5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: PHP

  • ADIFのマルチバイト対応は難しいという話し

    アマチュア無線のログデータを交換するデータ形式にADIF(Amateur Data Interchange Format)というものがあります。趣味のプログラムでインポートクラスライブラリをPHPで作成してみました。

    ADIFでは

    Head Data Head Data Head Data
    <eoh>
    <call:6>WN4AZY<band:3>20M<mode:4>RTTY<qso_date:8>19960513<time_on:4>1305<eor>
    <call:5>VK9NS<band:3>40M<mode:5>PSK63<qso_date:8>20101022<time_on:4>0111<eor>

    のような形式になります。元々の仕様は、シングルバイトしか考えていないようなので、こちらに日本語を含んだマルチバイト文字を設定すると対応が難しくなります。見ての通り、コロン(:)の次にはデータ長が入ります。例えば、日本で一番使われている某ログソフトではシフトJISしか考えていないので、日本語を含んだコメントは

    <comment:6>テスト

    のようにマルチバイト文字は2バイトで出力されてしまいます。しかし、UTF8上では、2バイトに限らないので、このデータ長での指定は使えません。<>の区切り文字で解析していくことになります。コメントに<を使われたりすると、値の終了がどこだかわからなくなってしまいます。シフトJISのまま処理しようすれば、マルチバイト文字の2バイト目に<を使われれば難しくなります。

    ADIFのドキュメントを読んでも<>:のような区切り文字をエスケープすることは記述されていませんので、どうしてもデータ長で値を読み込んで行くのでしょう。

    某ログソフトのADIFのエクポートが、

    <comment:3>テスト

    のように、文字数で出力してくれればいいのにと思うのですが、昔のシフトJISを基準にしているので無理だろうなと思うのでした。後はADIFのバージョン3に記述されているXMLベースのADXファイルフォーマットに期待です。

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  • CakePHP でのMongoDB でTRUNCATE TABLEの話し

    CakePHPでMongoDBをつなげてテストデータの投入のシェルとかを書いています。

    データの投入の前にMongoDBのコレクション(RDBならテーブルかな)の全データクリアをしたいのですが、今まではこのようにTRUNCATEをSQLで呼び出していました。

    $this->Model->execute('TRUNCATE TABLE table);

    これはMongoDBでは動きません。MongodbSource.phpにはtruncate()というメソッドがりますが、どう呼び出したら動くかわからず、以下のようにしました。

    $this->Model->query(array('$eval' => 'db.collection.drop();'));

    $evalってなあに? といった状況です。もっといい方法があるかも。

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  • とりあえずユーザー会を作るのか?

    PHPのマイナーなフレームワークを調べていたら、既に日本人によるユーザー会が立ち上がっていた。

    オープンソースのカンファレンスに行くと、とってもたくさんのユーザー会が存在することがわかる。まるでユーザー会立ち上げマニアがいるみたいだ。立ち上げたらキチンとユーザー会としての活動をしてくれればいいのだが、飽きたかどうかわからないが、放置されているユーザー会も多いこと。

    ちなみに前述のユーザー会のホームページの最終更新日は、去年の11月でした。国内のユーザー会が分裂してしてグダグダになって、周りから取り残されてしまったオープンソースのCMSもあったけ。

  • CakePHP2のテストで、$defaultのDBを見に行ってしまう件、解決した話し

    CakePHP2のテストで、$defaultのDBを見に行ってしまう。と書きましたが、解決しました。

    /App/Model/AppModel.php で__construct()を定義したとき、正しく引数を受け取って親クラスに渡してあげないといけなかったようです。

    public function __construct($id = false, $table = null, $ds = null) {
        parent:__construct($id, $table, $ds);
        // 何かの処理
       }

    のように引数を明示的に書いてあげます。

    テストケースのsetup()にあるモデルを設定しているClassRegistry::init()が中で$useDbConfigをtestでモデルオブジェクトをインスタンスにしているところがあって、そのときのパラメータがクラスに引き渡されていないのが原因でした。

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  • CakePHP2のテストで、$defaultのDBを見に行ってしまう話し

    CakePHP2でテストするときに、/app/Config/database.phpの$testではなくて$defaultで指定したDBを見に行ってしまいます。こちらの対処方法のメモ。

    テーブルにtext型の項目があると、memoryではなくてMyISAMでテストのテーブルを自動的に作りに行きます。この辺りが関係しているかもしれません。こちらはbakeすると、Fixtureの$fieldsの中にtableParametersに設定されています。

    テストの途中でexit()して上げると、$testのほうのDBにテストのためのテーブルをFixtureからcreate tableしてくれていることを確認できます。しかし、テストケースでは、$defaultのほうのDBを見に行きます。

    CakePHP2のCookbookに書いているように、Fixtureに

    public $useDbConfig = 'test';

    と書いてもダメでした。

    public $import = array('table' => 'articles', 'connection' => 'test');

