5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

日: 2021年2月6日

  • CSSファイルのコンパイル前のSCSS(SASS)ファイルを欲しいと言っても、もらえなかった話し

    今、更新作業をしているサイトのデザインを変更のために、CSSファイルを変更しなければいけなくなりました。

    該当するCSSファイルを見てみると、2千行ほどあって、やけに綺麗にフォーマットされています。しかも、スタイルを定義している順番も階層の上位から下位にまとまっています。これは直接CSSファイルを追加しておらず、SCSS(SASS)ファイルからコンパイルされたCSSファイルではないかと見当をつけました。

    そこでお客さん経由でCSSファイルを作成した会社に、SCSSファイルを送ってほしいとお願いします。WebサーバーにはCSSファイルを置いてありましたが、SCSSファイルは見当たりません。

    しかし、開発会社の回答としてSCSSファイルは存在していない、ということでした。そんな馬鹿な・・・。

    おそらくSCSSファイルは成果物としては外に出したくないのでしょうね。お客さんから契約を持ち出して無理やり出してもらうことも考えましたが、それでもSCCSファイルは存在しないと押し通されそうです。SCCSファイルが存在することを証明するのは難しそうです。

    しかたないので、直接CSSファイルを修正していきます。大幅改修でこちらで修正されたCSSの箇所をSCSSに戻すことになったら、最小に開発した自分たちが困ると思うのですが。

    以前も同じようななことがありました。そのときはGIFファイルでした。見出し画像やメニュー項目に施したグラデーション背景に特別なフォントを指定した文字を変更しなければいけないときに、GIFの出力前の元のPhotoShopのPSDファイルを出してくれるようにお願いしたところ同様に断れました。

    PSDファイルを出してくれないデザイン会社は、今まで何社かあります。こちらは、自分のデザインを修正されないようにするということは若干理解できますが、デザインなしでフォントを貼り付けているだけのページ見出しくらいはいいじゃないかと思います。見出しが変更できなければ、新しいページを追加するたびに画像の作成だけに時間がかかるという問題になります。そのときはいちいちグラデーション背景と文字を分離するのも面倒なので、PhotoShopで画像を作るのは諦めて、テキストとCSSで実現できるように作成し直しました。フォントの指定は残念ながら無視して、同じようなサイズにしておきました。しかし、そのほうが、CSSのクラスと文字を指定するだけで見出しが表示できないので、この方法のほうが賢いです。

    そこでWebページでのデザイナーへのお願いです。

    デザインなしでそのままテキストの画像の貼り付けはやめてね

    どうしてもフォントのデザインが欲しいのなら、Webフォントを考えてね。そのとき、フォントのライセンス購入まで考えてね。Googeフォントでもいいからさ。

    それが嫌だったら、編集できるように元のPSDファイルを提供してね。まさかPhotoShopのレイヤーを使っていなかったら、背景の素材画像の提供と、フォントサイズとかフォント名とかのフォント情報を教えてね。そこまで言わないと何もやってくれないのは共同作業したくないのかよ、というのあるますけど。

    その会社はページの更新の仕事が回ってこないからそのようなことをしているかと思えば、ページ更新をやりたくないと言うので、私が代わりにやっているという流れがありますから、どうして出力前の元のファイルを出せないかというのは私にとって理解できません。私に意地悪しているのでしょうか??

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    追記(2021年2月8日)

    CSSファイルからSCSSファイルへの逆コンパイラってあるのだろうか? 探してみようと見つけたサイトは以下のサイトです。

    ここで紹介しているサイトでCSSをSCSSに変換してみたところ、正常にSCSSファイルに変換できました。

    出力されたSCCSをDreamweaverでCSSに変換したところ、うまくサイトに反映できました。

    それにしても、最近のDreamweaverのバージョンアップで、今までできなかったSCSSファイルの変換が正常にできるようになったようです。

  • ESTARTって知らないアプリケーションが勝手にインストールされていたので削除した話し

    普段あまり使っていないThinkPadのノートPCですが、起動したらESTARTという見知らぬアプリケーションが起動してきた。

    こんな感じのダイアログがWindows10が起動するたびに出てくる。

    おそらくこのThinkPadは娘に大学のWeb授業で使うときに貸したので、何かのソフトをインストールしたときに勝手にインストールされてきたのだろうな。

    とりあえず、Windowws10の「設定」ー「アプリ」からESTART関係のアプリ2つをアンインストールしてしまう。

    昔は、J-WORDとかavastとかノートンとか、勝手にインストールされるソフトがありましたが、いまだにこんなことしているのでしょうね。

    みなさんもお気をつけを。

    追記

    娘が何かソフトをインストールしたと書きましたが、原因は自分でした。インストールした日付を見るとCubePDF Utilityを同じ日にインストールしていました。Googleさんに「cube utility estart」で尋ねると、CubePDF Utilityと一緒にESTARTが勝手にインストールされるようです。CubePDFをインストールするときに気を付けないないといけないでしょうね。

    しかし、アプリ一覧からESTART アップデートセンターが消えなくなりました。既にプログラムは削除されているのですが、実害がないから放っておきましょうか。

    エラー表示から、ESTARTはJ-WORDに名前を変えただけじゃねえかよ、ということでしたわ。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

    追記2

    ESTART アップデートセンターがそのまま残っているのは悔しいので、何とか削除してみます。やり方は単純で、再度CubePDF UtilityをインストールしてわざとESTARTをインストールさせます。後は普通に「設定」ー「アプリ」からESTARTをアンインストールすると無事に削除できました。

    CubePDF Utilityをインストールする途中で以下のようなダイアログができてきます。この中の「利用許諾に同意してインストールする」にチェックするとESTARTがインストールされてしまうようです。

    デフォルトがオフなので、オンにして次へボタンを押したということになるので、いかにインストールしているときに画面を読んでいないというのがわかります。

    追記(2021年9月6日)

    最近、この記事へのアクセスがとても増えています。皆さんESTARTを勝手にインストールされてしまったのかな?

    勝手にインストールされたESTARTは削除してしまおう!

    追記(2021年10月5日)

    本日CubePDF Utilityのアップデートをしたら、相変わらずESTARTをインストールするメッセージが表示された。

    インストールしないがデフォルトだから、まだマシだと思うけど。

    CubePDF Utilityには随分お世話になったけど、Adobe Acrobatを購入したし(Adobe Creative Cloudのライセンスを購入したら付いてきた)、もうお役御免かな。