5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

投稿者: muneando

  • Raspberry PiでNASを構築した話し

    Raspberry PiでNASを構築した話し

    使っていないラズパイ3でNASサーバーを作ってみた。QNAPのバックアップのバックアップと、EaseUS Todo Backupの3番目のバックアップである。どちらも2つバックアップを取っているが、念のためのバックアップだから重要度は低い。

    さてRaspberry PiでのNASをGoogleさんに聞いてみると、openmediavaultらしい。まずはこちらをインストールしてみる。

    しかしながら、openmediavaultはインストールできても使えなかった。どういう訳かホスト名を設定しようとすると、更新できないという致命的で不可解なエラーが出る。そして、Rsyncのサーバーが簡単にできるものと思ったら、クライアントの設定しかできなかった。よって1日でopenmediavaultからは撤退する。これ以上調べてみても時間の無駄かもしれない。

    という訳で、結局はRaspberry PiにGUI無しのOSを設定して、RsyncのサーバーとSambaを最初から設定する。楽しようとしてはダメ。

    QNAPからのバックアップはRsyncで、EaseUS Todo BackupはSambaでWindowsの共有フォルダ経由でバックアップの設定する。バックアップのスケジュールはRaspberry PiではなくQNAPとEaseUS Todo Backupで設定する。Raspberry Piは外付けのハードディスクを接続して単なるストレージとなる。

    Raspberry Piへのバックアップは一日一回だけであるので、まだまだリソースは余裕がある。次は各サーバーの監視サーバーでも立ち上げようか。

  • EaseUS Todo Backupのブータブルディスクが起動できなかった話し

    EaseUS Todo Backupの設定が一段落して、ついでにバージョンアップした。ライセンスが永久となっているので、無償でバージョンアップしてくれるものだと信じ込む。

    無事にバージョンアップしてくれたので、これまたついでにUSBメモリにブータブルディスクを作成しておく。このついでにという作業は嵌まる罠のようなものである。予想通り罠にはまった。

    これまたついでに作成したブータブルディスクで起動してみると、起動できない。おかしいと思って、別のPCでも起動してみる。再起動できない。ThinkPadで再起動してみると、こちらは再起動できた。EaseUS Todo BakupのブータブルディスクはPCを選ぶのだろうか?

    せっかくバックアップを取ってもディスクを復元しなければ、EaseUS Todo Backupを動かしている意味がない。何とかする。

    まずは、WinPEブータブルディスクではなくLinuxブータブルディスクで作成してみる。結果は起動できない。

    つぎにUSBメモリではなくCD-Rで作成する。こちらは上手く起動できた。普段、PCでCDドライブなんて使っていないので、ドライブが正常に動くかどうかのほうが心配である。

    さて、今回の教訓であるが、お手軽USBメモリだけではなく、面倒でもCD-Rでもブータブルディスクを作成しておけ、ということだった。万が一、ディスクを壊れたときに慌てないようにね。

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    自作PC用に一番左のWindows11のパッケージを実際に購入しましたが、問題なくインストールできました。Windowsは使うPCの分だけ正しくライセンスを購入しましょう。

    追記(2021年9月14日)

    最近、この記事へのアクセスが増えてきた。

    CD-Rで起動とか言っても、PCにはCD-ROMドライブなんて付いていないな。CD自体使わなくなった。

    CD-ROMドライブが付いていないPCは、外付けのCD-ROMドライブをつなぐことになる。今使っているCD-ROMドライブはこれ。

    USBが使えるPCであれば起動できるようになる。ただし、PCがUSBのCD-ROMの起動をサポートしていないとだめ。PCが起動できなくなる前に、BIOSのブートの設定のチェックをしておいたほうがいいぞ。古いPCだと(10年以上前のだけど)、BIOSがUSBでのブートをサポートしていないPCがあった。そのときは、内蔵CD-ROMドライブをSATAで接続しなければいけない。ノートPCの場合は、どうしましょうか・・・。

  • 昔買った無期限保証のマイクロSDカードが書き込みできないのでサポートに連絡してみた話し

    Raspberry PI 3に新しいOSをインストールしてNASを立てようとしたところ、どうもうまく行かない。マイクロSDカードが書き込みができなくなっている。

    そう言えば、このマイクロSDカードをどこで買ったのか調べてみるとアマゾンだった。アマゾンなどのネットショップは購入履歴が残っているので、いついくらか買ったか、購入保証になるから便利である。お店で買ったらそうはいかない。

    このマイクロSDカードはトライセンドの製品である。しかも、アマゾン専売のメモリである。シリアルナンバー(小さくて読めない!)からトライセンドのサイトで調べると無期限保証となっている。アマゾンの購入履歴も見つかったので保障の条件は揃った。

    2014年4月に購入した履歴があったので、試しにトライセンドのサイトからサポートの問い合わせをしてみる。無期限保証の看板に偽りがなければ、何らかのアクションをしてくれるはずである。

