5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

タグ: コンテンツ

  • あなたのサイトは、本当にWordPressで作る必要がありますか? という話し

    WordPressでの仕事が増えてきました。最近ですとWordpressをサイト構築のプラットフォームで利用するという考えが一般的になりましたが、現状はこんな感じです。

    1. ユーザーがサイトの更新をしたくない。
    2. 固定ページが中心でブログページがない。
    3. コンテンツの作成にグーテンベルクのブロックエディタではなくクラッシックエディタを使いたがる。
    4. 記事本文にHTMLタグをそのまま書いている。

    1.は、せっかくWordressで簡単にページの更新ができるのに、結局は制作した会社におまかせするなんてもったいない。だけど、更新を制作会社に破格な安さで丸投げするなん勘弁してください。

    2.は目的のサイトがブログサイトではなかったら仕方ないかもしれません。でも、日頃コンテンツを追加していった方がいろいろと幸せになるかもしれません。

    3.は、最新のブロックエディタは嫌われているようですが、グーテンベルクは使ってみると便利なものです。ブロックエディタがお望みのレイアウトにハマれば、サイトの更新が楽ちんになるはずです。

    4.は致命的です。もっとレイアウトとかデザインを凝りたいとユーザーに言われて、divタグなどでレイアウトの設定をしてしまって、コンテンツの中身がどんどん複雑になってしまいます。そうすると1.のユーザーが更新できなくなるという負のスパイラルに嵌まっていきます。固定ページの中身を見てみたら、divタグがとんでもなくネストしていたら私だったら怒りを覚えます。

    WordPressを使う理由としては、出来合いのテーマを使って簡単に最初から綺麗なサイトを作れるとか、希望の機能があるブラグインが使えるとか、ページの有効無効などの管理が楽であることでしょうか。そんな凝ったサイトではないとか、どうせユーザーが更新やメンテナンスをしないのであれば、素のHTMLで書いた方が幸せになるかと思ったりします。Wordpressやプラグインをアタックされて大変な目に遭うなんてなくなります。

    そろそろ本当にWordpressで作る必要があるのか、考えたほうがいいかもしれません。

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    なんやかんやでWordPressのサイト構築で躓くのは、PHPのプログラミングなのでした。

  • 大学同窓会の会費納入のサイトが無料SSLサーバーの証明書だったので、カード振込をやめた話し

    卒業した大学の同窓会は一般社団法人で、毎年何冊か同窓会の会報誌が送られてくる。

    3月一杯で会費の期限が切れてしまうようで、継続の案内が来た。会費は同窓会のサイトでクレジットカードで決済ができるそうな。

    サイトにアクセスしてカードでの決済をやってみようとすると、決済代行会社ではなく直接カード情報をサイトに入力する仕組みである。しかも、サイトのSSL証明書がドメイン認証で、証明書の発行者が何だか見たことある無料SSLサーバー証明書だった。そのSSLサービスは、このブログサイトでも使っている。大丈夫か?

    無料SSLサーバー証明書のサイトでクレジットカード情報を入力したくない。この証明書は、単なるサーバーとの間を暗号化してくれるだけと思っている。

    心配だったので、サイトでのクレジットカードの納入はやめて、従来の郵便振込で会費を振り込むようにする。

    追記

    再度同窓会のサイトを見てみると、カード情報を入力しているページから違うドメインのサイトになっていた。このドメインは決済代行会社ではなくネットショッピングのサービスであり。おそらくネットショッピングのカート機能を借りているみたい。その辺りの説明がどこにもしていない。しかし、ネットショッピングのサイトの証明書が無料SSLサーバー証明書なのは変わりない。こんなサイトにカード情報を預けてしまうのは、やはり心配である。結局のところ、このようなお金の管理で郵便振込でも大丈夫なのかと思ってしまうけど、考え出すととモヤモヤする。

    追記(2021年3月8日)

    素直に郵便局に振り込みに行った。

  • baserCMSの4対応でも古めのテーマは、新しい管理画面に対応してしないかもで注意という話し

    久しぶりにbaserCMSの案件である。

    最初、baserCMSと適当なテーマをインストールして、コンテンツを挿入して終わり、という簡単な案件だと思っていたら、そんな甘くはなかった。

    お客さんが選んだテーマは、bcColorsというテーマだった。

    bcColors(4系)

