APCのUPSは実は生きていた。

APCのBK350Jという無停電電源装置を持っていますが、計画停電騒ぎでお亡くなりになっていたと思っていた。そろそろ夏の電気の不安定に備えて、バッテリーを交換するかUPS自体を買い換えてしまうか考えていました。

バッテリーは1年半前に交換したもの。APCの純正ではなくて、秋月電子からGS YUASAのバッテリーを購入した(だって純正バッテリは高いもの・・・)。純正ではないからバッテリーの持ちが悪いのではないかと、テスターで電圧を測ってみる。しかし、正常に12V以上ある(純正バッテリーよりもGS YUASAのほうが信頼高そう?)。何かおかしい。もしかしたらUPSの本体が、やはり逝かれてしまっているかと思って、負荷装置として扇風機をつなげてみる。動くではないか。負荷の大きいPCが動かないかもと思って、今度はPCをつないでみる。無事に起動する。UPSの電源をコンセントを抜いても、ちゃんとバッテリーに切り替わって動き続ける。実はAPCのBK350Jは生きていた。

あの震災直後のUPSにつないだPCが、起動できなかったのは何だったのか? PCをつなげて戻しておいた。これで元通り。でも、いつまで正常に動くかが問題。

余計な出費がなくなって、ちょっと得した気分。それに面倒なUPSのバッテリーの廃棄も考えることもないし。UPSのバッテリーを捨てるのは大変なのね。

震災で、特に停電で対応したこと。

今回の震災では、私は横浜でしたので直接の被害には会いませんでしたが、そのあとの計画停電の影響が大きかったです。

まず、震災から対応したとことは、起動しているPCを減らしたことでした。なるべく身軽になることでした。今まではVistaとWindows7の2台のPCを起動したままにして、プロジェクトごとに使い分けていました。今はWindows7のPCのみにまとめています。サーバーは今まで通り起動したままですが、再起動後の復帰も短くするように手順をまとめています。

プログラムを仕事として開発していますので、作ったソースプログラムが消えて無くなるのはとても困ります。今回からソースファイルの管理も変えました。今まではSubversionでローカルのサーバーにリポジトリを集中して置いていましたが、今はGitで開発しているPCでリポジトリを分散させています。git-svnでSubversionからGitへの移行は思ったよりも簡単です。停電になるとサーバーが使えなくなりますし、その後に復帰も時間がかかります。万が一サーバーが起動しようとしたときに起動できないことも考えられますので、Gitの分散管理は助かります。どこかのPCでGitのリポジトリが残っていれば、ある程度の復旧は可能で完全に消失というのもありません。バックアップリポジトリをGitosisで借りている外部のデータセンターに作りましたので、ローカルのサーバーが起動できなくてすべて消失というのも防げます。Gitosisは簡単にリポートのリポジトリをGitで管理できます。Gitは便利で安全ですが、習得に時間がかかります。最近はWindowsでTortoiseGitのような便利GUIのツールが出てきましたので、今までのようにコマンドラインでコマンドを叩くということも無いので(でも、いざというときにはGitのコマンドを叩く必要があるかも)Gitの敷居が低くなってきました。Gitは今回の震災からのお勧めソフトです。

社内のサーバーに頼らなくなったいえば、ドキュメント類はすべてDropboxに置いてからサーバーでドキュメントを共有することが無くなりました。メールは以前からGmailに移してしまっています。したがってローカルのサーバーがなくても、ドキュメントとメールは何とかなります。しかし、たまにGmailは重くなりますので、この辺りは対策が必要です。

完全にローカルのサーバー無くなるかというと、どうしても写真のファイルは大量にありますので、ローカルのサーバーをなくすことができません。写真のファイルは80Gバイトほどありますので、ファイルをクラウドサービスに置いておくと有料のサービスを契約することになります。費用の面で考えると別の場所の社内サーバーにバックアップを格納するようにしています。サーバーが故障してしてしまうと困るので、バックアップは別のサーバーに転送するようにしています。念のために事務所内の別のサーバーにもファイルをrsyncで同期していますので、都合3カ所にファイルが存在していることになります。

後のサーバーの対応としては、UPSでの電源確保の確認です。もちろんサーバーにはUPSを接続しています。停電となってサーバーを停止しなければいけないときに、モニタもUPSに接続しておくことを忘れないことが必要です。iSCSIのTeraStationISもつながっていることから、途中のハブもUPSで電源が供給している必要もあります。初めての計画停電のときに、必要な機器に電源が入っていなかったので、シャットダウンするときに慌てました。正しくTeraStationをシャットダウンできなかったようで、起動したときにディスクの同期にとても時間がかかりました。

今回PCにつないでいたUPSは故障してしていました。UPSをつないで立ち上げようとするとPCが起動できなくなりました。これはAPCのUPS特有のバッテリーの突然死のようです。以前からAPCの製品やサポート対応に問題があるので、もうAPCのUPSは導入する気はないでしょう。他社のUPSを探さなければいけません。

その他UPSの対策としては、停電になったらサーバーを自動機にシャットダウンするようにしています。APCUPSDをCentOSのサーバーにインストールして、一定時間停電したら自動シャットダウンするようにしてます。

気のせいですが、震災から東京電力の電源供給が安定していないようです。電圧低下のせいで、たまにUPSに一瞬切り替わります。2,3秒で復帰するのですが、あまり気持ちよいものではありません。瞬断を防ぐことから、今はUPSにつなげておく必要があります。

結局の所は、当たり前のことですが、サーバーは壊れても大丈夫のようにバックアップが重要ということになります。大きな震災を考えると一カ所の場所が被害にあっても他の場所で助かるように、ファイルを分散させるようにします。バックアップという作業は面倒なので、定期的に自動的にやってもらうしています。どのように運用されているかを後でわかるようにメモと手順書を残しておきましょう。いざとなったときに接続状況を忘れてしまいますので。

サーバーからの警告音はUPSからだった。

先日の警告音がなっている件、自分がいるときに鳴ったのでよく見るとUPSのバッテリー切れだった。TeraStationではなかった。TeraStationの交換ディスクは、すでに到着したので、いつでも交換できる状態。こんな機会がないと用意できないなので良しとするか・・・。

以前、交換したバッテリを引き取ってくれないのでいろいろ考えなければいけないと「APCのUPSはバッテリーだけではなく、本体も消耗品なのです。」で書いた。いまだに交換したバッテリーを処分できずに2つ持っている。安いバッテリーを探せばいいのだが、今回は普通にAPSの交換バッテリーをアマゾンに発注した。APSのロゴが入っているだけ高いですね。ちゃんとバッテリーの処分をしてもらおう。