    さて、どうなるか・・・。

  • ディスクが一杯になったと思ったら、Dropboxがブーメランのように容量を食ってた話し

    Windows10のエクスプローラーのPCのところを見ると、ディスクが真っ赤になっていた。このディスクはDドライブでユーザーデータ用の2TBのハードディスクである。

    ユーザーのフォルダをいろいろとプロバティで残りディスクを見てみると(ディスク使用量のよいユーティリティがあるはず)、Dropboxが異常にディスクを食っている。Dropboxの各フォルダを見てみると、ありました、データバックアップのフォルダがとても大きい容量になっている。原因は、EaseUS Todo BackupのバックアップファイルがDropboxに同期されていたことだった。

    今回何気にEaseUS Todo BackupのバックアップをQNAPのバックアップ共有フォルダに指定したため、フォルダがDropbox経由でブーメランのごとくPCに同期してしまった。それで、大きなバックアップファイルが同期されて、ディスクの容量が足りなくなってしまったわけである。これは自分のミス。

    そこで、PCのバックアップ用にQNAPにフォルダを作成する。これでPCに同期を取らないはずである

    以上でディスクは随分空いた。これで作業完了。

  • アパート入居者から問い合わせがあったけど、ガスの契約くらいは自分でやれってという話し

    アパート管理をお願いしている義父から連絡があった。

    「困ったよな。」

    何かと聞いたら、

    「新しく入った人からガスがつかないって言われてさ。」

    話しの続きは

    「よく聞いてみると、ガスの申込みをしていなかった。でも、ここまでこちらがやんなくていけないのかよ。最近はそんなことも知らないのかよ。」

    ガスの開通申込みは、アパート管理者ではなくて入居者本人が行う必要がある。もちろん電気と水道も。電気水道ガス込み込みの物件は入居者がやる必要はないかと思うけど、それは特別でごくわずか。

    でもさ、これってこちらから説明する必要あるのかな? 仲介した不動産屋も、これは当たり前過ぎて説明してないはずである。

    最近は、こんな問い合わせが多くなっている。皆さん生活力が低下しているのかな? こちらは当たり前だと思ったことが当たり前ではなくなっている。こちらの常識、非常識って感じだけど、そんなことも言ってられないので、こちらから対策を打っておかなければいけない。

    今度から不動産屋には、ガス水道電気は入居者が開通手続きするように事前に説明してもらうように言っておいた。不動産屋も、一応は説明しているけど理解していないようでしょうがないね、ということだった。

    今回は、丁寧にプロパンガス屋を紹介した。開通の手続きが書かれている冊子も部屋にあるはずだけど。

    何だかな・・・・。

    アパート経営なんて、やめておけ。

    追記(2020年8月25日)

    本件をネタにして不動産の仲介業者と話しをしてみたら、一応は重要事項説明でガス水道電気の契約は自分でやるようにと説明しているとのことだった。ということで、重要事項説明では話しを聞いていないか理解していないかということになる。

    仲介業者の人とは、この件は注意して説明して行くということになった。

    重要事項説明は、たくさんあり過ぎて、本当に重要なことは理解されていないとかもしれない。

  • 暑い中、リサイクル業者がピンポン営業に来た話し

    チャイムがなった。リサイクル業者だった。カメラや貴金属の買い取り。いわゆる押し買い業者。

    こんな強烈に暑い中なのに、二人かがりでチャイムを鳴らしまくっている。ご近所は高齢者が多いし、夏休み中ということで留守番しているしで、家にいる人が多い。そこを狙っているかもしれないな。

    我が家ではチャイムの横には「セールスお断り」シールを貼ってある。「これ読めないの?」で撃退する。

    あぶないあぶない。

  • 昔ずるいと言われたことに、ようやくわかったかも、という話し

    昔、大阪で働いていたころの話し。

    その会社(大手金属系のメーカー)には転職して入った。たまたま、入社した時期が春で、新入社員の人たちと同時期に配属となった。中途の私も、会社からするとついでというこで配属研修も一緒だった。

    同時に入った新入社員は修士出が多くて同い年だった。私は3年ほど2社ほど回り道をしている。同じ部署に配属になった新入社員に一人から突然に、

    「あんたはずるい!」

    と言われた。「どうして?」と聞いたら、

    「自分は国立の●●大学の大学院を出たのに、あなたは名前も知らない二流以下の私立の●●大学に出ただけなのに、給料も職級も自分より高い。これまで頑張ってきたのに、何も頑張った来なかったあんたはずるい。」

    と言われた。そのときは???と理解不能に陥ったし、そんなことをあけすけに言う奴は初めて見たわとか、何てこいつは性格の悪い奴だと思っていた。

    しかも、その20年後に、OSSのカンファレンスでばったり出会って、延々と現在の自慢話(つまらないから前の会社をやめて大手コンピュータメーカーに転職したとか、某システム系の雑誌に連載を持っているとか)をされてしまうということとなった。おかげで毎年のカンファレンスでは彼に見つからないように注意するようになった。