    サンプルで見せるために、DockerでbaserCMSのイメージでサイトを簡単に構築してbcColorsのテーマをインストールして見せた。ここまでは、問題無かった。

    さて、本番サーバーはユーザーの希望でエックスサーバーになるので、baserCMSの公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールする。しかし、これが問題だった。baserCMSのDockerイメージとバージョンが違う。Dockerイメージのほうが同じ4系でも、だいぶ古いようだった。

    まずは、bcColorsが最新のbaserCMSでは動かない。トップページのスライドショーが表示されない障害があった。

    最新のbaserCMSのよくわからないところだが、管理画面のテーマ(admin-third?)が替わったようで、管理画面まわりがだいぶ変更となっている。どういう訳か管理画面ではないユーザー画面のテーマにも新しい管理画面のテーマが影響があるという、不思議な仕様となっている。

    一様回避策があったのでやってみたが、ユーザー画面の方は少しはマシになったが、完璧には動作しない。スライドショーは表示できるようになったけど、記事のプレビュー画像が、これまたどういう訳か、<img ・・・・・・ とテキストで表示されてしまう。

    記事のプレビューは、今回の案件では必要ないのでいいのだけど、問題は管理画面のオプションのリンクが動作しない。例えば次のような緑のリンクをクリックしても何も動作しない。

    bcColors以外の最初からインストールしているテーマに替えるとリンクができるようなっている。ということは、bcColorsが最新のbaserCMSに対応していないということである。

    baserCMSのユーザーフォーラムに質問を上げてみても、まだ回答がない。2日くらいであるから仕方ないかと思うが、このままでは案件も進まないので、ユーザーにはbcColors以外の新しいテーマを選んでもらう。新しいテーマで最新のbaserCMSで問題がないかをチェックして、管理画面で問題ないことも確認する。

    簡単に終わる案件だと思ったら、厄介な案件になりそう。

    追記(2020年11月11日)

    開発者の方に対応していただいた。

    詳細はbaserCMSのユーザーフォーラムを参照のこと。

  • DreamweaverをバージョンアップしたらF12でブラウザプレビューができなくなった話し

    Dreamweaverを2017にバージョンアップしました。毎月利用料を払っていますので常に最新版です。

    しかし、何も考えずにバージョンアップしたら、F12を押してもテストサーバーでのブラウザプレビューができなくなってしまいました。最新版のDreamweaver2017だと新しい機能のリアルタイムプレビューになってしまいます。localhost:ポート番号で固定のURLでブラウザは開きますので、中で転送してしてくれるのでしょう。

    サイトのアップの運用で、F12を押してテストサーバーに自動アップ、ブラウザが自動的に開きますので表示されたURLをお客さんに報告、お客さんはURLから確認という流れを行っていました。これはキー操作がほとんどいらずに、とても楽な手順でした。けれども、2017のリアルタイムプレビューだとURLがテストサーバーのURLにならないので、いちいちテストサーバーのURLを拾ってくるのは面倒です。

    アドビのサポート窓口に電話がつながらなかったので、下記のサポートサイトでリアルタイムプレビューとブラウザプレビューを調べてみると、ファイルを開いたコンテンツウィンドウでF12を押すとリアルタイムプレビューになって、ファイルウィンドウからファイルを選択してF12を押すとブラウザプレビューになるようです。同じF12がアサインされていますので、あまり使い勝手がよろしくありません。

    Pz-LinkCard
    – URLの記述に誤りがあります。
    – URL=

    今まで通り、F12を押すとリアルタイムプレビューではなくブラウザプレビューにならないかを調べてみると、Adobeのコミュニティサイトで見つかりました。どうやらDreamweaverがインストールしたJavaScriptを編集しなければいけないようです。編集方法はコミュニティサイトを見てもらうとして、この書かれている通りにJavaScriptを変更してみたら、F12でブラウザプレビューができるようになりました。

