5丁目通信(仮称)

とある5丁目で活動する還暦を過ぎたWebプログラマーの覚え書きです。それとかかってくる迷惑電話や、家業のアパート経営について。

カローラクロスに乗り換えた感想をだらだらと書いていく話し


こちらの話しの続き

3ヶ月以上待って、ようやく納車になったカローラクロスです。ここでは、ダラダラとカローラクロスの印象を書いていきます。

最初に

巷のクルマ評論家の先生方がレビューと称して記事を書いていますが、彼らは自分のお金を払ってクルマを買って記事を書いているわけではなく、メーカーに忖度しながら記事を書いているので、あまりレビュー記事を信用しない方がよろしいです。まして買ってもないのにレビューしたクルマの前で記念撮影をしてしまうような評論家の先生は、もっと信用ならないものがあります。

そんな忖度のせいかもしれませんが、カローラクロスに関しては、どの先生方もあまり悪いことを書かれていません。クルマの評論家の先生方も悪いことを書いて、トヨタから仕事がなくなったら駄目ですものね。やはり、高い金を出した人間からのほうが、正直な評価を出せると言えます。クルマに限らずメーカーから製品を借りたようなレビュー記事は、話し半分で一切信用しないほうがよろしいようです。

自動車ジャーナリストを名乗る先生方は、やはりマニュアル車は楽しいとか、マツダのロータリーは最高とか、どうせこんなことを宣うのは常ですので、レビューするクルマは自分で金出して買ってからしろよな、と思ったりしたりします。そんなことを言っていると、世の中からは飛行機評論家なんて存在できなくなりますけどね。

第一印象はカローラのくせに大きい

さて、まず最初にまじまじとカローラクロスを見たのは、納車のときが初めてとなります。契約したときにはクルマ自体がありませんし(販売店の本社のくせして、納車したときにもディーラー店頭に展示車がありませんでした)近くのショッピンクモールにあるトヨタのディラーでも見ていますが、営業マンに声をかけられるのがイヤなので、そんなに細かくは見ていません、第一印象は、カローラのくせしてデカイ、ということです。カローラのくせして横幅が1.8m越えです。あの頃のファミリーカーのカローラはどこ行ったのだろう、ということでした。カローラもついに3ナンバーになったのが実感します。

自宅の車庫スペースに停めたとときは、これから慣れるまで車庫入れが大変だ、という印象がありました。今まで乗っていた、フィットシャトルに比べて,数センチほど横幅が広くなっています。この数センチほどの横幅が車庫入れに効いてきます。まあ、数台前にはランドクルーザーをのっていたので何とかなるでしょう。

狭い車庫に入れようとすると、衝突回避のアラームが鳴り続けます。狭い車庫だとカメラの天柱からの映像では役に立ちません。ドアミラーも横に大きく幅を取っていますので、車庫壁にピッタリというのもできなくなりました。しかもドアミラーもエンジンのON/OFFで自動的に展開/格納されるという機能が付いてしまっていますので、この機能をONにしたままエンジンをかけるとドアミラーが壁に当たるなんて考えると、おいそれと壁に寄せることもできません(今のところ車幅感覚が身についていないので、怖くて壁に寄せるなんてできないのですけど)。今のところ便利なドアミラーの自動格納機能はOFFにしています。この辺りの車庫入れの苦労は、クルマが大きくなっているので仕方ないのでしょうね。本当に慣れるまで大変だということなのでしょう。

走行性能は当たり前によろしい

走行性能なんぞは、排気量がフィットシャトルの1.5リットルから1.8リットルに大きくなったため、よくなっているのは当たり前です。ここではお金を払って買っていない評論家の先生方のように、ハンドリングとか、車体硬性とか、ボディーのバランスが・・・とか、小難しいことはよくわかりません。普通に安定して走ってエンジンが回ってよく走ることは確かです。でも、今までホンダのフィットシャトルは10年経ってもエンジンはよく回っていました。次にこのクルマを中古で乗る人には、いい買い物になるでしょう。カローラクロスは車高が高くなっているので周りを見渡せますので、とても運転が楽になっています。昔乗っていたランドクルーザーのようで運転していて楽しいクルマです。

