5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

日: 2020年9月11日

  • 仲介の不動産会社がたくさん来るようになって、いろいろとアパート管理のことをいろいろとまとめてみた話し

    最近、仲介の不動産会社がたくさん来るようになった。どうも何か大家獲得キャンペーンを各社やっているのか?

    さて、複数の会社とも、自分のところがどのような内容で業務をするのかパンフレットというかドキュメントを用意せずにやってくる。いきなり申込書にサインさせようとする。仲介の不動産会社というのはそういうものなのか? アパートオーナーというのは、そんなもんで仲介の委託契約をしてしまうのか? 一応はこちらも一回でサインせずにいろいろと考えてみる。

    アパート経営は入居すれば後は放っておけば家賃が入ってくるという楽な商売と思われる節がある。募集、仲介、管理(家賃集金、メンテナンス、クレーム処理)、退去、リフォーム(原状回復工事)などなどが、アパート管理の大雑把な仕事であるけど、どれだけ外部に任せられるかが、こちらの負担を軽くすることになる。もちろん任す項目が多くなれば手数料が増えて経費が上がっていくことになる。

    サブリース(30年家賃保証とかは、アパート経営を長年やっていると絶対に無理な契約であるとわかるはずなので絶対にやめておけ)を除けば、仲介業者に依頼の内容は大まかに3つである。

    1. 仲介のみ、いわゆる入れっぱなし。退去立ち会いもしない。入れてしまえば、大家がすべて何とかする。不動産屋は契約更新くらいしかしてくれない。不動産屋からしてみれば手離れがいいので、面倒なことはない。自分の場合は、これは選ばない。
    2. 仲介と退去の最初と最後を不動産屋でやってもらう。これは昔の不動産屋さんの形態。不動産屋は契約関係をやってもらう。その代わりに家賃の集金とか入居者を含め近隣からのクレーム処理など大家が行う。大家と言えば親も同然店子と言えば子も同然、という昔からのアパート経営の方法である。
    3. 仲介、管理、退去まで行なってもらう。仲介会社と管理会社がセットになったやりかたである。これが大家は一番手間いらずである。自分の場合、手数料をかかってもこちらでやりたい。

    1.の場合は、仲介だけでは儲けにならないので退去立ち会いでお金を取ってリフォームをセットでやるというところがある。大抵はリフォームを受けなければ退去立会手数料を取るということを言ってくる。しかもそのリフォームをやってもらうと相場の3倍取るという理不尽な仲介会社もある。大手仲介会社のハウス●●というのがそう。そういう会社は出入り禁止にしている。立ち会いがやってくれないのであれば、こちらでやることになる。そうすると退去者と大家がやるとトラブルの元となる。したがって、この場合は資格を持った第三者の不動産のプロに依頼する。結局は立ち会った不動産屋にリフォーム業者を紹介させるなど、何かしらの利益を与ええなくていけなくなるのである。だから、最初からこのパターンは最初から避けなければいけない。

    2.の場合は経費が安くて一見良さそうに思えるのだが、入居している間には更新料を別にして不動産屋にはお金が入ってこないので、最初に客づけの際に入れやすいように家賃を下げておいて、手数料(広告料とも言う)を大きくして大家にどーんと後で請求することが多々ある。不動産屋からしてみれば一気に最初で利益を上げることを考えるのである。こちらも家賃が下げられると、当然ながら月々の収入が減ってしまうので、トータルに収入が減ってしまうのである。その時の不動産の言い訳としては、空いているよりもいいでしょう、と言ってくる。しかし、家賃を下げると、それなりの入居者が来るので、トラブルが多くなるのが注意しなければいけない。この時は親戚家族の連帯保証人を立てるのではなく、保証会社を経由で契約することも重要である。万が一家賃の滞納があった場合、連帯保証人に請求することは難しく(いまどき連帯保証人を付けることはまれ)、まして不動産屋は管理をしていないという理由で面倒を見てくれない。そうなると大家自ら交渉しなければいけなくなる。保証会社が間に入れば、ここら辺は全部やってくれるはずである(保証会社との契約内容によるが)。

    3.の場合が自分にとっては手数料を取られても、こちらのリスクが少なくなるので理想なのである。こちらは昔ながらの不動産会社が多い。家賃がを高くすることで、不動産会社からしても毎月の手数料が高くなるし、大家にしても安定して収入が増えることになる。そして不動産会社も管理する上で、自分のところでも負担が少ないように審査を厳しくするので、トラブルの少なそうなそれなりの入居者を連れてくるので安心なのである。