    もう、時間がだいぶ経っていたけど、彼から言われたことをずっと心に引っかかっていた。もう本人は忘れているかと思うけど。

    でも、この記事を読んでなるほどと思った。

    誰かと比べることをやめて、自分だけの人生を生きよう/コロナうつはぷかぷか思考でゆるゆる鎮める③ | ダ・ヴィンチニュース

    結局、彼はこんな私のことをうらやましかったかもね。私が楽して(本当は大変だったのよね)結果的に自分よりも上にいることとか(中途採用は新規採用と違って、すぐに結果を求められたしね)。でも、そんなことを彼は思ってないかもしれないけど、何か一つでも可能性の答えがあれば、ようやく胸のつかえが取れた感じ。そう思えば、楽になる。

  • 重要書類をクロネコDM便で送ってくるので、受け取り拒否を解除した話し

    我が家は異常にダイレクトメールが届くので、DM便を止めてもらっていた。

    しかし、最近、重要な書類をヤマト運輸のクロネコDM便で送ってくるおバカな会社がいる。出しても届かないと言ってくると、DM便で送ったと言う。重要書類は信書ではないものもあるけど、DMやチラシやパンフレットではないから普通の郵便で送れよと思う。ヤマトのサイトには送ってはいけないとは書いてはいないけどさ。

    すべての会社にDM以外はDM便で送るな、とも言っていられないので、しかたなくヤマト運輸にDM便の受け取り拒否の解除をお願いした。

    本当であれば重要書類をDM便で送ってくるような会社とは付き合いたくはないのだが、付き合いを選べない会社があるのでこれまた仕方ない。

  • SSI(SSLではないよ)に対応しようとApacheの設定に手こずった話し

    お客さんのサイトのテストサイトを自分のところで運用しています。テストサイトを運用しているのはさくらインターネットのVPSなのですが、このサーバーのOSが古くなってきたので別のサーバーに移したいと考えました。移行先はとりあえず、社内のQNAPのDockerコンテナにします。

    大量のHTMLファイルを新しいサーバーにコピーします。このサイトは構成が古く基本はHTMLファイルのみで動いています。コピーすれば移行完了と思いきや・・・・。

    そう言えば、SSIを使っていたのでした。共通のメニューやフッタが表示できません。Webブラウザでソースを見てみると、

    <!--#include virtual="/include/gnavi.html" -->

    がそのまま出力されて、読み込むべきファイルを展開していません。

    「apache ssi 有効」でGoogleさんに聞いて出てきたサイトによると、まず疑うのはSSIの設定している.htaccessを確認です。

    Options Includes

    でSSLを有効になっていることを確認します。

    これは既に設定されていました。

    もしかしたら、.htaccessが有効になっていないかも確認します。次に疑うのはhttpd.confでしょうか?

    AllowOverride All

    で有効になっていました。ファイルの改行コードがLFにしたりしました。念のためにHTTPDコンテナを再起動してみます。

    それでも動きません。

    .htaccessにrewriteの設定もしていましたので、リダイレクトができているかを確認します。

    リダイレクトできていません。もしかしたら・・・・。

    httpd -M

    をコンテナにアクセスして叩いてみると、mod_rewriteとmod_includeが出てきません。必要なモジュールを有効になっていないようです。そこでhttpd.conf、

    LoadModule include_module modules/mod_include.so
    LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so

    の2行のコメント(#)を外してモジュールを有効にします。そしてApacheを再起動します。

    無事にSSIが有効になって、メニューとフッタがインクルードファイルから展開して表示できました。単純にモジュールが有効になっていなかったの原因でした。

    以上、今回の教訓としては、

    Googleさんに聞いて出てきたサイトを、そのまま信じても解決しないよ。

    という話しでした。

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  • WindowsPCがRecoveryって青い画面が出て起動できなくなったけど、何となく何とかなった話し

    WindowsPCがRecoveryって青い画面が出て起動できなくなったけど、何となく何とかなった話し

    突然Windows10のPCが起動できなくなった。青い画面でRecoveryと表示される。久しぶりのブルースクリーンである。

    まずは起動できないときの定番の方法としてWindows10の回復ドライブで起動する。USBメモリで回復ドライブを作っておいてよかった。

    スタートアップ修復をやったが修復できなかった。次にシステムの復元をしても復元ポイントが見当たらないせいか何もできなかった。

    これは困ったと思って、次の手段を考える。そう言えば、起動できなくなった前はWindows Updateをやったんだっけと思い出す。と言うことは、起動できなくなった原因はアップデートなのである。焦るとまともな考えに至らない。焦ってはダメ。

    今度は更新プログラムのアンインストールをやってみる。しかし、何も変わった様子もない。ますます困った。

    ここで一旦再起動してみる。すると、何事もなかったように起動できた。これはとても不思議???

    先ほどの更新プログラムのアンインストールがうまくいったものと自分に言い聞かせる。PCなんて悩んではだめ。結果オーライ。

    で、トラブルの元となったWindows Updateを再度やってみる。今度はうまく再起動できた。これで何とかなった。

    四半世紀以上もPCを扱ってきたけど、予期せぬトラブルで焦ってやらかすのはいつものこと。

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