燃費はとてもいい

フィットシャトルに比べるとカローラクロスの燃費はものすごくよくなっています。これまた、フィットシャトルから10年経っているので技術の進歩は当たり前なことです。ちなみに定期的に作業に行っている片道20Kmくらいの現場までの燃費を比べると、フィットシャトルでよくて14km/リットルだったのが、普通に走って22km /リットルと大幅によくなっています。ガソリンタンクの容量も増えていますし、ガソリンスタンドに行く機会がますます減りそうです。今まで乗っていたホンダのハイブリッドは、発進はもちろんのこと、なるべくガソリンエンジンで走らせようとしますが(何と満充電でもエンジンを回して充電をさせようとするアホなホンダ技術者たち)、トヨタはなるべくバッテリーで走らせようとしますので、ハイブリッド車の考え方の違いがありそうです。燃費の点からはトヨタのほうが軍配が上がりそうです。しかし、最近のホンダ車は違うかもしれませんが、フィットシャトルを買ったときに、このことをホンダの営業マンに言うと。ホンダのクルマは燃費よりもクルマを運転する楽しさを重視している、と言い訳していましたっけ。そんなことを言われると。ハイブリッド車を買う意味もなくなって、ガソリン車を買った方がよかったとあのときは後悔しました。

収納は少ない

カローラクロスの最大の欠点としては、収納が少ないということです。ドリンクフォルダーは前席には一人2つありますが、どういう訳かセンターコンソールとドアポケットの運転しているときには手が届きにくいところにあります。運転しながら飲み物を取るというのは、トヨタからしてみれば危険なのであえて使いにくい位置にしたかと勘ぐります。フィットシャトルはセンターコンソールとドアポケットに加えて、3つ目のドリンクフォルガーがインパネ窓側の使いやすいベストのところにありました(どれだけドリンクを置かせたいのか)。

追記

結局、ディーラーオプションのドリンクフォルダーを買ってしまいました。両面テープで止めているだけなので、重い水筒を乗せると落ちます。

フィットシャトルはグローブボックスも2つ、センターコンソールにちょっとした小物入れがありましたので、収納はホンダのフィットシャトルに軍配が上がりそうです。特に2つ目のグローブボックスは、ティッシュペーバーの箱を入れるには最適でした。カローラクロスのほうは、グローブボックスは大きめになっていますので収納力は変わらないとは思いますが、まとめて入れてゴチャゴチャになってしまうということになります。それとインパネ中央にも小物入れがあるのですが、こちらはスマートフォンの充電スペースとしておくだけ充電というオプションをつけましたので(おくだけ充電の使え無さについては後述)、スマートフォン以外はものを置きたくありません。ちょっとしたものを置くところがカローラクロスにはないのは不便です。

カローラクロスのセンターコンソールの小物入れは収納力は低く、こちらの中には昔でいうシガレットライターのソケットとUSBの端子が別々にあるという不思議な構成になっています。USBの端子はスマートフォンを充電するときにセンターコンソールを閉じて、周りからスマートフォンの存在を知られなくて済むという安全性をトヨタの設計者は考えているのでしょうか。シガレットライターのソケットがセンターコンソールのなかにあるせいで、スマートフォンスタンドは利用できません。それにしてもセンターコンソールの小物入れは小さすぎます。あまり使い勝手がよくありません。それとセンターコンソールの後ろにも後部座席の人用にUSBポートが2つありますので、どれだけUSBで充電させたいの?という疑問も残ります。収納に関しては、どちらも本当に使う方のことを考えて配置しているのか、実際にトヨタのデザイナーがクルマに乗って考えたのか、甚だ疑問になります。

おくだけ充電のオプションはいらないかも

スマートフォンの充電スペースとしておくだけ充電のオプションで付けましたが、これは失敗だったかもしれません。カーナビ機能がないディスプレイオーディオが付いているのですが、カーナビを使うときにはスマートフォンをUSBケーブルをつなげなければいません。USBケーブルをつなぐと充電ができてしまいます。つまり、おくだけ充電は必要なかったということになります。ディスプレイオーディオの使いにくさは、あとでどこかで書きましょう。

トランクは思ったより狭い

トランクにおいては、評論家の方々は十分に広いと書かれていますが、私の第一印象は真逆でした。狭くて全然キャンプ道具は入らなくてどうしようか、と思ったりします。しかもオプションでラゲージアクティブボックスを付けてしまったので、嵩上げでますますトランクが狭くなりました。

前のフィットシャトルはステーションワゴンに近い車格でしたので荷物がよく入りました。本当はステーションワゴンタイプのクルマがよかったのですが、あまりにもクルマ評論家の皆さんがステーションワゴンはオワコンって言ってくれているので、ステーションワゴンのタイプの次々とクルマが各メーカーからなくなっています。ステーションワゴンでがんばっているのはスバルくらいでしょうか。カローラクロスではなくてカローラツーリングのほうが自分には合っていたのではないかと思っていますが、何せカローラクロスの破格な見積りが出てしまってので即決してしまったという経緯がありますのでカローラクロスにしてしましまた。

