5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

スーパーの買い物ついでにクルマを買ってしまった話し


何げに時間調整で寄った近所のスーパーでクルマの商談会がやっていたので、冷やかしで話しを聞いたら、結果としたクルマを買ってしまった。半分、衝動買いである。

衝動買い半分というのは、前々からクルマの買い替えをしなければいけないと思っていて、一応は買うクルマの車種やグレードを決めて、メーカーサイトで見積もりをあれこれ作っていた。既に、車種とグレードはもちろんのこと、オプションまである程度決めていた。だから、完全なる衝動買いではないのである。近くのディーラー宛にカタログ請求をして、カタログが来たのが一昨日だった(カタログを請求して届くまでが遅い)。そして、まだ買うつもりはなかった。

希望する車種は、まだ発売されていないクルマなので、もちろん展示されていない。しかし、一緒にいたツレが担当者にこの車種を考えていると言い出したもんだから、担当者はすかさず見積もりを5分で作ると言ってきた。私としては、営業マンと話しをするのも面倒なのである。まあ、5分だからいいだろうとお願いする。

5分どころでは済まなかった。この5分というのは、うまいセールストークなんだろう。グレードは決めていたので、あとはオプションはどうするか、こちらもある程度このクルマのオプションの知識をカタログから入れていたので話しは早いけど、30分位かかってオプションが決定して(ETCは必須でナビは今回付けずにスマートフォンでナビする)、今度は今乗っているクルマの査定を5分ですると言い出す。また5分というキーワードで出てくる。わざわざ駐車場まで担当者がついてきて距離計とか車検証、リサイクル証明書の確認までやって査定をしてもらう。ここでも5分ではなく20分くらいかかる。5分というマジックワードが効いている。そして見積もり金額が出るのに30分欲しいと言われる。ここまでやってもらうと断れなくなる。断るといままでの時間が無駄になる。まんまとセールスマンに乗せられたのであった。

ここで契約するかどうかは見積金額次第なのだけど、こちらの予想としては、10年近く乗っているクルマの下取り価格5万円と、新しい車種だから値引きはせいぜい10万円で御の字だった。しかし、出てきた見積金額はこれを大きく上回る金額が出てきた。そして、この場で契約すればの金額とのことだった。最後の殺し文句は、これ以上商談をしなくて済むよ、であった。私としては、金額よりも交渉が面倒であるということのほうが大きいのである。ディーラー営業マンを気を使って、何度も交渉するなんて、とても耐え難いのである。クルマの購入はディラー営業マンを抜きにして、ネット通販でいいと思っているくらいなのである。最後のこれで商談がいらないというのが決定打だった。

あとはボディカラーとか必要なオプションを調整などの細かい交渉をして、注文書にサインしてクルマの注文が完了である。最後の方でオプションを無理やり増やしたしても見積もり金額は変わらないというズルい手を使った。

以上、2時間でクルマを注文を完了した。なんて効率のよい客なんだろう。でも、納車は例の半導体不足の影響で2月以降、おそらく3月越えそうである。これではクルマを注文したことを忘れそうだ。でもさ、半導体不足なんて自動車メーカーのただの言い訳だよね。生産に支障がないように半導体を確保するか、何なら自社生産するくらいのことをしないとダメではないかな。こんな大きな機会損失をしているようでは、資材調達部門のトップはクビに値する事態ではないのかな。

ちなみに購入したクルマは、これ。前評判は素晴らしくよろしいカローラクロスである。我が家での初めてのクルマがカローラだった。もう、40年前の話しだけど。また、カローラに戻ります。

どうして、このような破格な金額が出てきたかというと、今回の商談会で契約できたのは0台のようで、最終日でようやく私の1台が契約できたので何か会社へ戻ったときのお土産だったかもしれない。

今回は一人の営業マンの独自の判断で素早く動いていたようで、ホンダよりトヨタのセースルマンのほうが優秀だわという話しだった。

今のクルマのスタッドレスタイヤは、納車のときにトランクに積んでおけば、後は処分なり何とかしてくれるそうな。前のホンダのときは、担当セールスにお願いしたけど、スタッドレスタイヤの処分はしてくれなくて、無駄な交渉をしたら店長まで出てきて、店長が知り合いの同じ車のユーザーにタイヤを売って処分してくれた。そこまで交渉しないと何もやってくれないホンダなのでした。ホンダのセールス担当者は、お願いしても、ダッシュボードの取り付けピンの交換から、大抵はできませんの回答で終わっていた。

ただし、今回の契約で心配なのはクルマの担当者の立ち位置のことである。トヨタはカローラ、オート、ネッツとか別々の販売店だったのが、地域で一つの会社に統合した。同じ車種をどの営業所でも取り扱っている。今回、商談会を開催したのは、その地域の販売会社の本社の営業所から派遣されてきた人たちだった。本社の営業所は、自宅から遠いのけど、何かあったら担当者に電話すれば近くの営業所に予約を入るようなことを言っていた。ただし、よく話しを聞くと、販売していない営業所の対応は悪くなるかもしれないとのことだった。これも困る。しかし、わざわざ遠い本社営業所まで行くのはどうなんだろうか? これがクルマを買った後の悩みどころなのである。

しかも、私がクルマを買った営業マンは、購入してからすぐに、どういう訳か家業の麻雀屋を継ぐとか、突然いなくなるとかなどの退社か、どこかの閑職に移動するという不幸な目に遭っているのである。今回も営業マンもいつまで持つのか心配なのである。

コミ症がクルマを買うのは大変

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