    Pz-LinkCard
    – URLの記述に誤りがあります。
    – URL=
    Pz-LinkCard
    – URLの記述に誤りがあります。
    – URL=

    これで手順を変えずにサイトアップができます。

    続きはこちらから

  • 有料コンテンツの請求が来た話し

    有料コンテンツの請求のメールが来たけど、Gmailさんが迷惑メールに振り分けてくれたし、全然知らないしで削除した。メールに載っていた会社名でGoogleさんに聞いてみると、有名な架空請求のメールらしい。注意喚起しているたくさんのサイトが出てくる。

    どのサイトも「架空請求のメールだから返事してはいけない、もし気になるなら自分のところに連絡くれれば対処してやる。」と書かれている。でも、どのサイトもどういう訳か右クリックを禁止しているし、内容のテキストが画像になっていたりと、こちらも怪しい。士業の事務所のサイトでもなさそうだし。

    このサイトにお願いしたら、もっと悪いことになりそうだから、連絡なんてしないけど。まあ、万が一何かあったら知り合いの弁護士さんか司法書士さんにお願いするわ。

    もうメールアドレスは既に漏れていると思った方がいいな。自分のメールアドレスの存在認定になってしまうのから、架空請求を出した会社の名前とか、対処してくれるとのたまっている会社のサイトの名前を出すのをやめておく。

    著:多田文明
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  • #baserCMS のPDFリンクプラグインを作成した話し

    baserCMS公式サイト

    10年以上お付き合いしている会社の株主向けのサイトを運営しているのですが、そろそろリニューアルしましょうということになりました。今まではベタにPHPを使って書いていましたので、キチンとPHPのフレームワークを使って作成することにします。PHPのフレームワークといっても、CakePHPしか知らないので、CakePHPで作成してきます。

    CakePHPの上で作っていくのもいいのですが、今回はCakePHPの上で動いているbaserCMSというコンテンツ管理システムの上で作成して行きます。会社のサイトですので、Wordpressのように時系列で記事を並べていくのではなく、固定ページ中心ですので、WordpressではなくbaserCMSが丁度いいのです。

    しかし、会社サイトといっても、株主向けのサイトでもありますので、PDFファイルのIR情報やニュースリリースを掲載しなければいけません。しかも、IR情報というのは面倒なもので、証券取引所からのお達しで発表時間よりも、PDFファイルを前に見せることは厳禁です。IR情報を見て株の売買をするのですから、発表前の情報を手に入れられてしまうことは御法度です。

    そこで、PDFファイルを時間によって記事リストを生成できるようなことを実現します。時間での表示管理はbaserCMSにデフォルトでインストールされているブログプラグインに、日付でアクセス制限をする機能がありますので、こちらを利用することにします。

    今回はブログブラグインにPDFファイルを登録できるようにしました。ブログプラグインのpostテーブルにPDFファイル名の項目を追加して、プラグインを直接改造する訳にはいかないので、PDFリンクプラグインを別途開発して、postテーブルに1対1でPDF情報を格納するテーブルを用意しました。これでbaserCMSがアップデートした場合にも対応できます。

    ブログプラグインの管理ページでPDFファイルを指定してファイルをアップできる機能を、PDFリンクプラグインとして追加しています。同じような機能を持ったプラグインを探しても見つからなかったので自分で作ることにしました。もしも、存在したならば、今回はbaserCMSのプラグインの開発のスキルを習得できたということでよしとしましょう。

    作成したbaserCMSのPDFリンクプラグインをGitHubに置いておきます。

    https://github.com/muneando/basercms-plugin-pdf

    ご自由にお使いください。バグを見つけたり機能アップしたら、GitHubから連絡ください。ただし、今回のサイトを作成するにあたっての必要最上限の機能しか実現していませんので、機能アップをしていただければ、大変うれしいです。

    ページ内で表示するPDFファイルへのリンクは、PDFリンクプラグインのヘルパーで実現しています。ブログの本文とPDFファイルをどちらを優先してリンク先で表示できるかを、PDFリンクプラグインの管理ページで指定できます。前述の通りPDFファイルへの直リンクはダメですので、ユーザーがアクセスできないところにPDFファイルを置いて、PDFファイルをダウンロードする前に、時間をチェックできるようにしています。