評論家のいい加減で責任のないステーションワゴンが終わったということを、まともに聞くメーカーの考えはよくわかりません。ホンダもシャトルをなくして、ステーションワゴンが欲しいお客をどうするのでしょう。それと背の低いワゴンで好きだったオディッセイ(フィットシャトルの前に2代目オデッセイを乗っていましたけど)をなくしてホンダはバカじゃないかと思っていました。オディッセイが売れなくなったのは、ただの2ボックスカーにしたせいだと思います。その前のモデルチェンジでは眠そうなフロントマスクにして、ホンダのデザイナーのセンスのなさには呆れました。これも変にホンダのクルマを変えようとしたおかしな開発責任者の主張が通ってしまったばっかりに、肝心のクルマが売れなくなったのではないかと思っています。

システムキャリアの対応はまだできていない

システムキャリアはカーメイトのINNOをクルマ4代に渡り使っていますが、現在のところカローラクロスに対応したステーとフックが出ていません。トランクが狭いので今持っているINNOのルーフキャリアを付けようかと思いましたが、今のところ難しいようです。じきにカーメイトが対応してくれることを期待しています。カローラクロスが新しい車種なので、いろいろと対応していないとか対応しているか不明とがあって困ります。

アマゾンのガレージ機能で車種選択には、まだカローラクロスが出てきません。新しめのカローラツーリングやカローラスポーツで大丈夫かと思いましたが、微妙にカローラクロスと対応していない製品もありますので、こちらもアマゾンが対応してくれることを期待しながら待つことにします。

そういえば、当初のカローラクロスのルーフキャリアにトラブルがあったようだけど大丈夫かな? カローラクロスのルーフキャリアは飾りのようなモノなのでしょうか?

追記(2022年12月11日)

ようやくカーメイトのINNOのシステムキャリアを装着しました。手に入るまでとても時間がかかりました。

安全装備は楽チン

一つカローラクロスのよいところを上げておくと、安全装備がとても便利になったということです。ここ最近は安全装備に関してはとてもよくなっているので、10年前のクルマと比べるまでもありませんが、フィットシャトルはエアバックくらいで安全装備はほぼないに等しいものでした。

最近のカローラクロスは、自動運転まではいきませんけど、これでもかというくらいに安全装備が充実しています。先ほどの前後左右の障害物のアラームはもちろんのこと、サイドミラーに表示される後方からの車線のクルマ接近警告は、死角の回避にはとても有効であると感じます。特にオートクルーズは、10年過ぎてとても優秀になりました。フィットシャトルにもオートクルーズは一応は付いていましたが、こちらは車速を一定にするだけの単機能でした。カローラクロスは、前のクルマの車間に合わせて速度をコントロールしてくれて、なおかつ車線内の走行を支援してくれるとか、高速道路ではほぼハンドルを持っているだけで何もしなくて大丈夫になっています。これは長距離の運転はだいぶ楽になるのでしょう。楽すぎて眠くならないか心配になります。これでますます運転がヘタになるのでしょう。

これだけ楽ちんな運転支援機能が出てくると、高速道路ではあまり無理な運転をしなくなるのでしょう。あおり運転をするような連中は、反対に運転支援機能は邪魔でしょうね。クルマに装備されている運転支援機能で皆さん安全で余裕な高速道路の運転をされることを望みます。

カローラクロスは全般的によいクルマ

カローラクロスの今のところの評価としては、クルマとしての基本性能は当たり前によいから気にすることはありませんが、収納などの使い勝手は乗る人の使用目的に密接してくるから実際に乗ってからよく考えましょう、と言うことでしょうか。乗る人のほうも使用目的が多数あるとクルマなんて選びきれないから(キャンプに行きたい、気楽に街乗り、大荷物をショッピング、車中泊したい、高速クルージング、大人数で楽しみたいetc)、ある程度目的は絞り込んで諦めて考えた方がいいよいうことでしょうか。私の場合、どうせ子どもたちは大きくなったのでファミリーキャンプは諦めてソロキャンでカローラクロスを活用しようかと思っています。それと雑誌のライターの記事は、基本仕様や外観程度を見ておけばよいでしょう。信用するのはそのくらいで。数百万の安くはない買い物をするので、それなりに頭をひねってクルマを選択するようにしたほうがいいです。なかには数百万の買い物をしたと思われないディーラー販売員もいますけど。その点はトヨタのディラーの販売員はしっかりしています。

しかし、こんな金額でこの性能のクルマが手に入るなんて、クルマメーカーには敬意を表さずにはいられません。これまでの技術の蓄積とコストカットの生産能力には賞賛に値します。と言いながら、これが最後のガソリンエンジンを積んだクルマになるかもしれないと思ったりします。

続きはこちらから

おくだけ充電とディスプレイオーディオとスマートフォンをいちいちUSBケーブルでつながないといけないことを解決した話しは、以下の記事を参照してください。

6ヶ月点検に行った話しはこちらから。

追記(2022年11月18日)

自宅から成田空港まで行ったら、燃費がリッター28kmを超えました。一番走ったときのフィットシャトルの倍は走ります。

追記(2024年1月5日)

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