    のようにしてもダメ。

    結局は、

    class ArticleTestCase extends CakeTestCase {
        public $fixtures = array('app.Article');
        public function setUp() {
            parent::setUp();
            $this->Article = ClassRegistry::init('Article');
            $this->Article->useDbConfig = 'test';
        }

    のように無理矢理モデルの$userDbConfigにtestをして対応しました。

    もっと良い方法があるのでしょうね。これだと、joinされたFixtureのテーブルデータだと見つからないのてテストできないとか問題が残ります。

    マニュアルに書いていないことは何とか対応しなければいけないのは大変です。

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  • 無事にサービスイン。

    今まで他社で開発していたサイトを引き継いで、リニューアルしてサービスイン。

    今回はデータベースだけを残して、プログラム類はすべて書き直し。だって、PHPを使っていても、クラスって何かしら、SQLインジェクションなんて関係ないぜ、PHPってHTMLに埋め込むのよね・・・、と言った作り方。反対に大昔のPHPの解説本に載っているサンプルみたいで読みやすいこと。一気にCakePHPで書き換えた。

    切り替えは1時間で済んだ。これも予行演習をやったおかげ。マニュアルは大切。

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  • CakePHP2で管理者用ページだけの認証を行う話し

    ユーザー認証と管理者認証を別のモデルで分けたいときのメモ。

    管理者用の認証をAppController.phpで定義してしまう。isAdmin()はadmin_***のアクションを呼んだかどうかの判定。

    app/Controller/AppController.php

    class AppController extends Controller {
      public $components = array('Auth');
    
      public function beforeFilter() {
        if ($this->isAdmin()) {
          $this->Auth->authenticate = array(
          'Form' => array(
            'userModel' => 'User', //ユーザー情報のモデル
            ),
          );
    
          $this->Auth->loginAction = '/admin/users/login'; //ログインを行なうaction
          $this->Auth->loginRedirect = '/admin/'; //ログイン後のページ
          $this->Auth->logoutRedirect = '/admin/'; //ログアウト後のページ
          $this->Auth->authError = 'ログインしてください。';
    
        } else {
          $this->Auth->allow('*');
        }
      }
    }

    大分はっしょっているけど。こんな感じ。

    あとは、ユーザー認証したいコントローラーでAuthコンポーネントを定義しておく。

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  • XAMPP Apacheが起動できないときのメモの話し

    XAMPPでイントールしたApacheが起動できないときのメモを残しておきます。

    原因はポートの80番が他で使われてしまっていること。80番を使うアプリケーションとしては、SkypeとかTermViewerとかありますが、今回は違いました。

    netstat -aon で80番を使っているプロセスを調べると、アプリケーションではなくてPID4のNT Kernel & systemが使っていました。

    これは止めてはいけませんので、調べていくと、WinRMというサービスが80番を使っているので停止。他のところでは、違うサービスを停止と書いてあります。ユーザーによっては違うみたい。

    取りあえず、現在は無事にApacheが起動できるようになりました。使用OSはWindows7です。

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  • CakePHPでテーブルに保存できないときの覚え書きの話し

    自分への覚え書きです。

    CakePHPでテーブルに保存できないときのチェックポイント。

    バリデートが通っていないかチェックしろ。

    まじめにモデルにバリデートの設定をしていたらはまりました。Model::sate()の2番目の引数は、バリデートをするかの引数です。falseにすればバリデートを無視します。CakePHPのモデルのソースを読んでいたら見つけました。

    ソースでは以下のような感じ。

    $this->Model->id = $id;
    
    $Model['Model']['flg'] = '9';
    $Model['Model']['mail'] = 'xxxxxxx_' . $user_mail;
    $Model['Model']['url'] = 'xxxxxxx_' . $user_url;
    
    // mailとurlはモデルのバリデートにしたがっていないので、バリデーションはOFFにする。
    if ($this-&gt;Model->save($Model, false)) {
    
    }
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  • CakePHPのビューを変数に格納する話し

    メールの本文をビューを使って生成したときがあります。PHPのストリングで結合してなんてやりたくありません。後で修正が面倒。

    CakePHPの1.3のときは、

    $this-&gt;output_layout = 'mail';
    
    // バッファリング開始
    ob_start();
    
    // Viewアクションでレンダリングする。
    $this-&gt;render('mail_view');
    
    // レンダリングした結果を取得する。
    $html = ob_get_clean();

    なんてob_start()とrender()でやっていたけど、CakePHPが2になってからrender()がレンダリング結果を返さなくなったようだ。

    そこで、viewのソースファイルを読んで、次のように対応した。

    // Viewアクションでレンダリングする。
    $response = $this-&gt;render('mail_view', 'email');
    
    // レンダリングした結果を取得する。
    $html = $response-&gt;__toString();

    なんだか__toString()とか内部のメソッドを呼んでいるが、もっとよい方法があるのだろうか?

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