5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

日: 2020年6月12日

  • 娘がバイトのスーパーでいろいろやらかした面白い話し

    うちの娘が初めての接客バイトを始めた。バイト先は近くのミニスーパーである。同じお店に入っているパートのおばさまたちは、娘の同級生のお母さんがいたり、昔から知っているご近所の人もいて、とても娘をかわいがっていただいている。逆に甘やかされているかもしれない。

    初めての接客ということで、いろいろやらかしてくれている。ここでちゃんとメモを残して将来のネタととっておく。

    レシート用紙反対事件

    これはスーパーのレジ打ちで、あるある案件みたい。

    レジのレシート用紙がなくなって新しい用紙を補充したところ、反対に入れてしまったそうな。もちろん、これでは何もレシートに印刷されない。

    たまたま、これに当たった人がクレジットカードで支払ったときで、本当はレシートが必要だったけど、娘はごめんなさい、で謝ったら何事もなく許ししてくれたそうな。

    メロンメロン事件

    あるお客さんからメロンがあるかを聞かれとき、娘は「棚になければないよ。」と答えたそうな。そのとき棚にはメロンはなかった。

    しかし、娘の頭の中でどういう訳か「メロン、メロン・・・」と流れまくり、そのお客さんのレジで無意識にメロンのボタンを押してしまったそうな。これはこちらも訳がわからない・・・・。

    もちろん、後で買っていないメロンがレシートが打たれていてクレームになったのだけど、スーパーのルールで高額な返金はすぐにはできないで後日返金になったそうな。

    これまた、お客さんからは「仕方ないね。」で許してくれたそうな。

    お客さんも娘を甘やかしている。

    こんなことをやってしまったら、お店のほうからはとっても怒られることになるのだけど、何と「娘ちゃんは勉強で忙しくて疲れているのよ。」ということになって、まったく怒られもしないで反対に心配されてしまったそうな。娘は勉強してるとは見えないけどね。


    こんな甘々なことばかりではなく、中にはキツいことを言われたこともある。

    大根逆さま事件

    スーバーでは常連さんというのがいて、どの常連さんも優しく接してくれるわけではない。この事件となった常連さんは、パートの人からも要注意人物である。何かしら来店すると、従業員の心をへし折っていく人である。そんなに人に娘がやらかしてしまった。

    その常連さんがやってきて大根を買ったそうな。その大根を娘はレジ袋に葉っぱのほうを下に入れたそうな。それを見た常連さんは

    「お前んとこの大根は、反対に生えてんのか!」

    と怒鳴られたそうな。

    これが従業員の中で噂が広まり、「娘ちゃんは世間知らずよねえ。」どころか「あのじじいは娘ちゃんに酷いこと言って許さないんだから。」「そうよ。そうよ。今度じじいが来たら、警備を呼んでしまおうかしら。」なんて娘を擁護する声が続々上がったそうな。

    実際にレジのテーブルの下には、緊急事態に備えて、警備会社を呼び出すボタンがあるそうな。

    この話しは親としては申し訳ない気持ちで一杯で、娘には大根は生えているように白い方を下に葉っぱのほうを上に、今度はレジ袋に入れるように注意したのであった。


    このスーバーはこんな娘でも大事にされて、どんだけ人材が足りないのか、これだと世間を甘く見てしまうのか、多少心配になるのであった。