    使い方の説明は、GitHub の README.md をご覧ください。

    このプラグインの作成で参考したのは、materializing 氏の Keyword プラグインです。参考というよりも、baserCMSのプラグインのイベント辺りは丸写しです。おかげでCakePHPのイベントについて理解できました。materializing 氏には、baserCMSのプラグインについて相談に乗っていただき感謝です。

    実際に動いているサイトは、まだテスト段階なので公開していません。PDFリンクプラグイン以外にも、IRカレンダーを表示するためのbaserCMSブラグインも作成してしましました。もし、お客さんにOKいただいたら、baserCMSの利用例としてご覧いただけるようにします。

  • FMラジオを聞くのをやめてJangoにした話し

    ずっとFMラジオ聞いて過ごしていたが、ナビゲーターとかDJやらの話しも聞きたくないし、ましてはリスナーのお便りなんて別にどうでもいいので、AM化しているFMラジオをやめて、楽曲だけを流し続けてくれるインターネットラジオを探していた。

    いろいろ試してみて気に入ったのはJangoというサービス。適当なアーティストを入力しておけば、それに近い楽曲を選んでストリーミングしてくれる。Nexus7にJangoのアプリを入れて流しっぱなしにしていて快適。

    Jangoは無料なのだけど、どうしてサービスをやっていっているのか不思議。CD購入ボタンも見当たらないし、広告も入らないし。

    Embedded Link

    Free Music Online – Internet Radio – Jango
    Listen to all the music you want on Jango Radio. Jango is personalized internet radio that helps you find new music based on what you already like. Unlimited listening, fewer ads.

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  • Evernoteからセキュリティ関連のお知らせ

    という情報が来たので、パスワードをリセットする。英数字記号含みのとても長いパスワードを生成させてリセットしてあげた。

    タブレットとか何台も同期をとっているので、パスワードを変更するのはとても大変。でも、こればかりは仕方ないのです。

    Embedded Link

    セキュリティ関連のお知らせ:Evernoteでのパスワード再設定のお願い
    ※ このブログ記事の内容は、全Evernoteユーザの皆様にメールでお知らせする内容と同一です。 弊社のオペレーション・セキュリティチームは、Evernote サービスの保護された領域へ組織的に不正アクセスを試みたものと思われる不審なアクティビティを弊社ネットワーク上で検知し、それをブロックしました。 弊社セキュリティ調査の結果、Evernote に保存されているコンテンツが外部からアクセス・変更…

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  • iTunes K.Kって何って話し

    メールクライアントはGmailを使っています。ふと迷惑メールのトレイを見てみるとiTuneからのメールが入っていました。Gmailによる迷惑メールで判定した理由はというと、

    多数のユーザーが同様のメッセージをフィッシング詐欺として報告しているため、このメッセージには危険なコンテンツが含まれている可能性があります。

    とのこと。多数決で迷惑メールとして判定されたのかな? みんな受信トレイに入れておくのが面倒だから、迷惑メールにしていたのかな?

    ところで、そのメールのフッタに書いてあったのは、iTunes K.Kという会社名。iTuneはアップルではなくて別会社がやっていたのか? もしかしたら、それを怪しんで迷惑メールにチェック入れた人が多いということなのかな? 最近、名をかたって、怪しいメールを送りつける輩が多いですので。前に書いたけど、Tvvtter(ダブリューではないよ。ヴイ2つだよ)とか。

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  • 電子出版だったら、この程度はやってほしいな。

    システム系の解説本を買うと、操作方法とか特にインストールとかを説明するために、延々に画面のハードコピーが続くときはある。中には、十数ページ画面キャプチャだけのページの本もある。これは作者がページを稼いでいるなと・・・。

    電子出版で本を出すようになったら、以下のサイトのように手順を映像で流してくれないかな。

    Embedded Link

    第5回 テストプロジェクト開始とテスト計画 |gihyo.jp … 技術評論社
    gihyo.jp:技術評論社提供のIT関連コンテンツサイト

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