5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

経済産業省を名乗る電話があったけど、怪しかったので断った話し


0120のフリーダイヤルで着信があった。しかもタイミングの悪いことに、こんがらかった内容の仕事をしている最中のことだった。そんなときに電話に出なければいいのに出たのは失敗だった。

出てみると経済産業省を名乗る随分若い男性からだった。話し方が挙動不審なのである。話しを聞いてみると、何でも前に送ったアンケートに回答がないから催促の電話だった。そう言えば、随分昔に分厚いアンケートが届いたのを覚えている。しかし、あまりにも回答するのに時間がかかりそうだし、本当に経済産業省からのアンケートから疑わしかったので放っておいた。

今回も電話をかけてきた人がオドオドしたような話し方で信用できそうもないし、雰囲気的に本物かどうかも怪しかったので回答を断った。本物かどうかを尋ねたら、電話番号で調べてくれと言われた。

あとで電話番号で検索しても電話番号サイトしか合致しないし、経済産業省のページが出てこないしで、本物の経済産業省からかどうかは確定できなかった。この電話番号が正しいというのであれば、何かしらの経済産業省のページにヒットするのではないか。検索エンジンを使わずに一つ一つ経済産業省のサイトを電話番号で探すののもいただけない。もし本物でも、ここまで疑った方がいいのではないか。今の時代、かけてきた電話が本物かどうかを証明するのは難しい。そのくらい疑ったほうが、詐欺被害とか情報流出を避けられる。

実はこの電話の後にすぐに同じ電話番号で電話がかかって来た。しかも、違う会社名宛に電話をしてきた。優秀な人材が集まっているはずの経済産業省の人たちが、そんなことはしないだろう。このことから私の中ではこの電話は疑う方向に傾いてしまった。本物だったら、そのときはおかしな電話して来る方が悪いのでしょうがない。

もう一つ今回疑ったことは、この電話の30分位前に、会社宛に人材派遣のセールス電話がかかって来たことである。今週は同じようなセールス電話が3件もかかって来ている。みんな同じく会社名と会社の電話番号のリストから、見ていないセールス電話お断りと書かれたホームページを見てと電話をして来る。知らないところから会社宛に電話をされると、すべて迷惑電話であるということで、二度と電話しないように言っている。

アンケートに回答しないと罰金とか言っているけど、まずは本物かどうかを証明できることと、疑われるような電話をしないでほしい。ましては、アンケートで零細企業に負荷をかけて、働き方改革とか言わないでほしい。時間のコストをなんだと思っているのだ。

会社情報なんて個人情報のように保護されていないから、セールス電話を止めることができないから電話をかけてくるのは諦めているけど。

以上の電話でこんがらかった仕事を戻すのが大変だった。

追記(2024年8月27日)

今、改めて電話番号で検索したら、

というサイトが検索できるようになっていた。経済産業省ではなくて、総務省統計局だった。経済産業省からもアンケートが何回か送ってくるから間違えていた。

でも、電話番号で調べてみろと言っているけど、検索ができないなんて、やることが遅いよね。もう断ってしまったよ。お願いだから、統計局のアンケート送付リストから私の会社を外してもらいたい。

世の中からセールス電話なんかなくなってしまえばいいのに。

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とずっと書いているけど、ようやくNTTが高齢者向けにナンバーディスプレイが無料になりました。記事はこちらから。