書いてあります。長い間お世話になるものです。まずは丈夫な机を慎重に選んでください。

オカムラのサポートには「もうこんな机は捨ててやる。」と宣言しましたが、捨てるにも、お金がかかるし。結局はツレには止められました。さて、この机はどうしましょうか。破損した部分を外して、自分で材木を買って改造しましょうか・・。

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