    と言いながらも、3.での仲介はなかなか入居者が決まらない。1年以上空室になってしまうことがある。うちの物件は建てて四半世紀以上の物件であるので難しい。新築入居を過ぎると、家賃はどんどん下がっていくのは当たり前なのである。一度退去してしまうと、新築ではなくなるので周りの相場に合わせて値下げせざるを得ないのである。そして、これからアパートの需要が減っていくのは確実である。これを理解しないでアパート経営計画を立てきたり、リノベーションとかのキーワード(そんな金はどこにもないわ)だけでやってくるデベロッパーが何て多いことか。みんなバカじゃないと思ってくる。

    大家が気を付けなければいけないのは、アパートの部屋を探している人は、ほぼネットを見てやってくると言うことである。場所、家賃などは数多くの物件を比較してやってくる。場所、築年数、家賃のいい条件の物件から契約してくると言うことである。昔みたいに、不動産屋に行ってお勧めの物件を紹介してくるなんて無いと考えたほうがいい。うちみたいに駅から離れて築年数が高いなんていう物件は、家賃を下げないと埋まらないのである。となると、せいぜい2.のような契約となるが、家賃が安い優先で探している人くらいになってしまうのである。そういう人は、後々のトラブルを覚悟しておいたほうがいいのである。いつかここで話すが、とんでもない奴を入居させて、原状回復工事で家賃の三年分が飛んでいったということもあった。

    アパート経営を甘く見ていると、アパートを建てたローンを払うだけで精一杯で、家賃収入が減れば返済が滞り、結局はアパートすべてを抵当で取られるっていうのもあり得るのである。

    だから

    アパート経営なんてやめておけ

    アパートオーナーより
  • 警察に防犯カメラの映像を提供した話し

    近所で大きな事件が発生したらしく、警察によって規制線が張られています。自宅にも警察が巡回してきました。

    玄関に防犯カメラが付いているので、映像の提供を警察から申し出がありました。がたいの大きな警察官が見ている前で、防犯カメラの映像サーバーが見えなくて焦りましたが、後でファイルを取り出してから、防犯カメラの映像を見てもらいました。

    しかし、我が家の防犯カメラの映像は玄関前しか映っていないので役に立ちませんでした。申し訳ないと言いながら、事件の内容を警察官から聞き出そうとしましたが、さすがに不正確な情報は言えないと言うことで教えてくれませんでした。ただ、この界隈で事件が珍しいとのことでした。

    その警察官は若い方で、現場保全でかり出された駅前の交番の方だそうです。いかにも武道で鍛えてガタイが大きいのですが物腰の柔らかな方でした。非常に丁寧に応対していただけました。警察官って雑談力がないと務まりませんね。


    さて、これからシステムの話しです。

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  • オーストリアから携帯電話に電話があった話し

    携帯電話に着信。オーストリア(最初オーストラリアと思った)からと表示があった。絶対間違えと思ったけど、試しに電話に出てみた。

    電話に出ると、録音された中国語の音声だった。やはりおかしいと思って切っといた。

    これは何かな?

    シャープ(SHARP)
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    高齢者への詐欺電話を防止するためにも、NTTはナンバーディスプレイを無料で提供すればいいのにと本当に思う。携帯電話は無料で着信番号表示をしているので固定電話でもできるはず。発信者通知は迷惑電話をかけてくる輩は嫌がるので、ナンバーディスプレイは本当に迷惑電話防止になる。ナンバーディスプレイに契約して対応した電話機ならば、発信者番号を通知しない詐欺電話は非通知になって拒否されるので、少しは安心である。これで詐欺電話は随分と減るので、NTTのナンバーディスプレイは詐欺電話撃退にはお薦めなのである。

    とずっと書いているけど、ようやくNTTが高齢者向けにナンバーディスプレイが無料になりました。記事はこちらから。

    追記(2020年10月15日)

    これだったかもな。

    中国語の迷惑電話、月180万回着信? 日本人の苦情多数も有効対策なし | 47NEWS

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  • 試しに保険金を請求してみた話し

    管理しているアパートで水漏れが発生した。部屋の中の被害ではなくて屋外の洗濯機の配管からであったので、いくらかマシではあった。ただし、漏れた箇所が壁の中であったので、多少大掛かりの修理が必要であった。

    さてここで修理完了という話になるのだが、今回は保険を請求してみた。ただし、ダメもとである。おそらく保険金は下りないと思う。保険で賄えたらラッキーくらいに思っている。

    最近の保険金の請求は簡単になっている。保険金請求書と費用がかかる見積書、それと写真だけである。しかも保険金請求書は、以前は事細かく被害状況とかを報告して、被害箇所を図で書くとか面倒だったけど、今は保険金の振込先くらいの簡単な記述でOKになっている。

    このくらいの作業であったら、とりあえず請求してみて、もし保険金が降りて来なかったらしょうがないなと諦めもつく。今回はそんなに高額でもないし。

    (さらに…)